【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症における行動制限の緩和等により、経済活動正常化に向けた動きが見られ、需要が徐々に回復する一方、急激な為替相場の変動や世界的な資源・原材料価格の高騰などもあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。教育サービス業界におきましては、小学生の英語教科化や大学入試改革、文科省によるGIGAスクール構想など様々な教育制度改革が進められ、大きな変革の時期を迎えております。また、介護福祉サービス業界におきましては、今後も高齢者人口が増加する中、介護サービスの需要は益々高まることが見込まれる一方で、人材確保や新たな介護報酬制度への適切な対応が重要な課題となっております。このような経営環境のもと、当社グループでは、グループ全体の当期重点テーマとして「マーケティング」「イノベ―ション」「人材育成」の3つを設定し、さらには、グループ会社間の連携を深めることにも注力することで、グループ全体の企業価値向上を図っております。また、「人を創る、ともに創る」というビジョンを掲げ、学びの場、生活支援の場を通じて豊かな人生、笑顔あふれる社会の実現を目指し、教育サービス事業と介護福祉サービス事業を主要なビジネスセグメントとしてより良いサービスの提供に努めております。当第3四半期連結累計期間における売上高は12,501百万円(前年同四半期比100.2%)、営業利益は419百万円(前年同四半期比106.0%)、経常利益は285百万円(前年同四半期比97.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は152百万円(前年同四半期比95.1%)となっております。セグメント別の概況は以下のとおりです。なお、セグメントの連結売上高には、セグメント間売上高が含まれております。
<教育サービス事業>当社グループの学習塾部門では、常に「考えさせる発問」を行うことで「なぜ」を共有し、学び合う「市進の共演授業」(商標登録6581124)を実践し、この共演授業を通じて、合格に結びつく「真の学力」を醸成すること、また、ご家庭との連携・学習サポートを徹底し、授業と家庭学習との両輪指導によって「自ら学習する習慣」「自ら考え自ら取り組む姿勢」を一人一人の生徒に身に付けてもらうことを最重要テーマとして日々の学習指導に取り組んでおります。当連結会計年度の「市進学院」「個太郎塾」等においては、在籍生徒数は順調に推移いたしました。一方で、茨城県で拠点展開している株式会社茨進では、主に受験学年の在籍生徒数について、コロナ禍の影響からの回復が計画通り進まず、セグメント売上高は前年同四半期比マイナスとなりました。学習塾の新設拠点としましては、株式会社市進東京において、市進学院大井町教室を冬期講習から開校いたします。大井町教室は「中学受験合格突破館」という名称で中学受験に特化した少人数定員制の指導をおこなってまいります。経費面におきましては、物価高が進行する中、グループ全体で業務効率化、適正化を進め経費削減に取り組んでおります。以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメントの経営成績は売上高11,059百万円(前年同四半期比99.4%)、セグメント利益(営業利益)266百万円(前年同四半期比104.9%)となりました。
<介護福祉サービス事業>当第3四半期連結累計期間9月から紙ふうせん株式会社が当社グループに加わりました。同社は2008年の創業以来、東京都世田谷区にて居宅介護支援、訪問介護支援を主な事業として介護活動に取り組んでおります。当社グループの介護福祉サービス事業は、紙ふうせん株式会社の加入により合計6社となりました。既存の事業会社においては、コロナ禍による厳しい運営環境がつづいていますが、感染症対策を徹底した上で、各地域のニーズに対応したサービスを提供することにより、ご利用者様の人数は堅調に推移しております。今後も引き続き地域のみなさまから信頼をいただけるよう、きめ細やかな介護サービスを提供してまいります。以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメントの経営成績は売上高1,493百万円(前年同四半期比107.4%)、セグメント利益(営業利益)153百万円(前年同四半期比108.0%)と、売上高、セグメント利益ともに前年同四半期比プラスで推移いたしました。
(2) 財政状態の分析
(資産)当第3四半期連結会計期間末における総資産は12,762百万円(前連結会計年度比100.4%)となりました。主な要因は土地、投資有価証券など固定資産の増加によるものであります。
(負債)当第3四半期連結会計期間末における負債は10,686百万円(前連結会計年度比100.5%)となりました。主な要因は長期借入金の増加などによるものであります。
(純資産)当第3四半期連結会計期間末における純資産は2,075百万円(前連結会計年度比100.3%)となりました。主な要因は利益剰余金の増加などによるものであります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。
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