【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善による経済活動の活性化に伴い緩やかな回復が続いています。長期化する国際情勢不安による原材料費等の高騰や、世界的な金融引締め、急激な物価上昇による消費の抑制など、一部に景気の下振れリスクも見られるものの、当社グループを取り巻く環境においては、インバウンド需要の大幅な回復や国内旅行需要の増加、健康意識の高まりによるスポーツ活動の広がりなど、堅調な状況が続いています。
このような経営環境のもと、各運営事業においてレジャーや国内旅行、インバウンドなどの急回復需要獲得を図るため、施設の拡大や戦略的なマーケティング施策を実施しました。また、新規事業として、ゴルフコースに隣接した眺望抜群のヴィラでプライベート空間と開放感が同時に楽しめる“フェアウェイフロントヴィラ事業”の推進や、「滞在型貸別荘」を提案する“リソルステイ事業”の施設拡大、リソルの森における新たなペットヴィラ事業の推進などを着実に進めました。
同時に、グループの価値基準「あなたのオフを、もっとスマイルに。」と長期方針「3つのやさしい」(人にやさしい・社会にやさしい・地球にやさしい)の実践を徹底し、各事業においてサービス体制を強化してお客様の満足度向上を図りました。
ホテル運営事業では、国ごとのインバウンド施策や、女性客・観光客に選ばれる“ツーリストホテル”を目指したサービス・品質の向上を図り、業績は順調に推移しました。同時に、“ホテルリソル”の新たなコンセプトとして「物語のあるホテル」を掲げ、「Design」(1つ1つのホテルデザインコンセプト)、「Eatwell Breakfast」(管理栄養士監修の健康的でおいしい朝食)、「Relaxation」(ホテル本来の目的である“くつろぎ”を提供)の3つを強みとしたブランディングの推進を図りました。また、中長期滞在に対応した新たなシリーズとして、2023年4月1日に開業した「ホテルリソルステイ秋葉原」をはじめ、グループホテルにおいて国内旅行とインバウンド需要のバランスをうまく見極めながら全体的に稼働は好調に推移しました。
ゴルフ運営事業では、新規の4ゴルフ場(関西CC、三木よかわCC、望月リソルGC、有田リソルGC)が加わった効果や、ゴルフ会員権販売が好調に推移したことで、売上が前年を上回りました。また、事業拡大を図るための戦略的買収を行い、「入間カントリー倶楽部」を新たなリソルグループゴルフ場として8月31日から運営を開始しました。さらに、ゴルフコースに隣接した眺望抜群のヴィラでプライベート空間と開放感が同時に楽しめる“フェアウェイフロントヴィラ”事業において、利用権型会員制リゾートクラブの販売(スパ&ゴルフリゾート久慈)を進めたほか、新たなヴィラ建設計画(大熱海国際ゴルフクラブ)を推進しました。
リソルの森(CCRC)事業では、宿泊者が滞在期間中にスポーツ施設や敷地内アクティビティを無料で利用できるサービス(インクルーシブエクスペリエンス)の効果もあり、リピート客の利用が順調に推移しました。また、インバウンドツアー(台湾・韓国)による「ゴルフ&ステイ」の利用増加や、チームビルディングを活用した企業研修など、団体の利用が大幅に伸びて付帯売上げが増加しました。さらに、施設のリニューアルによるブランディング効果もあり、ゴルフ会員権や不動産販売も堅調に推移しました。
福利厚生事業では、新規顧客開拓を図るための外部提携や「精算システム」「プラスユアチョイス」「直営施設」などの差別化提案を図り、会員企業の新規契約の成約や内定が順調に増加しました。また、旅行会社とのコラボ商品や会員ニーズを取り入れたメニュー、検索サービスシステムなどの開発に注力しました。
再生エネルギー事業では、福島石川太陽光第四設備の開発を推進しました。また、グループゴルフ場における新たなソーラーカーポート建設や太陽光発電設備事業用地の検討を図りました。
投資再生事業では、「福島石川太陽光第三設備」の土地売却を実施しました。また、新規ゴルフ場の取得を着実に進めました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間は、運営事業の収益が大幅に改善し、売上高は12,967百万円(前年同四半期比2.2%増)、営業利益は1,332百万円(前年同四半期比40.9%増)、経常利益は1,239百万円(前年同四半期比41.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,163百万円(前年同四半期比108.8%増)となりました。
② 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、44,928百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,264百万円増加しております。ここれは主に有形固定資産が2,441百万円増加、その他の流動資産が737百万円減少等によるものです。負債につきましては、30,508百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,372百万円増加しております。これは主に、預り保証金が1,848百万円増加等によるものです。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動による資金の増加2,488百万円(前年同四半期は2,948百万円の増加)、投資活動による資金の減少663百万円(前年同四半期は748百万円の減少)、財務活動による資金の減少1,511百万円(前年同四半期は897百万円の減少)があったことにより、前連結会計年度末残高より313百万円の増加となりました。
その結果、当第2四半期連結会計期間末残高は5,537百万円(前年同四半期は4,754百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
営業活動の結果増加した資金は2,488百万円となりました。
税金等調整前四半期純利益が1,263百万円、棚卸資産の減少139百万円等があったことによるものです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
投資活動の結果減少した資金は663百万円となりました。
有形固定資産の取得による支出513百万円等があったことによるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
財務活動の結果減少した資金は1,511百万円となりました。
長期借入れによる収入3,180百万円があったものの、短期借入金の純減少額1,889百万円及び長期借入金の返済による支出1,897百万円等があったことによるものです。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売の実績について著しい変動はありません。
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