【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、欧米を中心に経済活動の正常化が進む中、他の地域でも緩やかな景気の回復が見られました。一方、半導体不足による自動車の減産影響や中国の新型コロナウイルス感染拡大による都市封鎖に加え、ウクライナ情勢の長期化による原材料やエネルギー価格の高騰、インフレ鎮静化を主な目的とした米国の政策金利引き上げによる急激な為替変動など、経済環境は不透明な状況で推移しております。
このような経営環境のもと、当社グループは第9次中期経営計画に基づき、車載関連市場を始めとする戦略市場に向けて高付加価値な製品を拡販すると共に、価格是正による収益性の改善を図ってまいりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における連結業績につきましては、売上高は1,198億99百万円(前年同期比17.0%増)、営業利益は90億13百万円(前年同期比48.0%増)、経常利益は78億6百万円(前年同期比36.1%増)となりました。また、独占禁止法関連損失の計上などにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は20億53百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失136億72百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(コンデンサ)
車載・産業機器関連の需要が増加したことなどにより、売上高は1,148億35百万円(前年同期比16.5%増)、セグメント利益は83億21百万円(前年同期比45.7%増)となりました。
(その他)
アモルファスチョークコイル及びCMOSカメラモジュールの需要増加などにより、売上高は50億63百万円(前年同期比28.1%増)、セグメント利益は6億92百万円(前年同期比81.4%増)となりました。
(2)財政状態
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、1,644億79百万円となり前連結会計年度末に比べて83億39百万円増加いたしました。
流動資産は、1,003億51百万円となり39億17百万円増加いたしました。主な要因は、受取手形及び売掛金の増加26億94百万円などであります。固定資産は、641億28百万円となり44億21百万円増加いたしました。
負債は、1,133億89百万円となり19億64百万円増加いたしました。主な要因は、借入金の増加137億33百万円などであります。
純資産は、510億90百万円となり前連結会計年度末に比べて63億74百万円増加いたしました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上、為替換算調整勘定の増加などであります。なお、自己資本比率は前連結会計年度末の28.4%から30.8%となりました。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は32億48百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
