【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析当社グループは、スマートフォン市場の成長を取り込む一方で、中長期の柱に育てるため、新しい未来のテレビ「ABEMA」への投資をしつつ、当第1四半期連結累計期間における売上高は167,577百万円(前年同期比2.1%減)、営業損失は1,255百万円(前年同期間19,804百万円の利益計上)、経常損失は939百万円(前年同期間19,836百万円の利益計上)、親会社株主に帰属する四半期純損失は5,002百万円(前年同期間6,091百万円の利益計上)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
①メディア事業メディア事業には、「ABEMA」、「WINTICKET」、「Ameba」等が属しております。 新しい未来のテレビ「ABEMA」と周辺事業が増収を牽引し、売上高は33,485百万円(前年同期比34.0%増)、「FIFA ワールドカップ」の配信等により、営業損益は9,356百万円の損失計上(前年同期間3,840百万円の損失計上)となりました。
②インターネット広告事業インターネット広告事業には、インターネット広告事業本部、AI事業本部、㈱CyberZ等が属しております。景気の影響を一部受けつつも、好調に推移し、売上高は95,639百万円(前年同期比8.9%増)、営業損益は5,001百万円の利益計上(前年同期比13.0%減)となりました。
③ゲーム事業ゲーム事業には、㈱Cygames、㈱Colorful Palette、㈱サムザップ、㈱アプリボット等が属しております。主力タイトル周年記念前の端境期等により、売上高は40,916百万円(前年同期比29.9%減)、営業損益は5,212百万円の利益計上(前年同期比69.6%減)となりました。
④投資育成事業投資育成事業にはコーポレートベンチャーキャピタル、㈱サイバーエージェント・キャピタルにおけるファンド運営等が属しており、売上高は139百万円(前年同期比94.3%減)、営業損益は286百万円の損失計上(前年同期間1,969百万円の利益計上)となりました。
⑤その他事業その他事業には、㈱マクアケ、㈱リアルゲイト、㈱ゼルビア等が属しており、売上高は6,076百万円(前年同期比4.3%減)、営業損益は130百万円の損失計上(前年同期間152百万円の利益計上)となりました。
(2) 財政状態の分析(総資産)当第1四半期連結会計期間末における総資産は423,028百万円(前連結会計年度比39,329百万円の増加)となりました。これは、主に転換社債型新株予約権付社債の発行によるものであります。(負債)当第1四半期連結会計期間末における負債は211,331百万円(前連結会計年度比50,548百万円の増加)となりました。これは、主に転換社債型新株予約権付社債の発行による増加であります。(純資産)当第1四半期連結会計期間末における純資産は211,696百万円(前連結会計年度比11,218百万円の減少)となりました。これは、主に配当金の支払等に伴う利益剰余金の減少によるものであります。(自己資本比率)当第1四半期連結会計期間末における自己資本比率は31.2%(前連結会計年度比6.4ポイント減)となりました。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、2,217百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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