【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の分析当第1四半期連結累計期間(2023年2月~2023年4月)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響は軽減されつつありますが、長期化する地政学リスクの高まりによるエネルギー資源の高騰、円安の進行に伴う物価上昇が個人消費に与える影響の懸念等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。当社グループは、お客様のライフスタイル作りのサポートとして「より良い商品」「より良い価格」「より良いサービス」をモットーに、新しい価値観の提案・提供を通して社会の発展に貢献することを経営の基本方針に、既成概念にとらわれることなくチャレンジを続け、インターネット通販事業を中心に事業活動を行っております。事業のセグメント別の業績は、次のとおりであります。
①インターネット通販事業当第1四半期連結累計期間(2023年2月~2023年4月)における国内の家電小売業界におきましては、エアコン等の季節家電、冷蔵庫や洗濯機等の生活家電が前年に比べてやや低調に推移し、又テレビ、パソコン等も低調であったこと等により、総じて伸び悩む展開となりました。このような状況の中、当社が出店する「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazonマーケットプレイス」等の外部サイトの売上高は、ポイント等の効果的な販促施策の展開により、HDD、カメラ用レンズ、電子辞書等を中心に好調に推移いたしました。また、プリンター、ディスプレイ等についてもほぼ前年同四半期並みに堅調に推移しており、今後も売れ筋商品の在庫施策等により更なる売上高確保に努めてまいります。WEB接客ツールのチャット機能を導入している「ecカレント」オリジナルサイト、「楽天市場」及び「Yahoo!ショッピング」の外部サイトにおける大型家電の配送設置サービスは、きめ細やかな接客を通してそれぞれのユーザーに合った提案を行うよう努めております。2023年3月に開催された「au PAY マーケット」の「BEST SHOP AWARD 2022」において、「ecカレント」が、パソコン・PC周辺機器カテゴリ大賞を受賞しました。また、同月に開催された「PayPayモール Best Store Awards 2022」では、当社運営の「イーベスト」が、「スマホ、タブレット、パソコン部門」第3位を受賞しました。約3,800万人のANAマイレージクラブ会員を有するANAグループが運営する「ANA Mall」に、2023年2月より本格展開している「ecカレント ANA Mall店」において取り扱う商品は、掃除機、冷蔵庫等の生活家電をはじめ、パソコン、プリンター、オーディオ、カメラ等約15万アイテムで、出店以降売上高は堅調に推移いたしました。また、4月には、ドコモの総合通販サイト「dショッピング」に、「ecカレント」を新規出店しました。同店舗が取り扱う商品は「ANA Mall」同様に家電を中心に約10万アイテムで、更なる外部サイトの販路拡大へ繋げてまいります。当社が運営する家電レンタルサイト「レントコ」では2023年3月より、新生活応援の月額定額レンタルサービスの冷蔵庫や洗濯機等の大型家電を含めたプランの対応エリアを全国(離島地域等一部エリアを除く)に拡大しました。また、今後の国内・海外での旅行需要の高まりを踏まえ、家電とセットでの利用を想定し3月よりスーツケース、4月には、世界100か国以上の国でインターネットが定額料金で安心して利用可能なポケットWi-Fiルーターのレンタルを開始しアイテムの拡充を行いました。さらに同月には、「レントコ」のオープン3周年を迎えて皆様への感謝の気持ちを込め通常商品が全品50%オフ及び期間中にお支払い頂いた総額20%を「ecカレント」で利用できるポイントとしてプレゼントするキャンペーンを実施しブランディングの強化を図りました。各カテゴリにおける前年同四半期比では家電31.9%減、パソコン15.7%減、周辺機器・デジタルカメラ10.3%増となりました。売上高に関しましては、食料等生活必需品の価格高騰による消費者の節約志向の影響もあり、前年同四半期比を下回りました。また利益面については、消費者の節約志向に伴う競合他社との価格競争による粗利益の低下により前年同四半期比で減収減益となりました。その結果、当第1四半期連結累計期間は、売上高は6,531百万円(前年同四半期比17.7%減)、営業利益122百万円(前年同四半期比57.8%減)となりました。
インターネット通販事業の売上・受注件数等の推移
売上高(百万円)
営業損益(百万円)
受注件数(千件)
棚卸資産回転率(回転/年換算)
当第1四半期連結累計期間
6,531
122
281
10.3
前第1四半期連結累計期間
7,939
289
358
13.3
※セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。
(百万円)
家電
パソコン
