【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症対策の行動制限が緩和され経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調となりました。サービス関連を中心とした個人消費の増加や水際対策の緩和によるインバウンド需要が増加しております。一方で、世界経済におけるロシア・ウクライナ情勢が長期化しており、エネルギー資源や原材料価格の上昇、金融資本市場の変動などから先行き不透明な状況が続いております。GDP伸び率は、令和5年1月~3月に前年同月比0.7%増となりました。消費者物価指数(生鮮食品除く)は、前年同月比3.1%~4.2%の間で推移しております。
このような状況の下、当社グループでは、「ネクシィーズ・ゼロ事業」「電子メディア事業」の2事業の拡大に注力しております。当第3四半期連結累計期間においては、引き続き当社の主要顧客である飲食業や宿泊業を始めとした店舗施設で設備投資や広告需要が増加傾向にありました。
これらの結果、売上高15,790百万円(前年同四半期比16.8%増)、営業利益461百万円(前年同四半期比159.5%増)、経常利益449百万円(前年同四半期比158.5%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は347百万円(前年同四半期比252.6%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間における報告セグメントの概況は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、比較・分析は変更後のセグメント区分に基づき記載しております。
[ネクシィーズ・ゼロ事業]
ネクシィーズ・ゼロ事業では、設置工事費用を含めた初期投資オールゼロで、最新の省エネルギー設備等を導入できる「ネクシィーズ・ゼロシリーズ(以下、「ネクシィーズ・ゼロ」)」の提供、省エネルギー設備等の販売を行っております。
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症による制限緩和への動きと省エネルギー設備への需要の高まりから、主力の業務用LED照明や空調、冷蔵庫を中心に各種商材の受注が好調に推移しております。金融機関や各種団体との連携を継続的に強化していることに伴い、紹介による受注が増加しております。また、4月より新入社員が加わり営業体制の強化に取り組んでおります。
これらの結果、ネクシィーズ・ゼロ事業は、売上高12,348百万円(前年同四半期比33.7%増)、セグメント利益677百万円(前年同四半期比0.4%増)となりました。
[電子メディア事業]
電子メディア事業では、企業プロモーション支援を目的として、インターネットを主とした各種サービスを提供しております。
当第3四半期連結累計期間においては、観光や外食需要の回復を背景に、引き続き電子雑誌業務における広告掲載売上が増加しております。また、令和4年10月より開始したタレントを起用した企業プロモーション支援プロジェクト「アクセルジャパン」においては、全国の中小企業を中心に契約企業数が増加し、好調に推移しております。
これらの結果、電子メディア事業は、売上高3,432百万円(前年同四半期比43.4%増)、セグメント利益461百万円(前年同四半期比161.6%増)となりました。
[その他事業]
その他事業では、電力小売「ネクシィーズ電力」の提供を行っております。
当第3四半期連結累計期間においても、前連結会計年度より開始した他社への顧客移管を終え、戦略的に事業を縮小させております。
これらの結果、その他事業は、売上高26百万円(前年同四半期比98.6%減)、セグメント損失20百万円(前年同四半期はセグメント損失64百万円)となりました。
②財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は14,709百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,093百万円の増加となりました。
(流動資産)
流動資産は10,677百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,102百万円の増加となりました。これは主に、リース債権が1,200百万円、未収入金が301百万円減少した一方で、現金及び預金が2,489百万円、受取手形及び売掛金が463百万円増加したことによるものであります。
(固定資産)
固定資産は4,032百万円となり、前連結会計年度末に比べて8百万円の減少となりました。これは主に、繰延税金資産が25百万円、投資有価証券が17百万円増加した一方で、敷金及び保証金が76百万円、建物が24百万円減少したことによるものであります。
(流動負債)
流動負債は9,221百万円となり、前連結会計年度末に比べて447百万円の増加となりました。これは主に、短期借入金が500百万円、1年内返済予定の長期借入金が145百万円減少した一方で、解約調整引当金が416百万円、未払消費税が371百万円、賞与引当金が162百万円増加したことによるものであります。
(固定負債)
固定負債は2,308百万円となり、前連結会計年度末に比べて334百万円の増加となりました。これは主に、長期借入金(1年内返済予定を除く)が305百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は3,179百万円となり、前連結会計年度末に比べて311百万円の増加となりました。これは主に、非支配株主持分が225百万円、利益剰余金が86百万円増加したことによるものであります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
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