【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2023年4月~2023年6月)の日本経済は、新型コロナウイルス感染症が5類へ移行したことに伴い、経済活動が正常化致しました。また、厚生労働省が発表した有効求人倍率(季節調整値)は、平均値が1.31倍となり、昨年同時期と比べ、0.06ポイント上昇いたしました。また、総務省が発表した完全失業率(季節調整値)は、平均値が2.6%となり、前年同期の平均値と同様でした。前年同期と比較して、求人数が増加しており、人材獲得の競争はより激しさを増しております。
人材サービス事業については、中長期経営計画に基づいた取り組みを引き続き行いました。派遣サービスプラットフォーム「ドコニコ」によるサービス提供の効率化を最大化するために、東京と神戸にサポートデスクという組織を設け、オンラインでの営業活動および求職者の面接を集約化する取り組みを開始しました。また、派遣スタッフの報酬アップおよび、派遣料金の改定を4月に実施いたしました。あわせて、事務職版ドコニコをリリースし、事務職の全国展開を進めるための、営業活動および求人活動も開始しました。
CRO事業については、WDBココにおいて、CROサービスプラットフォームの開発を進め、業務効率化および新規サービスの開始を目指しております。また、6月にWDBココ株式会社とWDB臨床研究株式会社が合併したことで、顧客である製薬会社に対して、より一気通貫したサービスを提供できる体制を構築することができました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、12,469百万円(前年同期比5.1%増)となりました。営業利益は、1,288百万円(前年同期比9.8%減)、経常利益は、1,306百万円(前年同期比8.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、626百万円(前年同期比29.9%減)となりました。また、当社が重視している指標である、売上高営業利益率は10.3%(前年同期比1.7pt低下)、売上高経常利益率は10.5%(前年同期比1.6pt低下)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の財政状態については、総資産は37,335百万円となり、前連結会計年度末と比較して、1,136百万円の増加となりました。負債は8,808百万円となり、前連結会計年度末と比較して、1,074百万円の増加となりました。純資産は28,526百万円となり、前連結会計年度末と比較して、62百万円の増加となりました。
セグメントごとの経営成績は、次の通りであります。
※セグメント利益は、セグメント間取引消去前の金額であります。
①人材サービス事業
当セグメントの売上高は、10,779百万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は、1,129百万円(前年同期比19.2%減)となりました。主な減益の理由は、前事業年度から行っている、派遣スタッフの報酬アップに伴う売上原価の増加であります。前事業年度は、7月に派遣スタッフの報酬アップを実施したため、第1四半期には売上原価の増加がありませんでした。一方で、当第1四半期は、派遣スタッフの報酬アップにより売上原価が増加しているため、減益となっております。
②CRO事業
当セグメントの売上高は、1,690百万円(前年同期比6.6%増)、セグメント利益は、287百万円(前年同期比60.7%増)となりました。WDBココの業績が堅調に推移したことにより、CRO事業全体でも増収増益となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
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