【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当社グループは前第1四半期連結会計期間まで四半期連結財務諸表を作成しておりましたが、2022年4月1日付で連結子会社であった株式会社ソフテックを吸収合併したことに伴い、前第2四半期連結会計期間以降、非連結決算へ移行いたしました。上記により前連結会計年度においては連結財務諸表を作成していないため、四半期連結貸借対照表については、比較分析は行っておりません。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は1,670,668千円となりました。その主な内訳は、現金及び預金が1,362,735千円であります。固定資産は515,690千円となりました。その主な内訳は、無形固定資産が279,793千円、投資その他の資産が179,823千円であります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は586,312千円となりました。その主な内訳は、買掛金が67,243千円、1年内返済予定の長期借入金が95,208千円、契約負債が164,536千円、その他の流動負債が181,360千円であります。固定負債は160,396千円となりました。その内訳は、長期借入金160,396千円であります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は1,439,650千円となりました。その主な内訳は、資本金が415,528千円、資本剰余金が406,528千円、利益剰余金が599,147千円であります。
(2)経営成績の状況
当社グループは「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」という経営理念を掲げ、サイバーセキュリティに関する社会課題を解決し、社会へ付加価値を提供すべく事業に取り組んでおります。
当第1四半期連結累計期間において、クラウド型WAF「攻撃遮断くん」や「WafCharm」をはじめとする各プロダクトのユーザー数が順調に増加したことにより、売上高が拡大いたしました。なお、重要性が増したことに伴い、非連結子会社であったCyber Security Cloud Inc.(米国)を、2023年12月期第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの経営成績は、売上高719,594千円(前年同期比37.3%増)、営業利益162,354千円(前年同期比66.5%増)、経常利益162,792千円(前年同期比61.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益110,919千円(前年同期比53.7%増)となりました。
なお、当社グループはサイバーセキュリティ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の総額は、26,931千円となりました。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更はありません。
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