【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況当第1四半期累計期間(2022年11月1日~2023年1月31日)における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症が少しずつ落ち着きを見せ始め、政府の経済対策効果も伴い、景気の持ち直しが期待されましたが、ウクライナ情勢の長期化とそれに伴う原材料価格やエネルギー価格の高騰、物価の上昇等個人消費の回復までは、依然先行き不透明な状況が続いております。このような状況のもと、当社におきましては、前期のタイヤ値上げ前特需の反動減があったものの、多雪だった日本海側でのスタッドレスタイヤの需要増加と、反対に温暖な冬となった太平洋側での夏タイヤの販売により、当第1四半期会計期間を好調な業績で終えることができました。この結果、当第1四半期累計期間の売上高は15,235百万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は2,781百万円(前年同期比11.4%増)、経常利益は2,838百万円(前年同期比10.5%増)、四半期純利益は1,967百万円(前年同期比12.2%増)となりました。品種別売上高の状況は、タイヤ・ホイールは13,365百万円(前年同期比5.5%増)、用品は841百万円(前年同期比1.1%増)、作業料は1,029百万円(前年同期比1.2%増)となりました。また、販路別売上高の状況は、店舗売上高は9,415百万円(前年同期比3.3%増)、本部売上高は5,820百万円(前年同期比7.7%増)となっております。
(2) 財政状態の分析
① 資産の状況当第1四半期会計期間末における資産は31,992百万円(前事業年度末比463百万円の増加)となりました。主な変動要因は、現金及び預金5,971百万円の増加、売掛金1,709百万円の減少、商品2,966百万円の減少、前払費用112百万円の増加、未収入金756百万円の減少、有形固定資産217百万円の減少などによるものであります。
② 負債の状況当第1四半期会計期間末における負債は7,948百万円(前事業年度末比1,051百万円の減少)となりました。主な変動要因は、買掛金1,789百万円の減少、前受金90百万円の減少、未払法人税等162百万円の減少及びその他流動負債933百万円の増加などによるものであります。
③ 純資産の状況当第1四半期会計期間末における純資産は24,043百万円(前事業年度末比1,514百万円の増加)となりました。主な変動要因は、利益剰余金1,479百万円の増加などによるものであります。
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