【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は3,415,812千円となり、前連結会計年度末に比べ94,658千円増加いたしました。これは主に売上高の季節性により第2四半期連結会計期間は赤字となるため、現金及び預金が450,593千円減少した一方で、2022年9月度の受注増により売掛金が108,061千円増加したこと、株式会社マキシマイズを新たに連結の範囲に含めたこと等によりのれんが129,529千円増加したこと、四半期税金計算の結果、繰延税金資産を計上したことにより投資その他の資産が115,465千円増加したこと等によります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は2,393,621千円となり、前連結会計年度末に比べ503,110千円増加いたしました。これは主に早期定額型の収益認識から生じる契約負債が703,514千円増加したこと等によります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は1,022,190千円となり、前連結会計年度末に比べ408,451千円減少いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失が428,838千円となったこと等によります。
(2)経営成績の状況
(売上高)
2023年卒学生の就職内定率(2022年10月1日時点)は、93.8%(前年同期比1.4ポイント増)と高い水準で推移しています(出典:㈱リクルート 就職みらい研究所「就職プロセス調査」)。OfferBoxの登録企業数及び登録学生数は順調に伸長しており、企業の採用意欲の高まりなどからオファー送信件数も大きく伸長しており、OfferBoxで内定に至る学生も増加しております。
このような状況のなか、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,326,373千円(前年同期比15.2%増)、OfferBoxの2023年卒の内定決定人数は5,639人(同29.5%増)となりました。
当社グループは、HRプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。サービス別に区分した売上高の概況は、次のとおりであります。
OfferBox(早期定額型)
2024年卒を対象とした早期定額型は、継続受注だけでなく成功報酬型から早期定額型への切り替えや新規受注も好調に推移しており、早期定額型の受注高は1,556,044千円(前年同期比48.5%増)となっております。早期定額型は受注高を期間按分して売上計上していることやその受注の季節的変動性から第2四半期連結累計期間の売上転換率は低めとなっております。この結果、当第2四半期連結累計期間のOfferBox(早期定額型)の売上高は717,050千円(前年同期比28.9%増)となりました。
OfferBox(成功報酬型)
2023年卒を対象とした成功報酬型は、企業の採用意欲の高まりなどから学生の内定決定が好調に推移しておりますが、早期定額型の受注が好調なため、入社合意枠を超過した内定決定は前年並みとなっております。この結果、当第2四半期連結累計期間のOfferBox(成功報酬型)の売上高は472,946千円(前年同期比4.0%増)となりました。
eF-1G(適性検査)
コロナ禍で厳しい状況であった適性検査結果を用いた企業内研修は、対面形式が可能になったことで回復傾向にあり、適性検査の受検についても堅調に推移しております。この結果、当第2四半期連結累計期間のeF-1G(適性検査)の売上高は117,377千円(前年同期比3.2%減)となりました。
その他
専門学校向けに提供しているマーク式の適性検査及び他社向けにカスタマイズした適性検査のロイヤリティ収入は堅調に推移しております。この結果、当第2四半期連結累計期間のその他の売上高は18,998千円(前年同期比0.3%減)となりました。
(営業損失)
さらに成長を加速させるべく営業職や開発職等の増員やサービス規模拡大のためにプロモーション関連に投資しております。また、求職者と企業をつなぐ転職プラットフォーム「PaceBox」を8月に正式リリースし、人件費やプロモーション関連投資が増加しております。これに加えて、第2四半期連結累計期間の売上高の季節性から、当第2四半期連結累計期間の営業損失は525,175千円(前年同期は営業損失39,249千円)となりました。
(経常損失)
銀行借入れに対する支払利息を計上しております。この結果、当第2四半期連結累計期間の経常損失は526,839千円(前年同期は経常損失35,770千円)となりました。
(親会社株主に帰属する四半期純損失)
税金計算に四半期特有の会計処理を採用し、法人税等を△98,001千円計上しております。この結果、当第2四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純損失は428,838千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失40,862千円)となりました。
(第2四半期連結累計期間の季節性)
当社グループの売上構成として、OfferBox早期定額型の売上高が67.9%(2022年3月期)を占めます。この早期定額型の受注は、インターンシップ需要で例年7月から11月に集中するため、売上高は下期に偏重する傾向にあります。
四半期連結会計期間の売上高及び営業利益の推移
2022年3月期
第1四半期
(4-6月期)
第2四半期
(7-9月期)
第3四半期
(10-12月期)
第4四半期
(1-3月期)
年度計
売上高(千円)
442,023
709,167
892,259
998,032
3,041,482
構成比(%)
14.5
23.3
29.4
32.8
100.0
営業利益(千円)
△167,499
128,249
310,509
96,076
367,336
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ450,593千円減少し、当第2四半期連結会計期間末には2,333,194千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は118,082千円(前年同期は133,587千円の獲得)となりました。これは主に契約負債(前受収益)の増加額696,650千円の一方で、税金等調整前四半期純損失526,839千円、売上債権の増加額107,885千円、法人税等の支払額53,483千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は239,095千円(前年同期は15,662千円の獲得)となりました。これは主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出139,382千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は94,519千円(前年同期比169.1%増)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出100,348千円等によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、当社グループはオンボーディング強化のための営業職、マッチング効率改善のための開発職等を増員しました。この結果、当社グループの従業員は261名(前期比+56名)、当社の従業員数は211名(前期比+33名)となりました。
なお、従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であります。
(8)経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(9)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性について重要な変更はありません。
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