【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により経済活動が大きく制限され、企業収益、個人消費ともに急激に悪化しました。また、緊急事態宣言解除後も景気の回復は鈍く、先行きは極めて不透明な状況が続いております。このような環境下、タイル事業につきましては、販売体制の強化及び指定力の向上を図るとともに、高付加価値商品の拡販による利益率の改善に努めて参りましたが、新型コロナウイルス感染症の影響による営業活動の制限、現場工期の延期に伴う納期の遅れなど大変厳しい状況で推移しました。不動産事業につきましても、新型コロナウイルス感染症の影響により前年同四半期を下回りましたが、引き続き新規顧客の開拓等により安定的な収益の確保に努めて参ります。また、当社グループの収益構造の見直しを図るとともに企業価値の向上を目指し、米国における新規事業として、「住宅ローンを提供する住宅金融」を主たる業務とするSRE Mortgage Alliance Inc.の事業拡大、資本増強を目的とした第三者割当増資について、連結子会社Danto Investment Management,Inc.が引き受け、同社株式の50%を取得し連結子会社化いたしました。これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高38億9千万円(前年同四半期46億6千3百万円)、営業損失7億5千5百万円(前年同四半期2億1千2百万円)、経常損失7億8千8百万円(前年同四半期2億6千2百万円)、投資有価証券売却益4億9千3百万円を特別利益に計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は3億2千3百万円(前年同四半期9千3百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、当第3四半期連結会計期間より報告セグメント「住宅金融事業」を追加しております。① 建設用陶磁器等事業当第3四半期連結累計期間において、建設用陶磁器等事業の売上高は33億9千1百万円(前年同四半期37億6千3百万円)、営業損失は5億9千8百万円(前年同四半期6億1千7百万円)となりました。
② 不動産事業当第3四半期連結累計期間において、不動産事業の売上高は3億7千3百万円(前年同四半期9億9千9百万円)、営業損失は4千4百万円(前年同四半期4億7百万円の営業利益)となりました。
③ 住宅金融事業当第3四半期連結累計期間において、住宅金融事業の売上高は1億9千1百万円、営業損失は1億1千万円となりました。
(2) 財政状態の分析当第3四半期連結会計期間末において総資産は、SRE Mortgage Alliance Inc.の新規連結等に伴い、営業貸付金が35憶6千9百万円、現金及び預金が18億1千7百万円及び有形固定資産が12億2百万円増加したことにより、前連結会計年度末に比べ51億8千万円の増加となりました。負債につきましても、SRE Mortgage Alliance Inc.の新規連結等に伴い、短期借入金が36億3百万円及び長期借入金が7億9千4百万円増加したこと等により、49億2千7百万円の増加となりました。純資産は、その他有価証券評価差額金が4億9千万円及び利益剰余金が3億2千3百万円減少しましたが、非支配株主持分が10億7千1百万円増加した結果、2億5千2百万円の増加となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等の重要な変更はありませんが、当社グループの収益構造の見直しを図るとともに企業価値の向上を目指し、米国における新規事業として、「住宅ローンを提供する住宅金融」を主たる業務とするSRE Mortgage Alliance Inc.を連結子会社化いたしました。これにより、経営戦略として「住宅金融事業」が新たに追加となり、既存事業に附随する住宅について金融の側面から成長戦略を見出し、グループの企業価値向上を目指して参ります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありませんが、新たにSRE Mortgage Alliance Inc.を連結子会社化したことにより、当社グループの収益構造の見直しを図り、既存事業との相乗効果を高め、財務体質の向上及び安定した経営基盤の構築を目指して参ります。
(5) 研究開発活動当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3千万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策当社グループには、将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりますが、これは7億5千5百万円の営業損失を計上しているためであります。このような状況の中、当社グループの取り組みといたしましては、タイル事業につきましては、販売体制の強化を図り、指定力向上に努めるとともに、高付加価値商品の拡販による利益率の改善に努め、生産工場におきましては、稼働率の改善による原価低減を図り、不動産事業につきましては、引き続き新規顧客の開拓による更なる事業拡大に努め、タイル事業への相乗効果を高めるとともに、遊休不動産の活用も引き続き進めて参ります。また、米国における新規事業として、2020年7月に「住宅ローンを提供する住宅金融」を主たる業務とするSRE Mortgage Alliance Inc.の事業拡大、資本増強を目的とした第三者割当増資を引き受け、同社株式の50%を取得し連結子会社化いたしました。これらにより赤字体質からの脱却を目指し、当第3四半期連結累計期間計上の営業損失7億5千5百万円を早期に解消し、営業黒字体質の構築に取り組む所存であります。なお、資金面に関しては、急激な市場環境等の変化に対応するための現金及び預金を中心とした金融資産を有しております。
#C5337JP #ダントーHD #ガラス土石製品セクター
