【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2023年3月1日~2023年8月31日)における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類へ見直されたことに伴う経済活動の正常化が、個人消費やインバウンド消費の回復を支え、緩やかな回復基調で推移する一方、為替相場の変動や原油高、原材料高を受けて長引く、食料品・日用品・光熱費の値上げ影響による景気下押し圧力が懸念される等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社グループにおいては、新型コロナウイルス感染症の影響により毀損した自己資本の増強と安定した財務基盤による経営基盤の再構築を実現させるべく、4カ年(2023年2月期~2026年2月期)の事業再生に取り組んでおります。初年度となる前連結会計年度で、不採算店舗の整理、持越し在庫の削減に一定の目途がつき、今後のアスビーブランド統一による経営資源の集中で、収益改善を見込める体制を整えることが出来ました。
そのような状況の中、当第2四半期連結累計期間における売上高は、お客さまニーズや販売動向に基づいて再構築を行った品揃えの重点カテゴリーとなるスポーツシューズ(スニーカー)が、外出行動の増加による旅行・レジャー需要等の後押しを受けて好調な実績だったこと、また、記録的な猛暑で夏シーズン商品の販売が好調だったこと等により売上高336億65百万円(前年同期比2.0%増、既存店前年同期比7.8%増)の実績となりました。
売上総利益高は、第1四半期連結累計期間から引き続き、地域のお客さま情報、販売動向に基づいたスポーツ&キッズシューズ中心の品揃えへの再構築が進んだことに加え、持越し在庫への値下げ販売が減少したことにより、売上総利益率が前年同期から1.7ポイント改善(売上総利益率実績43.9%)、売上総利益高147億72百万円(前年同期比5.9%増)の実績となりました。販売費及び一般管理費は、営業継続店舗の賃料減額や間接部門のコスト削減に取り組み、前年同期から6億68百万円減少の152億63百万円(前年同期比4.2%減)の実績となりました。
また、当第2四半期連結累計期間末における当社グループの店舗数は、8店舗の出店と40店舗の退店を行い679店舗(当社単体では672店舗)となりました。なお、利益店舗への経営資源集中による事業効率、販売効率の最大化を目指すアスビーブランド統一は、当第2四半期連結累計期間に28店舗の改装を実施いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績については、営業損失4億90百万円(前年同期は営業損失19億88百万円)、経常損失6億15百万円(前年同期は経常損失20億88百万円)親会社株主に帰属する四半期純損失は8億円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失21億36百万円)となりました。
当社グループはセグメント情報を記載しておりませんが、商品別売上状況は次のとおりであります。
商品別売上状況
商品別
売上高(百万円)
構成比(%)
前年同期比(%)
婦人靴
6,117
18.2
103.2
紳士靴
3,584
10.7
99.7
スポーツ靴
13,209
39.2
105.1
子供靴
7,856
23.3
97.8
その他
2,897
8.6
100.4
合計
33,665
100.0
102.0
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は351億22百万円となりました。
これは主に現金及び預金の減少54億23百万円により、前連結会計年度末と比較して51億27百万円の減少となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は390億61百万円となりました。
これは主に短期借入金の減少18億50百万円、電子記録債務の減少14億84百万円及び長期借入金の減少3億20百万円により、前連結会計年度末と比較して43億40百万円の減少となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は△39億38百万円となりました。
これは主に利益剰余金の減少8億円により、前連結会計年度末と比較して7億86百万円の減少となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ54億23百万円減少し、6億92百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において主に仕入債務の減少14億13百万円、税金等調整前四半期純損失6億86百万円の計上、売上債権の増加6億34百万円により、使用した資金は34億41百万円(前年同期比24億2百万円の支出増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において主に有形及び無形固定資産の取得による支出40百万円及び敷金及び保証金の差入による支出65百万円である一方、敷金及び保証金の回収による収入5億81百万円により、得られた資金は2億97百万円(前年同期比2億70百万円の収入減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において主に短期借入金の純減少額18億50百万円及び長期借入金の返済による支出3億95百万円により、使用した資金は22億78百万円(前年同期比18億4百万円の支出減)となりました。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
該当事項はありません。
(8)生産、受注及び販売の実績
当社グループの事業について、生産実績、受注実績の該当事項はなく、当第2四半期連結累計期間における販売実績について、重要な変更はありません。
