【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第3四半期連結会計期間末における財政状態につきましては、総資産は、前連結会計年度末比1,411億円増加し、13兆2,690億円となり、負債は、前連結会計年度末比1,580億円増加し、12兆7,551億円となりました。また、純資産は、前連結会計年度末比168億円減少し、5,139億円となりました。主要勘定の期末残高につきましては、預金・譲渡性預金は、前連結会計年度末比4,241億円増加し、10兆2,587億円となりました。貸出金は、前連結会計年度末比1,419億円増加し、8兆6,128億円となりました。有価証券は、前連結会計年度末比899億円増加し、1兆8,633億円となりました。当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、経常収益は、資金運用収益、その他経常収益の増加などにより、前年同四半期連結累計期間比160億52百万円増加し、1,212億20百万円となりました。経常費用は、資金調達費用、その他業務費用の増加などにより、前年同四半期連結累計期間比141億2百万円増加し、885億99百万円となりました。この結果、経常利益は、前年同四半期連結累計期間比19億50百万円増加し、326億21百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期連結累計期間比57億83百万円増加し、258億23百万円となりました。その他経常収益には、2022年10月に株式会社九州リースサービスを持分法適用関連会社化したことに伴い発生した、負ののれん相当額76億37百万円を含んでいます。また、特別利益には、2022年10月に株式会社シティアスコムを連結子会社化したことに伴い発生した、負ののれん発生益5億64百万円、段階取得に係る差益2億72百万円を含んでいます。 なお、当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していませんので、キャッシュ・フローの状況の分析は記載していません。
セグメントの経営成績は次の通りです。① 銀行業株式会社西日本シティ銀行及び株式会社長崎銀行で構成される銀行業における経常収益は、前年同四半期連結累計期間比64億90百万円増加し、1,026億63百万円となりました。セグメント利益は、前年同四半期連結累計期間比54億40百万円減少し、205億63百万円となりました。
② その他その他における経常収益は、前年同四半期連結累計期間比119億61百万円増加し、325億20百万円となりました。セグメント利益は、前年同四半期連結累計期間比98億60百万円増加し、207億18百万円となりました。
(参考)国内・国際業務部門別収支当第3四半期連結累計期間の資金運用収支は、国内業務部門700億73百万円、国際業務部門21億15百万円、合計で721億89百万円と前年同四半期連結累計期間比11億30百万円の減少となりました。役務取引等収支は、国内業務部門164億10百万円、国際業務部門△1億8百万円、合計で163億2百万円と前年同四半期連結累計期間比41百万円の増加となりました。信託報酬は0百万円、特定取引収支は10億26百万円、その他業務収支は△43億74百万円となりました。
種類
期別
国内業務部門
国際業務部門
相殺消去額(△)
合計
金額(百万円)
金額(百万円)
金額(百万円)
金額(百万円)
資金運用収支
前第3四半期連結累計期間
69,191
4,128
-
73,320
当第3四半期連結累計期間
70,073
2,115
-
72,189
うち資金運用収益
前第3四半期連結累計期間
69,407
4,458
4
73,862
当第3四半期連結累計期間
70,257
9,377
3
79,630
うち資金調達費用
前第3四半期連結累計期間
215
330
4
541
当第3四半期連結累計期間
183
7,261
3
7,440
信託報酬
前第3四半期連結累計期間
0
-
-
0
当第3四半期連結累計期間
0
-
-
0
役務取引等収支
前第3四半期連結累計期間
16,292
△31
-
16,261
当第3四半期連結累計期間
16,410
△108
-
16,302
うち役務取引等
収益
前第3四半期連結累計期間
24,313
175
-
24,488
当第3四半期連結累計期間
24,662
183
-
24,846
うち役務取引等
費用
前第3四半期連結累計期間
8,020
206
-
8,227
当第3四半期連結累計期間
8,252
291
-
8,543
特定取引収支
前第3四半期連結累計期間
1,590
-
-
1,590
当第3四半期連結累計期間
1,026
-
-
1,026
うち特定取引収益
前第3四半期連結累計期間
1,590
-
-
1,590
当第3四半期連結累計期間
1,026
-
-
1,026
うち特定取引費用
前第3四半期連結累計期間