周辺/デジカメ
その他
合計
当第1四半期連結累計期間
3,131
942
2,139
318
6,531
前第1四半期連結累計期間
4,597
1,118
1,940
283
7,939
※セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。※当該数値は、独立監査人による四半期レビューを受けておりません。
②ビューティー&ヘルスケア事業株式会社エックスワンにおいて展開される、ビューティー&ヘルスケア事業においては、新商品として、2023年2月に3種のヒト幹細胞培養液を配合した贅沢な高機能美容クリーム「エックスリュークス ブライトダーマクリーム」、3月には人にやさしく、地球にやさしく、ホタテ貝殻100%の食材用洗浄剤「フレ・シャスC」を発売し、おかげさまで売上高は堅調に推移いたしました。また、同月にはヒト幹細胞培養液配合の頭皮・毛髪に悩みのある女性に向けたヘア&スカルプケアアイテム「エックスリュークス モイスチャー ヘア&スカルプオイル」、4月には機能性関与成分 納豆菌由来「ナットウキナーゼ」を配合した 機能性表示食品「グランセブロ N」を発表しました。会員ビジネスにおいては、WEB会議アプリケーションによる動画(ライブ含む)配信を活用したオンラインセミナーに加えコロナ禍の状況をみながら3月より東京、大阪、福岡、新潟で対面でのセミナーも徐々に増やしていき、会員とのきめ細やかなコミュニケーションを行っており、売上高は堅調に推移いたしました。2022年4月に新規出店したエックスワンの直営店舗「エックスリュークス横浜」では、2023年3月に週末期間限定でエックスリュークスシリーズ、インナップシリーズ、サプリメント、飲料類等50%オフキャンペーンを行いました。4月には、オープン1周年記念としてヒト幹細胞培養液配合コスメが当たるハズレ無しのクジ引きキャンペーンを行う等各種販促施策により、エックスワン商品を実際に手にとって実感してもらえるようブランディングの強化を図りました。また、2023年5月開業のウェルエイジングクリニック南青山と提携を行い、株式会社エックスワンがこれまで培ってきたエイジングケアに関するノウハウを活用して、オンライン診療に係るコンサルティング及びそれに伴う処方薬の配送等のメディカルサービス事業を新たに展開してまいります。売上高に関しましては、会員向けビジネスは概ね計画通り推移いたしましたが、卸販売においては、新型コロナウイルス感染症の影響もあり店舗販売は厳しい状況が続いておりますが、全体として前年同四半期並みとなりました。利益面に関しましては、コスト削減の効果もあり赤字幅は縮小いたしました。その結果、当第1四半期連結累計期間は、売上高は178百万円(前年同四半期比0.0%減)、営業損失28百万円(前年同四半期は43百万円の営業損失)となりました。
ビューティー&ヘルスケア事業の売上推移(百万円)
パーソナルケア
ヘルスケア
その他
合計
当第1四半期連結累計期間
83
43
51
178
前第1四半期連結累計期間
90
41
46
178
※セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。※当該数値は、独立監査人による四半期レビューを受けておりません。
③その他事業(「各種販売支援事業」、「3PL事業」)「各種販売支援事業」においては、ラオックス・トレーディング株式会社の国内免税店舗等において訪日観光客向け販売や株式会社エックスワン商品の会員向け販売のシステム・物流支援等を行っております。「3PL事業」においては、当社が運営する「ecカレント」をはじめインターネット通販サイト運営で培ってきたノウハウを基に、販売から物流までワンストップで管理する質の高いシステムをインターネット通販事業者の皆さまに対して提供してきた実績を活かし、物流倉庫・受注管理・出荷の包括的な物流支援サービスである本事業の更なる強化を図っております。PCや家電以外に自転車等のアイテムやスポット対応等柔軟な対応によりビジネスは堅調に推移しております。また、継続的に新聞やインターネット(主に検索連動型)での同事業の広告展開及び取材対応に伴うメディアへの露出に努めております。その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は105百万円(前年同四半期比6.0%減)、営業利益10百万円(前年同四半期比50.6%増)となりました。
2023年4月、今後の事業内容の多角化に対応するため、家電商品を含めた不動産仲介トータルソリューションサービス展開について発表しました。新築物件のみならず既存物件の中から、主に高品質な物件を求めている海外・国内のお客さまに対して、当社は、これまでインターネット通販サイト及び家電レンタルサイト運営で培った販売から物流までワンストップで管理する質の高いシステムやノウハウを活用し、入居者のニーズに沿って入居当日から家電のある暮らしを快適にスタートすることができるように入居前にあらかじめ家電商品の購入や家電レンタル品の設置を行っていく方針です。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間は、売上高6,793百万円(前年同四半期比17.3%減)、営業利益2百万円(前年同四半期比98.3%減)、経常利益1百万円(前年同四半期比99.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は9百万円(前年同四半期は119百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
