【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2022年10月1日から2023年3月31日)におけるわが国経済は、行動制限の緩和により景気に持ち直しの動きが見られたものの、世界経済の減速による需要の落ち込みに加え、資源価格の高騰や円安も継続しており、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
建設業界においては、公共工事の発注遅れ等もあるなか、物流倉庫や工場の新設工事を中心に民間建築需要が堅調な他、交通インフラの補修工事が各地で行われました。
このような状況下、当社グループ(当社及び連結子会社)は、中期経営計画 “Vision 2023” の最終年度に向けて、首都圏のプロジェクトや、大阪・関西万博を見据え、グループ一体となった受注活動に取り組んでいます。
その結果、連結売上高は94,537百万円(前年同四半期比109.2%)、営業利益9,417百万円(同107.8%)、経常利益9,163百万円(同105.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益5,945百万円(同104.9%)となりました。また、EBITDAは27,995百万円(同107.3%)となりました。
また、当社はグループ経営の効率化のため、2023年4月1日付で持株会社体制へ移行し、商号を「ニシオホールディングス株式会社」に変更しました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
イ.レンタル関連事業
道路・土木関連分野では、発注遅れ等もありましたが、交通インフラの補修工事において安全対策商品・通信関連商品の需要が継続した他、大阪・関西万博の関連工事では売上が徐々に出始めるなか、今後の本格化に向け、営業活動に注力しました。
建築・設備関連分野では、高速道路や橋梁のメンテナンス工事で高所作業車を中心に受注した他、AI技術を活用した配筋検査端末を導入し、建設現場のDX化を促進しました。また、物流倉庫や半導体部品工場の新設工事、プラント新設・定修工事が順調に推移した他、鉄道関連工事も復活してまいりました。
イベント分野では、スポーツやゲーム等のイベントを中心に売上を伸ばしました。また、大阪・咲洲の拠点に建設したアリーナ「咲洲モリーナ」では、木造建築としては珍しい、無柱で1,300㎡を超える大空間にレンタル商品を組み合わせ、イベントや地域交流等の場としてご活用いただく取り組みが始まりました。
その結果、売上高は91,101百万円(前年同四半期比108.8%)、営業利益9,018百万円(同106.7%)となりました。
ロ.その他
海外製建機の販売や整備により順調に売上を確保し、売上高は3,435百万円(前年同四半期比121.2%)、営業利益356百万円(同140.0%)となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、273,499百万円と、対前連結会計年度末比で104.5%、11,799百万円の増加となりました。主な要因は受取手形、売掛金及び契約資産の増加1,965百万円、流動資産・その他に含まれる設備立替金の増加2,343百万円、貸与資産の増加1,243百万円及び有形固定資産・その他に含まれる社用資産建設仮勘定の増加5,290百万円であります。
負債合計は、153,526百万円と、対前連結会計年度末比で105.9%、8,605百万円の増加となりました。主な要因は支払手形及び買掛金の増加3,836百万円、流動負債・その他に含まれる設備関係未払金の増加3,005百万円、長期借入金の増加2,734百万円及びリース債務の増加1,321百万円であります。
純資産合計は、119,972百万円と、対前連結会計年度末比で102.7%、3,193百万円の増加となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末残高から523百万円減少して46,962百万円となりました。各キャッシュ・フローの増減状況とその要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られたキャッシュ・フローは、13,988百万円(前年同四半期比856百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益9,084百万円の他、減価償却費15,694百万円、賃貸資産の取得による支出6,731百万円及び法人税等の支払額2,671百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用されたキャッシュ・フローは、7,274百万円(前年同四半期は3,930百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出7,360百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用されたキャッシュ・フローは、7,326百万円(前年同四半期は8,510百万円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入7,247百万円に対し、有利子負債の返済による支出11,283百万円及び配当金の支払額2,775百万円が上回ったことによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
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