【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間(2022年10月1日から2023年3月31日まで)における世界経済は、ウクライナ等地政学リスクの高まりやそれに伴う化石燃料を始めとする諸物価の高騰に加え、欧米におけるインフレ抑止策の影響等で、景気の下振れリスクが残る状況が続いております。
高級二輪乗車用ヘルメット市場、特に先進国市場は、コロナ禍において、二輪乗用車が三密を避ける移動手段・レジャーとして人気が高まりました。ポストコロナかつ上述の世界経済の現状下、先進国市場を中心にかつての勢いが衰えてきており、今後どう推移するか注意深く見守っている状況ですが、現時点では需要が決定的に減退している事実は報告されておりません。かかる状況下、当社は期初に策定した計画通りに生産・販売を実行すると共に当社が推し進めているお客様のニーズに沿った新モデルの開発・製造及びお客様の安全をサポートする販売・サービス体制を引き続き成功裏に持続させました。
当第2四半期連結累計期間における日本及び海外を合わせた販売数量は前年度比1.6%増となりました。欧州市場の販売数量は、需要の落ち着きを反映して前年度比0.7%減とほぼ横ばいで推移しました。北米市場の販売数量は、過去1年において代理店が販売好調ななかで在庫の拡充を図った反動により、前年度比47.5%減となりました。日本市場の販売数量は、前年度比2.4%減ですが高水準を維持しています。アジア市場の販売数量は、中国において好調な需要が続くなか、前々期の代理店による発注出遅れの影響も一巡し、販売が前年度比101.8%増と大幅に増加したことから、前年度比74.9%増となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、中国を中心とするアジア市場の好調と円安効果が牽引し、売上高は15,216,229千円と前年度比1,776,725千円(13.2%)の増収となりました。資材費等のコストアップはありましたが、2022年10月に行った一斉値上げと新たに投入した新モデル(X-15シリーズ)発売に伴う単価アップ、加えて、販売費及び一般管理費が想定より費消されなかったことから、営業利益は4,923,797千円と前年度比978,923千円(24.8%)の増益となりました。経常利益は4,893,899千円と前年度比875,511千円(21.8%)の増益、税金等調整前四半期純利益は4,894,034千円と前年度比875,594千円(21.8%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,456,916千円と前年度比742,428千円(27.4%)の増益となりました。
②財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ266,990千円増加し、29,695,620千円となりました。主な要因は、棚卸資産が1,822,296千円増加したこと、現金及び預金が1,131,863千円減少したことであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ187,412千円減少し、6,345,829千円となりました。主な要因は、為替予約が85,784千円、未払費用が58,192千円、退職給付に係る負債が55,353千円減少したことであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ454,403千円増加し、23,349,791千円となりました。主な要因は、利益剰余金が451,856千円増加したことであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
(当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」と表示します。)は、前期末比1,159,931千円減少し、12,727,286千円(前期末比8.4%減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は2,858,557千円(前年同期比19.1%増)となりました。
主な要因は、税金等調整前四半期純利益による資金の増加4,894,034千円、減価償却費による資金の増加530,917千円、売上債権の減少による資金の増加875,330千円、棚卸資産の増加による資金の減少1,841,472千円、法人税等の支払による資金の減少1,624,926千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は860,976千円(同15.6%減)となりました。
主な要因は、生産設備の維持・増強のための有形固定資産の取得による支出827,527千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は3,036,710千円(同37.1%増)となりました。
主な要因は、配当金の支払額3,002,749千円であります。
(3) 重要な会計上の見積り
当第2四半期連結累計期間において、当該会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載については重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等については重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題については重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、95,627千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
#C7839JP #SHOEI #その他製品セクター
