【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間(2022年3月1日~2022年11月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和されたことで経済活動の正常化が進み、景気は徐々に回復が見られました。一方、依然として資源・エネルギー価格の高騰や円安の進行は企業活動に影響を及ぼしております。
流通業界におきましても、外出機会が増え人流は回復基調にあるものの、相次ぐ値上げの影響による節約志向の高まりが懸念され、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のなか、当社グループは、経営環境の変化に対しグループの強みを最大限発揮することで、お客様の期待を越える商品・サービスを提供し、更なる成長を目指してまいります。そして、信頼性の高い企業グループの構築に向けサステナブル経営を実践し、内部統制機能の強化、株主への利益還元、利益成長に繋がる中長期的投資等を実行することによって企業価値の向上に取り組んでおります。
その結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高284億2百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益10億44百万円(前年同期比40.1%増)、経常利益13億28百万円(前年同期比13.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益7億39百万円(前年同期比23.2%増)となりました。また、重要な経営指標として定めているのれん償却前営業利益14億16百万円(前年同期比26.7%増)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(ジュエリー事業)
ジュエリー事業を展開するエフ・ディ・シィ・プロダクツグループは、女性客拡大に向けた各種施策が奏功し、ピアス・ブレスレットをはじめとしたファッションジュエリーが堅調に推移しました。また、サイトをフルリニューアルしたEC事業の売上高も順調に拡大いたしました。
その結果、売上高は124億75百万円(前年同期比2.4%増)、営業利益は5億37百万円(前年同期比223.3%増)となりました。
なお、ジュエリー事業においては「選択と集中」による構造改革を断行します。ブライダル専門店において、店舗集約と都市型店舗の旗艦店化に向けた大型改装を計画いたします。
(アパレル事業)
デイリーファッション「パレット」を展開する㈱アージュは、関東初進出となる4店舗を含む10店舗の新規出店により、売上高は拡大しました。
アスティグループは、一部で円安や原材料価格高騰の影響を受けたものの、需要回復と生産背景を活かした主力得意先との取り組み強化が奏功し、売上高は拡大いたしました。
その結果、売上高は159億27百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益は8億16百万円(前年同期比6.4%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における財政状態につきましては、資産は主に、受取手形及び売掛金が10億49百万円増加したものの、投資有価証券が39億18百万円減少したこと等により、前連結会計年度末と比較して23億39百万円減少し、545億44百万円となりました。負債は主に、短期借入金が24億円増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して25億42百万円増加し、165億8百万円となりました。純資産は主に、その他有価証券評価差額金が38億28百万円減少したこと等により、前連結会計年度末と比較して48億81百万円減少し、380億36百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
