【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況① 経営成績の状況当第3四半期連結累計期間(2022年10月1日~2023年6月30日)の業績は以下のとおりです。
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間(自 2021年10月1日至 2022年6月30日)
当第3四半期連結累計期間(自 2022年10月1日至 2023年6月30日)
増減率(%)
売上高
7,446,363
12,003,785
61.2
営業利益
563,736
976,666
73.2
経常利益
562,966
973,092
72.9
親会社株主に帰属する四半期純利益
358,129
613,308
71.3
a.売上高売上高は12,003,785千円(前年同期比61.2%増)となりました。当第3四半期連結会計期間においては、一部で新型コロナウイルス感染症の感染「9波」への懸念が報じられるものの、影響は限定的だったとみられ、経済活動の正常化に向けた動きが継続し、当社が立脚する対面キャッシュレス決済市場は多くの加盟店業種において決済取扱高が拡大いたしました。また、訪日外国人数も回復基調が継続しており、インバウンド需要の寄与も一定程度あったとみられ、当社の主要KPIである決済処理件数・金額が順調に拡大いたしました。
イニシャル売上の大部分を占める決済端末販売においては、引き続き次世代決済端末「stera」の貢献が大きく、売上を牽引いたしました。当第3四半期連結会計期間においては、第2四半期連結会計期間と同様に期首から続く大型案件に関連した決済端末出荷が高水準で継続したほか、中小案件の積み上げも大きく、前四半期比での売上拡大に貢献しました。
また、リカーリング型売上*(ストック、フィー及びスプレッドの合計)においては、新型コロナウイルス感染症の落ち着きに伴う経済活動正常化の継続、訪日外国人数の増加に伴うインバウンド需要の回復も後押ししたとみられ、順調に拡大いたしました。加えて稼働端末台数の継続的な積み上がりもあり、閑散期にあたる第2四半期連結会計期間(1月~3月)と比べて大きく伸ばすことができました。リカーリング型売上の中では相対的に伸び悩んでいたスプレッドも各種施策の実施により、計画通り推移し復調傾向にあります。
*当第3四半期連結会計期間より、従来「ストック型」と表現していたストック、フィー及びスプレッドの合計を、「リカーリング型」に名称変更しております。
当第3四半期連結累計期間の品目別売上高は以下のとおりです。リカーリング型はストック、フィー、スプレッドの合計であり、括弧書きの数字はリカーリング型の内訳となります。
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間(自 2021年10月1日至 2022年6月30日)
当第3四半期連結累計期間(自 2022年10月1日至 2023年6月30日)
増減率(%)
イニシャル
5,234,799
8,587,433
64.0
リカーリング型
2,211,563
3,416,352
54.5
ストック
(621,446)
(877,758)
(41.2)
フィー
(882,183)
(1,702,705)
(93.0)
スプレッド
(707,934)
(835,888)
(18.1)
合計
7,446,363
12,003,785
61.2
b.営業利益営業利益は976,666千円(前年同期比73.2%増)となりました。決済端末販売を中心としたイニシャル売上の収益性は高くないものの、当第3四半期連結会計期間は計画を上回るイニシャル売上を計上することができ、粗利の絶対額の増加が営業利益の成長に貢献しました。また、好調なイニシャル売上を背景とし、稼働端末台数、決済処理件数・金額が拡大したことで利益貢献度の高いリカーリング型売上も着実に伸長させることができ、成長を支えるための人材採用、役職員還元、各種成長投資に対して十分な投資を行いつつも、高い営業利益の成長を実現しております。
c.親会社株主に帰属する四半期純利益親会社株主に帰属する四半期純利益は613,308千円(前年同期比71.3%増)となりました。
なお、当社グループは対面決済サービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
② 財政状態の状況(資産)当第3四半期連結会計期間末における流動資産は6,925,446千円となり、前連結会計年度末に比べ1,909,388千円増加いたしました。これは主に決済端末を今後の販売見通しに基づいて一定水準まで確保したことにより商品が1,226,647千円、決済端末の販売が順調に推移したことにより売掛金が553,623千円、現金及び預金が260,592千円増加したこと等によるものであります。固定資産は1,692,127千円となり、前連結会計年度末に比べ70,170千円増加いたしました。これは主にのれんが33,328千円減少した一方で、ソフトウェアが91,694千円増加したこと等によるものであります。この結果、資産合計は8,617,573千円となり、前連結会計年度末に比べ1,979,559千円増加いたしました。
(負債)当第3四半期連結会計期間末における流動負債は2,114,779千円となり、前連結会計年度末に比べ185,993千円増加いたしました。これは主に買掛金が215,583千円増加したこと等によるものであります。固定負債は1,540,780千円となり、前連結会計年度末に比べ1,502,209千円増加いたしました。これは主に長期借入金が1,500,000千円増加したこと等によるものであります。この結果、負債合計は3,655,560千円となり、前連結会計年度末に比べ1,688,203千円増加いたしました。
(純資産)当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は4,962,013千円となり、前連結会計年度末に比べ291,355千円増加いたしました。これは主に剰余金の配当239,539千円により利益剰余金が同額減少したことと、自己株式が120,902千円増加した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益613,308千円の計上により利益剰余金が同額増加したこと等によるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。
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