(2) 財政状態の分析資産、負債及び純資産の状況(資産の部)当第1四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ362百万円増加し、6,722百万円となりました。これは主に、現金及び預金94百万円増加、売掛金103百万円減少、商品298百万円増加、建設仮勘定50百万円増加によるものであります。(負債の部)当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ456百万円増加し、3,818百万円となりました。これは主に、買掛金698百万円増加、未払金236百万円減少によるものであります。(純資産の部)当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ93百万円減少し、2,904百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失9百万円の計上、配当金の支払81百万円によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ94百万円増加し、1,228百万円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第1四半期連結累計期間において営業活動の結果増加した資金は、256百万円(前年同四半期は406百万円増加)となりました。収入の主な内訳は、売上債権の減少額103百万円、仕入債務の増加額698百万円であり、支出の主な内訳は、棚卸資産の増加額296百万円、未払金の減少額等による「その他」の減少額262百万円によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第1四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、72百万円(前年同四半期は46百万円使用)となりました。支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出52百万円、無形固定資産の取得による支出30百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第1四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は、89百万円(前年同四半期は653百万円使用)となりました。支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出13百万円、配当金の支払額75百万円によるものであります。
(4) 研究開発活動該当事項はありません。
(5) 生産、受注及び販売の実績当第1四半期連結累計期間において、インターネット通販事業の商品仕入実績及び販売実績、ビューティー&ヘルスケア事業の商品仕入実績が著しく変動いたしました。
① 商品仕入実績
セグメントの名称
仕入高(千円)
前年同四半期比(%)
インターネット通販事業
5,818,534
△10.5
ビューティー&ヘルスケア事業
62,875
+26.3
(注) 1.セグメント間の取引は、相殺消去しておりません。2.インターネット通販事業における商品カテゴリー別仕入は、次のとおりであります。
商品カテゴリー
仕入高(千円)
前年同四半期比(%)
家電
2,796,350
△26.0
パソコン
892,625
△6.9
周辺機器/デジタルカメラ
1,898,599
+20.5
ソフト
74,995
+10.0
その他
155,963
+33.5
合 計
5,818,534
△10.5
(注) その他カテゴリーには、時計・ブランド・生活用品・雑貨等が含まれております。
② 販売実績
セグメントの名称
売上高(千円)
前年同四半期比(%)
インターネット通販事業
6,531,271
△17.7
(注) 1.セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。2.インターネット通販事業における商品カテゴリー別売上は、次のとおりであります。
商品カテゴリー
売上高(千円)
前年同四半期比(%)
家電
3,131,268
△31.9
パソコン
942,717
△15.7
周辺機器/デジタルカメラ
2,139,120
+10.3
ソフト
88,378
+3.1
その他
229,786
+16.2
合 計
6,531,271
△17.7
(注) その他カテゴリーには、時計・ブランド・生活用品・雑貨等が含まれております。
