【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
第1四半期連結会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。なお、(1)業績の状況(2)財政状態の分析及び(3)キャッシュ・フローの状況の説明における前年同期及び前連結会計年度末との比較は、当該会計基準等を適用する前の前連結会計年度の連結業績を基礎に算定しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の「(会計方針の変更)」に記載しております。
(1)業績の状況
当社は1997年の創業以来、「私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」という企業理念の
もと、インターネット求人情報サイトの提供を通じ、顧客企業の人材採用とその活用を支援するとともに、求職者
一人ひとりが生き生きと働くことができる環境の構築に貢献すべく事業に取り組んでおります。
2020年2月期より、“Labor force solution company”というビジョンのもと、人材サービスとDXサービスの提供を通して、労働市場における諸課題を解決し、誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指しています。
当第3四半期連結累計期間におきましては、売上高は、人材サービス事業が市場の回復ペースを上回って順調に拡大したこと、DX事業が前年同期比で高成長したことにより、367億18百万円(前年同期比30.8%増)となりました。また、費用につきましては、第1四半期より継続して、さらなる営業力強化を目的とした2022年新卒社員の採用などの人材投資、積極的な広告宣伝投資などを行いました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の営業利益は94億91百万円(前年同期比146.1%増)、経常利益は92億81百万円(前年同期比153.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は62億53百万円(前年同期比134.4%増)となりました。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
① 人材サービス事業
人材サービス事業は、アルバイト・パートの求人情報サイト「バイトル」、正社員・契約社員の求人情報サイト「バイトルNEXT」、総合求人情報サイト「はたらこねっと」、専門職の総合求人サイト「バイトルPRO」などの事業を運営しております。これらの事業においては、当社の強みである営業力、サービス開発力、プロモーション力を生かし、ユーザー及び顧客基盤を拡大することを目指しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、アルバイト・パート・派遣求人メディア市場がコロナ禍前の水準まで回復していない中、人材サービス事業の売上高は、コロナ禍前の水準を超えて伸長しました。
その結果、当セグメントの売上高は332億28百万円(前年同期比26.9%増)、セグメント利益は118億73百万円(前年同期比70.9%増)となりました。
特に「バイトルPRO」は、売上高31億29百万円(前年同期比113.7%増)と順調に成長しております。引き続き営業活動及びプロモーションに注力し、専門職領域における売上拡大に取り組んでまいります。
② DX事業
DX事業は、2019年9月から、中堅・中小企業に特化した商品設計により導入が容易で、リーズナブルな価格かつ充実したカスタマーサポートを備えたSaaS型のDX商品「コボット」シリーズの提供を通じ、中堅・中小企業のDX化を支援しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、営業推進体制の強化が奏功し、応募者との面接スケジュールの自動調整等を行う「面接コボット」や派遣会社の営業先リスト自動作成等の営業支援を行う「HRコボット」のほか、職場紹介動画をはじめとするバイトルの独自機能を活かして企業の採用ページを作成する「採用ページコボット」を中心としたストック商品の売上が伸長いたしました。
その結果、売上高は34億89百万円(前年同期比86.1%増)、セグメント利益は15億86百万円(前年同期比311.0%増)となりました。
引き続き、商品品質の向上やDX商品のセット販売により営業効率の向上を図るとともに、カスタマーサポートの強化による解約率の抑制でアップセル戦略を推進してまいります。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末と比較して48億99百万円増加し、473億53百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加23億72百万円、受取手形及び売掛金の増加10億35百万円、無形固定資産の増加5億74百万円、投資有価証券の増加10億37百万円によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較して13億36百万円増加し、108億1百万円となりました。主な要因は、その他流動負債の増加13億50百万円によるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比較して35億63百万円増加し、365億52百万円となりました。主な要因は、資本剰余金の増加4億84百万円、利益剰余金の増加24億16百万円、その他有価証券評価差額金の増加5億6百万円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、189億42百万円となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は91億14百万円(前年同期比9億45百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益91億43百万円、減価償却費20億55百万円、株式報酬費用6億76百万円、その他の負債の増加額12億71百万円等が売上債権の増加額9億23百万円、法人税等の支払額30億56百万円等を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は30億59百万円(前年同期比2億53百万円の増加)となりました。これは主に無形固定資産の取得による支出26億14百万円、投資有価証券の取得による支出4億62百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は36億81百万円(前年同期比10億94百万円の増加)となりました。これは主に配当金の支払額38億87百万円によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、重要な点において変更を行っておりません。なお、新型コロナウイルス感染症の今後の推移や収束時期等を含む仮定に関する情報は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の「(追加情報)」をご参照ください。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の発生はございません。
(7)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、新卒採用を行ったことなどの要因により、当社グループの従業員数は前連結会計年度末1,969名から285名増加し2,254名となりました。セグメント別の従業員数は次のとおりであります。
① 連結会社の状況
セグメントの名称
従業員数(人)
人材サービス事業
1,506
DX事業
201
全社(共通)
547
合計
2,254
(注)全社(共通)は、管理部門等に所属している従業員であります。
② 提出会社の状況
セグメントの名称
従業員数(人)
人材サービス事業
1,506
DX事業
201
全社(共通)
547
合計
2,254
(注)全社(共通)は、管理部門等に所属している従業員であります。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間における販売の実績の詳細は(1)業績の状況をご覧ください。
なお、当社の主たる業務は、インターネットを利用した求人情報掲載、看護師の人材紹介及びDXサービスの提供であり、これらの提供するサービスには生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。また、受注実績についても生産実績と同様の理由により、記載はしておりません。
(9)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
(設備の新設)
事業所名
(所在地)
設備の内容
セグメントの名称
取得価額(千円)
ソフトウエア
データセンター
(東京都江東区)
サイトリニューアル等
人材サービス事業
840,623
DX事業
246,818
全社(共通)
258,800
計
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1,346,242
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