【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社グループは、2023年5月期連結会計年度末より連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況①経営成績等の状況当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの5類移行に伴い、社会経済活動の正常化に向けた動きが一段と進みました。しかしながら、世界的な資源価格の高騰、物価上昇の長期化や欧米各国の金融引き締めなどによる影響が懸念されるなど、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。このような環境下において、当社グループは「社会の役に立つ立派な人間を一人でも多く輩出する」ことをミッションとして、PRを通じて魅力ある企業、団体等を世の中に伝え、社会全体の幸福度を高めていけるようなサービスを展開してまいりました。この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は849,644千円、営業利益は239,524千円、経常利益は256,879千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は178,058千円となりました。当社グループの報告セグメントは、従来「PR事業」のみの単一セグメントでありましたが、前連結会計年度末より、アズ・ワールドコムジャパン株式会社の全株式を取得し、新たに連結の範囲に含めたことに伴い、単一セグメントから「ダイレクトブランディングサービス」、「ストラテジックPRサービス」、「PRプラットフォームサービス」の3区分に変更しました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。①ダイレクトブランディングサービスダイレクトブランディングサービスにおきましては、顧客数が前年同期比で増加したこと等により、売上高は652,206千円、セグメント利益は233,930千円となりました。
②PRプラットフォームサービスPRプラットフォームサービスにおきましては、引き続き顧客数が増加したこと及びオプションサービスの拡充等により顧客単価が上昇したことにより、売上高101,676千円、セグメント利益は22,049千円となりました。
③ストラテジックPRサービスストラテジックPRサービスにおきましては、売上高95,762千円、セグメント損失は16,455千円となりました。
②財政状態の状況(資産)当第1四半期連結会計期間末における資産合計は5,005,096千円であります。前連結会計年度末と比較いたしますと、473,329千円減少しております。これは主に、配当金の支払い等により現金及び預金が668,165千円減少したこと等によるものであります。
(負債)当第1四半期連結会計期間末における負債合計は827,225千円であります。前連結会計年度末と比較いたしますと、487,277千円減少しております。これは主に、契約案件数の増加により前受金が68,601千円増加したものの、前連結会計年度末の未払法人税等を納付したことにより未払法人税等が203,891千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は4,177,871千円であります。前連結会計年度末と比較いたしますと、13,948千円増加しております。これは主に、利益剰余金が配当等により1,653千円減少したものの、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により178,058千円増加したことによるものであります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前連結会計年度末の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動該当事項はありません。
#C7370JP #Enjin #サービス業セクター