【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 業績の状況①全般的概況 当第2四半期連結累計期間(2020年7月1日~2020年12月31日)について、当社の売上の多くは国内法人向けのサービスであり、それらの契約はサブスクリプションの形態であることから、変動要因が少ないビジネスモデルであります。しかしながら当連結会計年度、とりわけ第1四半期においては、いわゆる新型コロナウィルスによる影響から、主に新規の案件について、商談が滞るケースが増えており、厳しい事業環境にありましたが、第2四半期に入りその環境は緩やかに改善の傾向が見られました。 また、継続して進めていたグループ再編についても進捗し、第1四半期決算でも後発事象として記載の通り、グループ会社を売却したことで、第1四半期に比べ損失幅が大きく縮小しました。一方、当該グループ再編により子会社が減少していることから、売上高については大きく減収となっておりますが、販管費全般を抑制したことから、特に単体での利益率は改善しました。 このような状況から、当第2四半期連結累計期間においては前期比減収減益となっておりますが、純利益については株式の売却益等による特別利益の影響から赤字幅を縮小する結果となりました。
売上高
1,088,682千円
(前年同期比1,128,286千円減)
営業損失(△)
△370,376千円
(前年同期比42,751千円減)
経常損失(△)
△428,604千円
(前年同期比138,287千円減)
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
△204,248千円
(前年同期比546,536千円増)
②事業別概況 当期より、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「4.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの変更等を行っております。 以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後の新セグメントに組み替えて表示しております。
旧セグメント
ソリューション事業
OKWAVE.JP(Q&Aサイト)、GRATICA法人向けFAQ関連サービス
インバウンド・ソリューション事業
24時間多言語コンタクトセンター
フィンテック事業
ブロックチェーン関連開発金融商品等の販売等
新セグメント
ソリューション事業
GRATICA法人向けFAQ関連サービス
プラットフォーム事業
OKWAVE.JP(Q&Aサイト)ブロックチェーン関連開発
(ソリューション事業) 前期からセグメントの名称は変更されていないものの、Q&Aサイト「OKWAVE」が抜け、主に法人向けのFAQに関連するサービスや「OKWAVE GRATICA」の収益が含まれます。 当第2四半期においては、新型コロナウィルスの影響を受けていた第1四半期からは若干商況が改善したことにより、主に既存の顧客からの追加受注などが増加いたしました。一方、利益面については、今後のさらなる成長を見据え、体制強化していること等から固定費が増加し、減益となっております。売上高は1,058,091千円(前年同期比19,882千円増)、セグメント利益は441,563千円(前年同期比71,221千円減)となり、第1四半期には前期比を下回っていたものの、前期比並みに戻す結果となりました。
(プラットフォーム事業) 第1四半期より新設した同セグメントには、Q&Aサイト「OKWAVE」やグループ会社などの事業を含みます。 同事業においてはQ&Aサイト「OKWAVE」を中心に、新たなプラットフォームへと進化させるべく事業を再構築中であります。「OKWAVE」については、プラットフォーム事業の売上高にはならないものの、一部サービス連携によりソリューション事業に対し収益貢献しております。 「OKWAVE」を活用した広告収入を再開し、若干の売上には貢献したものの、グループ会社での開発系案件については受託が少なく、売上は30,590千円(前年同期比1,148,168千円減)、セグメント利益は△387,348千円(前年同期比318千円増)となりました。
(2) 財政状態の分析(ア)資産 当第2四半期連結会計期間末における資産残高は、主に株式会社LastRootsを株式譲渡により連結対象から除外したことにより「暗号資産」が除外されたこと、ならびに「現金及び預金」「短期貸付金」「テクニカルライセンス」が減少したものの、「投資有価証券」が増加したことにより5,902,798千円(前連結会計年度末比231,335千円増)となりました。(イ)負債 当第2四半期連結会計期間末における負債残高は、主に繰延税金負債が増加したものの、株式会社LastRootsを株式譲渡により連結対象から除外したことにより「顧客からの預り金」「預り暗号資産」が除外されたこと、ならびに「短期借入金」「転換社債型新株予約権付社債」が減少したことにより3,620,380千円(前連結会計年度末比1,042,551千円減)となりました。(ウ)純資産 当第2四半期連結会計期間末における純資産は、主に「利益剰余金」が減少したものの、「資本金」「資本剰余金」「その他有価証券評価差額金」が増加したことにより2,282,417千円(前連結会計年度末比1,273,886千円増)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べ49,495千円増加し、933,461千円となりました。また、各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却の計上があったものの、税金等調整前四半期純損失であり、投資有価証券売却益、関係会社株式売却益の計上及び法人税等の支払いにより、352,216千円の支出となりました。(前年同期は726,012千円の収入)(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の払戻による収入、貸付金の回収による収入、投資有価証券の売却による収入により、508,295千円の収入となりました。(前年同期は836,196千円の支出)(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、株式の発行による収入があったものの、短期借入金の返済による支出により、101,639千円の支出となりました。(前年同期は64,001千円の収入)
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた事項はありません。
#C3808JP #オウケイウェイヴ #情報通信業セクター