-
-
-
-
当第3四半期連結累計期間
-
-
-
-
その他業務収支
前第3四半期連結累計期間
1,940
△145
-
1,794
当第3四半期連結累計期間
1,716
△6,090
-
△4,374
うちその他業務
収益
前第3四半期連結累計期間
2,132
717
-
2,849
当第3四半期連結累計期間
3,813
1,082
46
4,848
うちその他業務
費用
前第3四半期連結累計期間
191
863
-
1,054
当第3四半期連結累計期間
2,096
7,172
46
9,222
(注) 1
「国内業務部門」は当社及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は連結子会社の外貨建取引です。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めています。2
相殺消去額は、国内業務部門と国際業務部門の間の取引に関する相殺額を記載しています。3
資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前第3四半期連結累計期間0百万円、当第3四半期連結累計期間 0百万円)を控除して表示しています。
(参考)国内・国際業務部門別役務取引の状況当第3四半期連結累計期間の役務取引等収益は、国内業務部門246億62百万円、国際業務部門1億83百万円、合計で248億46百万円となりました。また、役務取引等費用は、国内業務部門82億52百万円、国際業務部門2億91百万円、合計で85億43百万円となりました。この結果、役務取引等収支は、163億2百万円となりました。
種類
期別
国内業務部門
国際業務部門
合計
金額(百万円)
金額(百万円)
金額(百万円)
役務取引等収益
前第3四半期連結累計期間
24,313
175
24,488
当第3四半期連結累計期間
24,662
183
24,846
うち預金・貸出業務
前第3四半期連結累計期間
10,291
-
10,291
当第3四半期連結累計期間
11,120
-
11,120
うち為替業務
前第3四半期連結累計期間
5,454
159
5,614
当第3四半期連結累計期間
4,904
167
5,071
うち信託関連業務
前第3四半期連結累計期間
140
-
140
当第3四半期連結累計期間
141
-
141
うち証券関連業務
前第3四半期連結累計期間
4,970
-
4,970
当第3四半期連結累計期間
3,817
-
3,817
うち代理業務
前第3四半期連結累計期間
1,429
-
1,429
当第3四半期連結累計期間
1,944
-
1,944
うち保護預り・
貸金庫業務
前第3四半期連結累計期間
242
-
242
当第3四半期連結累計期間
229
-
229
うち保証業務
前第3四半期連結累計期間
734
4
739
当第3四半期連結累計期間
692
5
698
役務取引等費用
前第3四半期連結累計期間
8,020
206
8,227
当第3四半期連結累計期間
8,252
291
8,543
うち為替業務
前第3四半期連結累計期間
1,128
9
1,138
当第3四半期連結累計期間
690
14
704
(注)
「国内業務部門」は当社及び連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は連結子会社の外貨建取引です。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めています。
(参考)国内・国際業務部門別特定取引の状況当第3四半期連結累計期間の特定取引収支は10億26百万円の利益となりました。
種類
期別
国内業務部門
国際業務部門
合計
金額(百万円)
金額(百万円)
金額(百万円)
特定取引収益
前第3四半期連結累計期間
1,590
-
1,590
当第3四半期連結累計期間
1,026
-
1,026
うち商品有価証券収益
前第3四半期連結累計期間
1,590
-
1,590
当第3四半期連結累計期間
1,026
-
1,026
特定取引費用
前第3四半期連結累計期間
-
-
-
当第3四半期連結累計期間
-
-
-
(注)
「国内業務部門」は連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は連結子会社の外貨建取引です。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めています。
(参考)国内・国際業務部門別預金残高の状況○
預金の種類別残高(末残)
種類
期別
国内業務部門
国際業務部門
合計
金額(百万円)
金額(百万円)
金額(百万円)
預金合計
前第3四半期連結会計期間
9,707,825
31,893
9,739,719
当第3四半期連結会計期間
9,969,412
21,566
9,990,978
うち流動性預金
前第3四半期連結会計期間
7,144,193
