【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動規制が段階的に緩和される中、旅行、外食などのサービス消費の増加により個人消費は回復基調となり、また、インバウンド需要がコロナ前に迫る回復を見せたことなどから景気動向指数は緩やかに持ち直しております。一方で、エネルギー価格の上昇やインフレーションの進行による円安の動きが拡大し、物価上昇の波は収まらず、家計を圧迫し、消費者心理を冷やしております。
このような事業環境の中、当社におきましては、建築原価の高騰等を見込んでいたこともあり、主力事業である新築分譲マンション、分譲住宅共に概ね計画通りに推移いたしました。また、販売費及び一般管理費において、分譲マンションの販売開始予定時期の変更による、広告費や販売促進費が下振れし、営業利益が大きく上振れるかたちとなりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高15,609百万円(前年同期比24.2%増)、営業利益333百万円(前年同期は300百万円の損失)、経常利益208百万円(前年同期は382百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は138百万円(前年同期は245百万円の損失)となりました。
通期における見通しとしましては、分譲マンションの販売は好調に推移しており、未完成のマンションを含む7棟の物件において受注ベースで完売となり、概ね予定通りに推移する予定でありますが、分譲住宅事業や不動産流通事業による原価の高騰による利益の低下、在庫圧縮を図るための値引等の活用を見込んでいること、また、新築住宅での販売価格高騰により、中古住宅の需要も増加しておりますが、物価高騰などによるマインドの低下から、検討期間の長期化や先送りも増加しており、楽観視できない状況であります。物価高騰の施策として、企業による従業員へのベースアップなども行われておりますが、その施策も限定的であり大幅な改善は見込まれておらず、この傾向は今後も継続すると見込んでおります。そのため、当第2四半期連結累計期間において予想数値を上回る形となっておりますが、通期累計期間における見通しについて変動はございません。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(マンション事業)
マンション事業におきましては、「サンパーク白木原レジデンス(福岡県大野城市、総戸数42戸)」、「サンパーク中津駅南レジデンス(大分県中津市、総戸数33戸)」、「サンパーク学園大通り(熊本県熊本市、総戸数30戸)」の3棟が竣工し、「サンパーク学園大通り」は全戸引渡しが完了、「サンパーク白木原」においても契約ベースで完売しております。また、期初時点で完成済み物件の「サンパーク唐津駅南レジデンス(佐賀県唐津市、総戸数42戸)」、「サンパーク姶良グラッセ(鹿児島県姶良市、総戸数39戸)」、「サンパーク玉名中央レジデンス(熊本県玉名市、総戸数38戸)」、当期完成予定の、「サンパーク紅梅グラッセ(福岡県北九州市、総戸数33戸)」、「サンパーク南福岡レジデンス(福岡県福岡市、総戸数32戸)」においても受注ベースで完売と、好調に推移しております。新規の分譲開始物件におきましては、駅前再開発事業であり、「医療、商業、住宅」の複合開発である、「サンパーク陣原駅前EXIA(福岡県北九州市、総戸数48戸)」、「サンパーク別府駅前レジデンス(大分県別府市、総戸数56戸)」など、利便性を重視される「駅近」の立地に分譲を4棟開始しており、好調に販売が進んでおります。
マンション事業における通期の売上計上においては、第3、4四半期に建物の完成が偏っていることから、累計期間における推移は低い状況にございますが、受注が積みあがっていることから、累計引渡しの見通しに変動はございません。
その結果、引渡戸数151戸、売上高は5,867百万円(前年同期比28.5%増)、セグメント利益は457百万円(前年同期は218百万円の損失)となりました。
なお、マンション事業におきましては、当第2四半期連結累計期間において、福岡県福岡市における土地分譲売上高を計上しております。
(住宅事業)
住宅事業におきましては、前連結会計年度にエリア展開を開始した、熊本県での分譲住宅の販売を開始いたしました。熊本県内では、菊池郡菊陽町でのTSMCを始めとする半導体関連の企業が次々と進出を決めており、外部からの人口流入を見込んだ住宅の建築、販売も活発に進んでおります。現段階の住宅事業の展開エリアとしては、北九州都市圏、福岡・久留米都市圏をメインとしておりますが、今後熊本における土地の仕入れ活動等を強化していきたいと考えております。また、当第2四半期連結累計期間には、株式会社クラフトアール様とのコラボレーションした新しいサンコートシリーズにおいては、外壁等のこだわりを企画された商品であり、好調に販売が進捗しております。
結果、引渡数は、分譲住宅事業が250戸、不動産流通事業が78戸、土地分譲事業が72区画、戸建賃貸事業が10戸となり、売上高は9,706百万円(前年同期比21.8%増)、セグメント利益は397百万円(前年同期比6.5%増)となりました。
(その他事業)
その他事業におきましては、水道供給事業と不動産賃貸事業を行った結果、売上高は35百万円(前年同期比12.5%増)、セグメント利益は12百万円(前年同期比5.6%増)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は36,952百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,422百万円減少いたしました。これは、前連結会計年度末に比べ、現金及び預金が4,801百万円減少し6,041百万円に、仕掛販売用不動産が3,185百万円増加し21,034百万円に、販売用不動産が135百万円増加し7,360百万円になったことなどによるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は29,402百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,500百万円減少いたしました。これは、前連結会計年度末に比べ、支払手形及び買掛金が3,260百万円減少し1,563百万円に、流動負債その他が391百万円減少し1,446百万円に、1年内返済予定の長期借入金が1,282百万円増加し5,544百万円に、長期借入金が1,069百万円増加し9,657百万円になったことなどによるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は7,550百万円となり、前連結会計年度末に比べ77百万円増加いたしました。これは、前連結会計年度末に比べ、ストックオプションの行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ1百万円増加したこと、親会社株主に帰属する四半期純利益で138百万円増加及び配当により65百万円減少し、利益剰余金が総額で72百万円増加したことなどによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4,798百万円減少し、5,570百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、営業活動による資金の減少は、6,782百万円(前年同期は5,932百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益で208百万円、棚卸資産の増減額で3,289百万円及び仕入債務の増減額で3,260百万円の減少となったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、投資活動による資金の減少は、208百万円(前年同期は244百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出173百万円及び定期預金の預入による支出52百万円、定期預金の払戻による収入54百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、財務活動による資金の増加は、2,192百万円(前年同期は4,344百万円の増加)となりました。これは主に短期借入れによる収入9,430百万円及び長期借入れによる収入6,595百万円ならびに短期借入金の返済による支出9,527百万円及び長期借入金の返済による支出4,243百万円によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
