【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における売上高は781,739千円、2022年6月22日公表の通期業績予想に対し36.3%の進捗となりました。
「ソフトウェアプロダクト事業」は、組込みネットワークソフトウェア及びセキュリティ関連ソフトウェア製品、データベース製品、高速起動製品等の主に自社開発によるデバイス組込み用ソフトウェアの開発及び販売等に関するセグメントであります。 「ソフトウェアディストリビューション事業」は、海外ソフトウェアの輸入販売、テクニカルサポート、及びカスタマイズ開発に関するセグメントであります。
「ソフトウェアサービス事業」は、株式会社エイムにおける、組込みソフトウェア等の受託を中心とした各種ソフトウェアの設計、開発、及びデータコンテンツのライセンス販売等に関するセグメントであります。
セグメント別の売上内訳及び事業状況は、以下のとおりであります。
セグメント
当第2四半期連結累計期間
前第2四半期連結累計期間
売上高(注)
(千円)
売上割合
(%)
売上高(注)
(千円)
売上割合
(%)
ソフトウェアプロダクト事業
239,892
30.7
332,555
36.4
ソフトウェアディストリビューション事業
421,982
54.0
427,971
46.9
ソフトウェアサービス事業
119,865
15.3
152,916
16.7
合計
781,739
100.0
913,442
100.0
(注)売上高は、セグメント間取引を消去しております。
■ソフトウェアプロダクト事業 ソフトウェアプロダクト事業の売上高は239,892千円(前年同四半期比27.9%減)、セグメント損失は73,544千円(前年同四半期は78,234千円の利益)となり、売上・利益ともに前年同四半期を大きく下回る結果となりました。これは、前年同四半期において、セキュリティ関連製品が、車載機器関連の既存顧客から大口案件の売上・利益を計上したこと、及び組織再編により当事業における当四半期の人件費が増加したことによるものであります。
コネクティビティ、セキュリティ&リアルタイムOS関連製品では、車載機器関連の既存顧客及び医療機器関連の新規顧客からの契約時一時金売上を計上いたしました。
高速起動製品では、国内外の車載機器関連、海外民生機器の既存顧客からのロイヤルティ売上を計上いたしました。開発案件は、カーナビゲーションシステム等車載向け機器を中心に、複数社との間で大・中規模案件が継続しております。
データベース製品では、産業機器等の既存顧客からのロイヤルティ売上等を計上いたしました。
■ソフトウェアディストリビューション事業
ソフトウェアディストリビューション事業の売上高は421,982千円(前年同四半期比1.4%減)、セグメント損失は91,494千円(前年同四半期は127,722千円の損失)となりました。
BIOS製品「InsydeH2OⓇ」(「EFI/UEFI」仕様を実装したC言語ベースBIOS)、ワイヤレス製品「Blue SDK」(Bluetoothプロトコルスタック)のロイヤルティ売上、ソフトウェア品質向上支援ツール製品「CodeSonar」(ソフトウェア静的解析ツール)のライセンス売上、キャリアグレード製品「ConfD」(オンデバイスネットワーク機器管理用ソフトウェア)のライセンス及びロイヤルティ売上、セキュリティ製品「HE-CRYPTO」(組込み向け暗号ライブラリ)の契約時一時金売上、IoTセキュリティ検証ツール&サービス等を中心とした多数の取扱い製品においての、新規・既存顧客からのロイヤルティ売上等を計上いたしました。
2022年8月、softwareQ INC. (本社:カナダ、CEO:Vlad Gheorghiu)と販売代理店契約を締結し、同社が開発した量子コンピューター向けコンパイラ「staq」とシミュレーター「Quantum++」の提供を開始したことを発表いたしました。
同年9月、需要の拡大する車載ECU制御ソフトウェア開発者の実践的かつ効率的な育成をサポートするための学習パッケージ「GTrainer」を開発し、販売を開始したことを発表いたしました。
当四半期において販売を開始した製品は、以下のとおりです。
・量子コンピューター向けコンパイラ「staq(スタッキュ)」(カナダ softwareQ INC.)
・量子コンピューター向けシミュレーター「Quantum++(クウォンタムプラス)」(カナダ softwareQ INC.)
・ECU制御ソフトウェア開発者向け学習パッケージ「GTrainer」
■ソフトウェアサービス事業 ソフトウェアサービス事業の売上高は119,865千円(前年同四半期比21.6%減)、セグメント損失は7,553千円(前年同四半期は18,655千円の利益)となりました。
ソフトウェアサービス事業では、既存顧客との各種受託開発売上、データコンテンツ「YOMI」に関する車載機器向けを中心としたライセンス使用料売上等を計上いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は売上高781,739千円(前年同四半期比14.4%減)、営業損失
172,590千円(前年同四半期は30,833千円の損失)、経常損失163,144千円(前年同四半期は23,605千円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失166,354千円(前年同四半期は24,269千円の損失)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は1,570,716千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、減少した資金は38,292千円(前年同四半期は176,244千円の増加)となりました。これは主に、営業債務の減少及び未払消費税等の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は99,679千円(前年同四半期は27,266千円の減少)となりました。これは主に、資産除去債務の履行による支出や有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の増減はありませんでした(前年同四半期も同様)。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題は、特にありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、23,270千円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等若しくは経営指標等
当第2四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略若しくは経営指標等について新たな定め又は重要な変更は、特にありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、2,050,648千円(前連結会計年度比378,257千円減)となりました。その主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産や現金及び預金の減少であります。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における固定資産は、613,985千円(前連結会計年度比67,942千円増)となりました。その主な要因は、建物や工具、器具及び備品の増加であります。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、290,238千円(前連結会計年度比157,904千円減)となりました。その主な要因は、資産除去債務や買掛金の減少であります。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における固定負債は、97,609千円(前連結会計年度比13,292千円増)となりました。その主な要因は、資産除去債務の増加であります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、2,276,787千円(前連結会計年度比165,703千円減)となりました。その主な要因は、利益剰余金の減少であります。
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