-
7,144,193
当第3四半期連結会計期間
7,420,038
-
7,420,038
うち定期性預金
前第3四半期連結会計期間
2,542,888
-
2,542,888
当第3四半期連結会計期間
2,531,253
-
2,531,253
うちその他
前第3四半期連結会計期間
20,744
31,893
52,637
当第3四半期連結会計期間
18,120
21,566
39,686
譲渡性預金
前第3四半期連結会計期間
332,626
-
332,626
当第3四半期連結会計期間
267,784
-
267,784
総合計
前第3四半期連結会計期間
10,040,451
31,893
10,072,345
当第3四半期連結会計期間
10,237,197
21,566
10,258,763
(注) 1
「国内業務部門」は連結子会社の円建取引、「国際業務部門」は連結子会社の外貨建取引です。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めています。2
流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金3
定期性預金=定期預金+定期積金
(参考)国内・海外別貸出金残高の状況○
業種別貸出状況(末残・構成比)
業種別
前第3四半期連結会計期間
当第3四半期連結会計期間
金額(百万円)
構成比(%)
金額(百万円)
構成比(%)
国内(除く特別国際金融取引勘定分)
8,519,851
100.00
8,612,834
100.00
製造業
405,311
4.76
440,618
5.12
農業、林業
40,696
0.48
39,196
0.45
漁業
8,784
0.10
9,737
0.11
鉱業,採石業,砂利採取業
12,220
0.14
6,854
0.08
建設業
354,080
4.16
358,710
4.16
電気・ガス・熱供給・水道業
191,429
2.25
204,892
2.38
情報通信業
38,934
0.46
39,735
0.46
運輸業,郵便業
247,190
2.90
249,565
2.90
卸売業,小売業
822,341
9.65
828,311
9.62
金融業,保険業
245,382
2.88
235,761
2.74
不動産業,物品賃貸業
1,871,029
21.96
1,985,637
23.05
その他各種サービス業
1,046,363
12.28
1,013,315
11.77
国・地方公共団体
993,158
11.66
895,636
10.40
その他
2,242,929
26.32
2,304,862
26.76
特別国際金融取引勘定分
-
-
-
-
政府等
-
-
-
-
金融機関
-
-
-
-
その他
-
-
-
-
合計
8,519,851
―
8,612,834
―
(注)
「国内」とは、国内連結子会社です。
(参考)
「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づく信託業務の状況連結会社のうち、「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき信託業務を営む会社は、株式会社西日本シティ銀行1社です。
○
信託財産の運用/受入状況(信託財産残高表)
資産
科目
前連結会計年度(2022年3月31日)
当第3四半期連結会計期間(2022年12月31日)
金額(百万円)
構成比(%)
金額(百万円)
構成比(%)
銀行勘定貸
4,794
100.00
5,261
100.00
合計
4,794
100.00
5,261
100.00
負債
科目
前連結会計年度(2022年3月31日)
当第3四半期連結会計期間(2022年12月31日)
金額(百万円)
構成比(%)
金額(百万円)
構成比(%)
金銭信託
4,794
100.00
5,261
100.00
合計
4,794
100.00
5,261
100.00
(注) 共同信託他社管理財産については、前連結会計年度(2022年3月31日)及び当第3四半期連結会計期間(2022年12月31日)のいずれも取扱残高はありません。
○
元本補填契約のある信託の運用/受入状況(末残)
科目
前連結会計年度(2022年3月31日)
当第3四半期連結会計期間(2022年12月31日)
金銭信託(百万円)
貸付信託(百万円)
合計(百万円)
金銭信託(百万円)
貸付信託(百万円)
合計(百万円)
銀行勘定貸
4,794
-
4,794
5,261
-
5,261
資産計
4,794
-
4,794
5,261
-
5,261
元本
4,794
-
4,794
5,261
-
5,261
その他
0
-
0
-
-
-
負債計
4,794
-
4,794
5,261
-
5,261
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