【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 業績の状況当第2四半期累計期間(2022年11月1日~2023年4月30日)における我が国の経済は、ウクライナ情勢の長期化とそれに伴った度重なる物価の上昇、原材料価格やエネルギー価格の高騰等、個人消費の回復には依然先行き不透明な状況が続いております。このような状況のもと、当社におきましては、多雪だった日本海側でのスタッドレスタイヤの需要増加と、反対に温暖な冬となった太平洋側での夏タイヤの販売好調に加え、タイヤのさらなる値上げ前需要により、当第2四半期会計期間も好調な業績で終えることができました。この結果、当第2四半期累計期間の売上高は26,587百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は4,052百万円(前年同期比11.5%増)、経常利益は4,179百万円(前年同期比10.5%増)、四半期純利益は2,897百万円(前年同期比12.2%増)となりました。品種別売上高の状況は、タイヤ・ホイールは23,118百万円(前年同期比7.6%増)、用品は1,666百万円(前年同期比4.8%増)、作業料は1,803百万円(前年同期比2.6%増)となりました。また、販路別売上高の状況は、店舗売上高は16,189百万円(前年同期比5.2%増)、本部売上高は10,398百万円(前年同期比10.2%増)となりました。
(2) 財政状態の分析①資産、負債及び純資産の状況当第2四半期会計期間末における資産は34,590百万円(前事業年度末比3,061百万円の増加)となりました。主な変動要因は、現金及び預金6,037百万円の増加、売掛金833百万円の減少、商品2,464百万円の減少、前払費用290百万円の増加などによるものであります。また、負債は9,567百万円(前事業年度末比567百万円の増加)となりました。主な変動要因は、買掛金252百万円の減少、未払法人税等277百万円の増加及びその他流動負債519百万円の増加などによるものであります。なお、純資産は25,022百万円(前事業年度末比2,494百万円の増加)となりました。主な変動要因は、利益剰余金2,409百万円の増加などによるものであります。
②キャッシュ・フローの状況当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」)という。)は6,847百万円(前事業年度末比6,037百万円増加)となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果獲得した資金は7,144百万円となりました。(前年同期は4,569百万円の獲得)これは主に、税引前四半期純利益4,181百万円、減価償却費546百万円、売上債権の減少額759百万円、棚卸資産の減少額2,464百万円、前払費用の増加額290百万円、仕入債務の減少額252百万円、未払消費税等の増加額672百万円及び法人税等の支払額1,031百万円などによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は602百万円となりました。(前年同期は517百万円の使用)これは主に、有形固定資産の取得による支出502百万円、無形固定資産の取得による支出47百万円及び建設協力金の支払による支出76百万円などによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は504百万円となりました。(前年同期は901百万円の使用)これは主に、リース債務の返済による支出16百万円及び配当金の支払額488百万円などによるものであります。
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