【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績の状況当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による制限が緩和され、社会経済活動正常化に向けた動きが見られました。しかしながら、依然として感染症の流行は収まる兆しが見えず、また継続して不安定なウクライナ情勢や円安基調の経済情勢を背景に、原材料価格及びエネルギー価格は上昇を続けており、先行きは不透明な状態が続いております。ホームセンター業界におきましても、業態を越えた顧客獲得競争がますます激化する中、消費者の節約志向、人件費や物流コストの増加リスク等、依然として厳しい経営環境にあります。このような状況のもと、当社は<「全員参加」~皆で現状のやり方、考え方、ルールを改め地域密着型の店舗・会社をつくる~>を当事業年度のテーマに掲げ、お客様の期待を上回る商品とサービスの提供を行うべく、品揃えやサービス内容の見直しを進めてまいりました。またコロナ禍でのお客様の需要に応えるべく、従業員のマスク着用や定期的な消毒の実施など、安全対策を最優先としながら営業活動を継続してまいりました。以上の結果、当第3四半期累計期間の営業収益は229億9千2百万円となりました。営業利益は8億4千9百万円、経常利益は8億9千8百万円、四半期純利益は5億7千万円となりました。コロナ禍の「巣ごもり需要」の反動や資源高を背景とした店舗運営コストの上昇等があり、厳しい状況ではありましたが、売上総利益率の改善や、経費削減に努めた結果、想定を上回る水準で推移いたしました。なお、第1四半期会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」等を適用しており、前年同期との比較はしておりませんが、当期の実績値と前期の実績値を単純比較した場合の増減率は、営業収益は前年同期比1.4%減、営業利益は前年同期比18.8%増、経常利益は前年同期比15.8%増、四半期純利益は前年同期比44.1%増となります。
なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。[ホームセンター事業]ホームセンター事業につきましては、新型コロナウイルス感染拡大に関連した「巣ごもり需要」が落ち着きを見せ、客数は減少傾向で推移しましたが、リフォーム・エクステリア部門、建築資材部門等が好調に推移し、また商品単価の上昇もあって、売上高は概ね前年同期と同水準での推移となりました。セグメント利益につきましては、水道光熱費等の店舗運営コストが上昇する中、売上総利益率の改善や各種経費の削減に努めた結果、前年同期を上回る結果となりました。この結果、売上高は225億2千3百万円、セグメント利益は6億5千2百万円となりました。なお、「収益認識に関する会計基準」等適用前の前年同期と単純比較した場合の増減率は、売上高は前年同期比1.4%減、セグメント利益は前年同期比26.0%増となります。
[不動産賃貸事業]不動産賃貸事業につきましては、大きなテナント誘致や撤退はなく、概ね前年同期と同様の推移となりました。営業収入は4億6千8百万円、セグメント利益は1億9千6百万円となりました。なお、前年同期と比較した増減率は、営業収入は前年同期比0.2%減、セグメント利益は前年同期比0.1%減となります。
(2) 財政状態の状況(資産)流動資産は、前事業年度末と比べ9億3千1百万円増加し、93億9千5百万円となりました。これは、棚卸資産が8億2千万円、売掛金が1億2千8百万円それぞれ増加したこと等によります。固定資産は、前事業年度末と比べ2億2千4百万円減少し、97億4千8百万円となりました。これは、差入保証金が1億5千3百万円減少したこと等によります。この結果、資産合計は、前事業年度末と比べて7億7百万円増加し、191億4千3百万円となりました。(負債)流動負債は、前事業年度末と比べ2億7千7百万円増加し、76億5千1百万円となりました。これは、主に買掛金が3億9千5百万円増加したこと等によります。固定負債は、前事業年度末と比べ大きな増減はなく、7億6千4百万円となりました。この結果、負債合計は、前事業年度と比べ2億7千7百万円増加し、84億1千6百万円となりました。(純資産)純資産合計は、前事業年度末と比べ4億2千9百万円増加し、107億2千7百万円となりました。これは、利益剰余金が4億3千9百万円増加したこと等によります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財政上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。
(5) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の当社が会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
