【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、行動規制緩和や感染症対策継続等により、社会経済活動は回復基調にありましたが、ウクライナ情勢の長期化による原材料及びエネルギー価格の高騰や急激な為替変動等の影響もあり、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは駐車場事業の収益力向上、不動産事業における新築マンションの販売強化及び駐車場等小口化事業における「トラストパートナーズ」の販売拡大の他、各種事業の収益改善等に注力してまいりました。
以上の結果、売上高5,681,002千円(前年同期比11.3%減)、営業利益151,627千円(同34.4%減)、経常利益112,979千円(同45.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は100,813千円(同18.1%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①駐車場事業
駐車場事業につきましては、社会経済活動の回復に伴い、駐車場利用者が徐々に回復する中、安心・安全な車室の提供に努めてまいりました。
以上の結果、売上高3,388,607千円(前年同期比5.4%増)、営業利益157,824千円(同297.3%増)となりました。
なお、当第2四半期連結会計期間末の駐車場数は881ヶ所(前年同期より7ヶ所増、前連結会計年度末より9ヶ所増)、車室数は31,682車室(前年同期より584車室減、前連結会計年度末より533車室減)となっております。
②不動産事業
不動産事業につきましては、当第2四半期連結累計期間において、新築マンション1棟「トラストレジデンス八女(福岡県八女市、40戸)」が竣工、既竣工物件である「トラストレジデンス基山(佐賀県三養基郡基山町)」及び「トラストレジデンス三本松(大分県日田市)」の販売も継続、合わせて42戸の引渡しを実施いたしました。
以上の結果、売上高1,146,194千円(前年同期比38.0%減)、営業損失21,522千円(前年同期は148,909千円の営業利益)となりました。
なお、当連結会計年度におきましては、更に、新築マンション2棟「トラスト春日の杜レジデンス(福岡県春日市、58戸、2023年2月引渡予定)」及び「トラストネクサス生野町(山口県下関市、56戸、2023年5月引渡予定)」の竣工を予定しております。
③駐車場等小口化事業
不動産特定共同事業法に基づく駐車場小口化商品「トラストパートナーズ」の販売を中心として行う駐車場等小口化事業につきましては、当第2四半期連結累計期間において、「トラストパートナーズ第28号(広島市南区、販売総額134,000千円)」及び「トラストパートナーズ第29号(大分県大分市、販売総額90,000千円)」を組成、完売いたしました。
以上の結果、売上高257,064千円(前年同期比0.9%増)、営業利益3,597千円(同94.1%減)となりました。
④メディカルサービス事業
メディカルサービス事業につきましては、「介護老人保健施設みやこ」、「福岡信和病院」及び「石田病院」等の賃貸収入等により概ね堅調に推移いたしました。
以上の結果、売上高128,598千円(前年同期比5.3%減)、営業利益9,097千円(同24.0%減)となりました。
⑤RV事業
RV事業につきましては、キャンピングカーの製造、販売及び修理・リノベーション等に注力いたしました。
以上の結果、売上高254,241千円(前年同期比41.3%減)、営業利益7,236千円(前年同期は30,800千円の営業損失)となりました。
⑥その他事業
その他事業につきましては、温浴施設「那珂川清滝(福岡県那珂川市)」、「和楽の湯下関せいりゅう(山口県下関市)」の来館者数回復及び警備契約獲得等に努めてまいりました。
以上の結果、売上高506,332千円(前年同期比1.9%減)、営業利益10,887千円(前年同期は21,993千円の営業損失)となりました。
当社グループの財政状態の分析につきましては次のとおりであります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末と比較して590,795千円増加し、6,045,874千円となりました。主な増加要因は、不動産事業における仕掛販売用不動産の増加942,757千円によるものであります。一方、主な減少要因は、現金及び預金の減少159,104千円であります。固定資産は前連結会計年度末と比較して14,106千円減少し、3,094,359千円となりました。主な増加要因は、投資その他の資産に含まれる投資有価証券の増加31,154千円であります。一方、主な減少要因は、保有目的の変更及び減価償却費の計上による有形固定資産のその他に含まれる車両運搬具の減少30,679千円、繰延税金資産の減少15,265千円であります。
この結果、総資産は9,140,234千円となり、前連結会計年度末に比べ、576,689千円増加しました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末と比較して232,396千円増加し、4,947,731千円となりました。主な増加要因は、短期借入金の増加502,800千円であります。一方、主な減少要因は、1年内返済予定の長期借入金の減少175,443千円、流動負債のその他に含まれる未払金の減少93,106千円によるものであります。固定負債は、前連結会計年度末と比較して241,621千円増加し、3,690,864千円となりました。主な増加要因は、長期借入金の増加212,531千円であります。
この結果、負債合計は8,638,596千円となり、前連結会計年度末に比べ、474,017千円増加しました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して102,671千円増加し、501,637千円となりました。主な増加要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加100,813千円であります。主な減少要因は、剰余金の配当19,222千円であります。
この結果、自己資本比率は5.5%(前連結会計年度末は4.7%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して160,304千円減少し、1,984,408千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、517,325千円のマイナス(前年同期は248,379千円のマイナス)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益による増加額132,553千円、駐車場設備等の減価償却費171,700千円、棚卸資産の増加による減少額862,282千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、93,676千円のマイナス(前年同期は144,784千円のマイナス)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出75,782千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、450,697千円のプラス(前年同期は84,627千円のプラス)となりました。これは主に、長期借入れによる収入611,000千円、長期借入金の返済による支出573,912千円、短期借入金の純増加額502,800千円によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
