【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
また、まちづくりのソリューション企業として、地理空間情報業務、環境業務、まちづくり業務、設計業務及び事業ソリューション業務を総合的に営む単一事業の企業集団であるため、セグメント情報は記載しておりません。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間(2022年6月~2022年11月)における当社グループの経営成績につきましては、受注高は9,843百万円(前年同期は10,017百万円)となりました。
売上高につきましては6,161百万円(前年同期は6,245百万円)となり、営業利益は428百万円(前年同期は268百万円)、経常利益は473百万円(前年同期は301百万円)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては291百万円(前年同期は154百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は15,016百万円であり前連結会計年度末に比較して590百万円の増加となりました。その主な要因は流動資産の506百万円の増加であり、そのうち、現金及び預金538百万円の減少、受取手形、売掛金及び契約資産1,442百万円の増加等であります。
負債合計は4,703百万円であり前連結会計年度末に比較して506百万円の増加となりました。その主な要因は流動負債489百万円の増加であり、短期借入金1,600百万円の増加、賞与引当金410百万円の減少等であります。
純資産合計は10,313百万円であり前連結会計年度末に比較して83百万円の増加となりました。その主な要因は剰余金の配当241百万円と親会社株主に帰属する四半期純利益291百万円の計上等であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは1,863百万円の支出(前年同期は2,765百万円の支出)であり、税金等調整前四半期純利益438百万円、賞与引当金の減少による支出410百万円、売上債権の増加に伴う支出1,442百万円、未払消費税等の増加に伴う収入285百万円等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは17百万円の収入(前年同期は62百万円の支出)であり、有形固定資産の取得による支出24百万円、有価証券の売却による収入55百万円等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは1,308百万円の収入(前年同期は888百万円の収入)であり、短期借入金の純増額1,600百万円、自己株式の取得による支出50百万円、配当金の支払いによる支出241百万円等によるものであります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比較して538百万円減少し、1,417百万円となりました。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更又は新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は80百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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