【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が和らぐもとで経済社会活動の回復に向けた動きが見られるものの、感染再拡大の懸念や、急激な円安の進行、ロシア・ウクライナ情勢に起因する世界的な資源・原材料価格の高騰など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社の主要販売先である外食市場におきましては、行動制限や営業制限が解除されたことにより回復傾向にあります。一方で、世界的な経済環境の変化に伴い、労働力不足の深刻化や、資源・原材料価格の高騰による仕入価格や物流費等の上昇、物価上昇による節約志向の高まりなどから、厳しい経営環境が継続しております。
このような環境のもと、当社は、創業時より一貫し、外食企業を中心とした顧客に対し、利益追求のための食材ロス削減を実現する「飲食店経営管理システム(R)」拡張機能「自動発注システム」、人件費の最適化や生産性を高めるための勤怠集計管理システム「Timely」を主力に「食材費」・「人件費」の二大原価の透明化を掲げたシステムをASP/パッケージシステムで提供するとともに、業界に特化したPOSシステム、オーダーリングシステム、周辺サービス等を通してトータルソリューションシステムを提供しております。
当第1四半期累計期間は、当社主要顧客が例年通り年末年始繁忙期によるシステム納入控え期間ではありましたが、半導体不足で入荷遅延していた「FOODα4000」の当社入荷が11月から始まり、この2年間の店舗システム機器の入れ替え保留を考慮いただき繁忙期の時期にありながらもシステム機器と併せて、基幹システムである「飲食店経営管理システム」「自動発注システム」「勤怠集計システム Timely」の納品をさせていただけたことにより、売上高389,728千円(前年同四半期比9.7%増)、営業利益19,979千円(前年同四半期は営業損失50,985千円)、経常利益11,952千円(前年同四半期は経常損失59,984千円)、四半期純利益119,469千円(前年同四半期は四半期純損失62,032千円)と増収増益となりました。
セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。
(ASPサービス事業)
当社は、顧客である外食企業に対し、ASPサービス事業を核としてASP/パッケージシステム事業、システム機器事業、周辺サービス事業を一体として提供しております。当事業におきましては、食材の自動発注システムによる効率化や各システムサービスによる自動化の要望から、売上高は378,409千円(前年同四半期比10.2%増)となり、セグメント利益は38,425千円(前年同四半期はセグメント損失42,992千円)となりました。
① ASP/パッケージシステム事業
当事業におきましては、月額サービスの新規計上及び既存顧客へのサービス拡大と、「飲食店経営管理システム(R)」「自動発注システム」等の販売を行った結果、により、売上高は256,969千円(前年同四半期比34.8%増)となりました。
なお、月額サービス料は、コロナ禍の影響による月額の値引きを受けたこと3ケ月累計で178,097千円(前年同四半期比3.5%減)となりました。
② システム機器事業
当事業におきましては、従来からのPOSシステム、オーダーエントリーシステム及びテーブルオーダリングシステムについて、当初から予定していた納品がほぼ順調に推移した結果、売上高は109,731千円(前年同四半期比22.1%減)となりました。
③ 周辺サービス事業
当事業におきましては、提携先製品の販売、機器修理などのインテグレーション、サプライ製品などの販売を行った結果、売上高は11,709千円(前年同四半期比1.2%減)となりました。
(ホテル関連事業)
当社は、ASP/パッケージシステム事業、システム機器事業、周辺サービス事業のトータルシステムを実施運用するためにナチュラルグリーンパークホテルの管理運営及びレストラン・カフェの運営を行っております。ナチュラルグリーンパークホテルにおいて、自社製品/サービスの実証実験店を兼ね、管理運営しており、自社製品のすべてを同ホテル内に導入稼働し、運営を実践しております。当事業におきましては、コロナ禍の影響から、売上高は11,318千円(前年同四半期比5.5%減)となり、セグメント損失は18,445千円(前年同四半期はセグメント損失7,993千円)となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期会計期間末における資産合計は、1,597,185千円となり、前事業年度末に比べ170,239千円増加いたしました。これは主に売掛金56,908千円、現金及び預金108,443千円などの増加によるものであります。
負債合計は1,820,730千円となり、前事業年度末に比べ26,812千円減少いたしました。これは主に買掛金19,685千円の増加および、短期借入金24,982千円、長期借入金37,427千円減少などによるものであります。
純資産は△223,545千円となり、前事業年度末に比べ197,051千円増加いたしました。これは主に固定資産売却益131,690千円の計上、および資本金39,258千円、資本準備金39,258千円の増加によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
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