【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
財政状態
当第2四半期連結会計期間末の資産は1,010億5百万円となり、前連結会計年度末に比べ125億96百万円増加しました。これは、主に関係会社株式が増加したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末の負債は493億55百万円となり、前連結会計年度末に比べ56億72百万円増加しました。これは、主に短期借入金が増加したことによるものです。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は516億49百万円となり、前連結会計年度末に比べ69億23百万円増加しました。これは、主に持分法による投資利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものです。
経営成績
当第2四半期連結累計期間(2023年2月1日~2023年7月31日)における国内経済は、コロナ禍からの経済活動の正常化が一段と進み、企業収益や個人消費の改善が見られるものの、長期化する地政学的リスクを背景とする資源・原材料価格の高止まりや、インフレ抑制に向けた各国の金融政策の引締め、米中間の緊張の高まりなど、海外経済の景気下振れリスクが懸念されると共に、先行きについては依然として不透明感を色濃く残す状況が続いております。
当社グループが属するエレクトロニクス業界におきましては、半導体や電子部品の需給逼迫の状況が一部製品を除いて緩和傾向にある中、一時の旺盛な需要は落ち着きを見せ、調整局面の様相を示しております。一方、ICT分野におきましては、自動化や省人化などを目的としたDX(デジタルトランスフォーメーション)やビジネスモデルの変革に向けた企業のIT関連投資は依然として底堅く、堅調な推移となりました。
このような状況の下、当社グループにおきましては、半導体・デバイス分野でこれまでの好市況の反動が一部で見られるものの、海外におけるテレビ向け案件の拡大やスマートフォン向け案件の立ち上がりが寄与し、また、ICT・ソリューション分野では、堅調な企業のIT関連投資を背景に、ハードウェア製品の販売のみならず、それに付随するサービスの提供についても拡大いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は650億60百万円(前年同期比7.0%増)となりましたが、前年同期には円安進行に伴う売上総利益の押上げ効果があったことなどから、営業利益は23億14百万円(前年同期比7.9%減)となりました。また、2023年3月9日付で公表いたしましたとおり、株式会社リョーサンの持分法適用関連会社化に伴う投資利益を営業外収益として計上し、経常利益は64億94百万円(前年同期比162.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は57億51百万円(前年同期比223.0%増)と、前年同期からの増益幅が拡大いたしました。
売上高の品目別の概況は次のとおりです。
(半導体/デバイス)
売上高は377億52百万円で、前年同期より17億61百万円(4.9%)増加しました。
これは、主にデジタル家電向け半導体や通信機器向けデバイスが増加したためです。
(ICT/ソリューション)
売上高は273億8百万円で、前年同期より24億89百万円(10.0%)増加しました。
これは、主にオンライン資格確認の制度の導入に伴うパソコンやネットワーク製品の販売をはじめとするビジネスが拡大したためです。
セグメントの業績概況は次のとおりです。
① 日本
オンライン資格確認の制度の導入に伴うパソコンやネットワーク製品の販売をはじめとするビジネスが拡大したことを主要因に、外部顧客への売上高は416億54百万円で、前年同期より1億87百万円(0.5%)増加しましたが、セグメント利益は17億56百万円で、前年同期より3億円(14.6%)減少しました。
② アジア
デジタル家電向け半導体や通信機器向けデバイスが増加したことを主要因に、外部顧客への売上高は234億6百万円で、前年同期より40億63百万円(21.0%)増加しましたが、セグメント利益は5億92百万円で、前年同期より39百万円(6.3%)減少しました。
なお、四半期連結損益計算書上の営業利益の金額は、上記の各セグメント利益に調整を行い算定しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、短期借入れによる収入等により121億84百万円となりましたが、関係会社株式の取得による支出等により、前連結会計年度末に比べ68億47百万円減少しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益が65億6百万円となったことに加え、売上債権が12億21百万円減少したこと及び棚卸資産が38億59百万円減少したこと等により、71億82百万円の収入となり、前第2四半期連結累計期間に比べ78億28百万円増加しました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、関係会社株式の取得による支出167億85百万円等により176億34百万円の支出となり、前第2四半期連結累計期間に比べ177億14百万円減少しました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入れによる収入等により32億27百万円の収入となり、前第2四半期連結累計期間に比べ12億19百万円増加しました。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。
