【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が第5類への移行によりさらに減少し、景気は緩やかな回復基調となっております。しかしながら、引き続き地政学的なリスクや国際的なインフレ等の様々なリスクが存在しており、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループにおきましては、理美容事業及びコンサルティング事業は事業規模を縮小し、昨年度より開始したデジタルマーケティング事業を中心に事業を展開をし、ファンド運営等の投資事業についても積極的に進めております。
通信販売事業につきましては、より集客力の高い映像制作を行うことにより顧客企業の満足度を高め、加えてアウトバウンドやDM発送等の通信販売を側面から支援する事業の展開を行っております。デジタルマーケティング事業につきましては、韓国での事業ノウハウ等を活かし日本での利益確保にむけて、積極的な顧客企業の開拓、取り扱い商材の拡大、システム構築等を進めております。現状、日本における売上高は順調に拡大しているものの、依然として黒字化には至っておらず、投資が先行している状態です。また、韓国での債権の未回収に関しては継続開示を行っておりますとおり、現在訴訟を提起いたしており、回収に向けて手続を進めている状況です。投資事業につきましては、2号ファンドを組成し、ゲーム事業へ共同事業者として投資いたしました。なお、当社連結グループにおけるデジタルマーケティング事業の決算数値については決算期が12月であることから、3カ月遅れで取り込むこととしております。
上記の結果、当第2四半期における業績につきましては、売上高は876,538千円(前年同四半期比94.1%増)営業損失は114,734千円(前年同期は29,304千円の営業損失)、経常損失は96,457千円(前年同期は29,311千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は99,817千円(前年同期は69,975千円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
① 通信販売事業
通信販売事業におきましては、新規取引先の開拓や映像制作力の高い外注先の活用、収益多様化のため通販事業支援事業等の展開をしておりますが、業界内の競争も引き続き厳しい状態であり、当該事業における売上高は248,923千円(前年同四半期比29.4%減)となりました。
② デジタルマーケティング事業
デジタルマーケティング事業につきましては、韓国において営業利益は堅調に推移しております。日本においては、売上高は拡大しておりますが、顧客企業開拓のための人件費、システム開発費用等の先行投資をカバーする水準までは至っておりません。その結果、当該事業における売上高は565,894千円となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は2,461,654千円となり、前連結会計年度末に比べて360,139千円の減少となりました。流動資産は2,063,154千円となり、前連結会計年度末に比べて414,632千円の減少となりました。この減少は、主に現金及び預金130,926千円並びに売掛金308,301千円の減少によるものであります。固定資産は398,499千円となり、前連結会計年度末に比べて54,492千円の増加となりました。この増加は、主に投資その他の資産のその他のうち出資金100,000千円の増加及び差入保証金40,348千円の減少によるものであります。流動負債は1,869,019千円となり、前連結会計年度末に比べて9,226千円の減少となりました。この減少は、主に1年内返済予定の長期借入金309,276千円の増加、未払金321,273千円並びに支払手形及び買掛金72,871千円の減少によるものであります。固定負債は60,527千円となり、前連結会計年度末に比べて256,014千円の減少となりました。この減少は、主に長期借入金311,737千円を1年内返済予定の長期借入金に振替えたことによるものであります。純資産は532,108千円となり、前連結会計年度末に比べて94,898千円の減少となりました。この減少は、主に親会社株主に帰属する四半期純損失99,817千円の計上によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ29,811千円減少し、1,108,496千円となりました。
当第2四半期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の減少は171,081千円(前年同期は27,305千円の減少)となりました。これは主に、売上債権の減少308,301千円、未払金の減少317,411千円及び税金等調整前四半期純損失96,457千円の計上があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は2,332千円(前年同期は867,937千円の増加)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入280,500千円、定期預金の預入による支出170,500千円及び出資金の払込による支出100,000千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の増加は163,139千円(前年同期は1,007千円の増加)となりました。これは、短期借入れによる収入110,000千円及び長期預り金の受入による収入51,000千円があったことによるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第2四半期連結累計期間において、当社が定めている会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(7)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(8)研究開発活動
該当事項はありません。
(9)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、販売実績が著しく変動しております。
当該販売実績につきましては上記「(1)経営成績の状況」に記載のとおりであります。
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