【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う行動制限と中国のロックダウンによる供給制約の影響が緩和されたことにより、緩やかに持ち直しておりますが、ウクライナ情勢等を受けたエネルギー資源の高騰や、円安による部資材の調達価格上昇、米欧利上げに伴う海外経済の減速などの影響が懸念され、依然として先行きは不透明な状況となっております。
このような経済環境の中、ビルメンテナンス業界においては、省エネや省コストに加え、病院での手術室の無菌化や院内感染の防止、製薬工場や再生医療研究所等でのバリデーションサポートといった高度な技術力に対し関心が高い一方で、施設の維持管理コストの見直し意識の高まりが強くなっている状況です。
当社グループにおいては、サービスを提供する現場でのお客様との接点を最重要視し、状況に応じた感染症防止対策を講じつつ、当社のノウハウを活かした「設備及び環境診断・評価」「ソリューション提案(省エネ・省コスト提案、環境改善提案)」を通じてお客様の潜在ニーズの掘り起こしに努め、新規物件の獲得や既存契約の維持に取り組んでまいりました。
当社グループの財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。
① 財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は18,971百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,682百万円減少しました。これは主に受取手形・完成工事未収入金等が3,058百万円減少し、棚卸資産が897百万円増加したことなどによります。固定資産は13,688百万円となり、前連結会計年度末に比べ201百万円増加しました。これは主に土地が336百万円増加したことなどによります。
この結果、総資産は32,660百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,480百万円減少(7.1%減)しました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は8,606百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,342百万円減少しました。これは主に支払手形・工事未払金等が1,362百万円、未払法人税等が551百万円、電子記録債務が326百万円それぞれ減少したことなどによります。固定負債は3,684百万円となり、前連結会計年度末に比べ24百万円減少しました。
この結果、負債合計は12,290百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,366百万円減少(16.1%減)しました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は20,369百万円となり、前連結会計年度末に比べ113百万円減少(0.6%減)しました。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の57.2%から61.1%となりました。
② 経営成績
当第2四半期連結累計期間の売上高は、メンテナンス業務が安定的に推移したことから21,874百万円(前年同期比1.2%増)となりました。営業利益につきましては、建物設備工事部門を中心とした原材料等の高騰などによる利益率の低下により、673百万円(同26.2%減)となりましたが、円安に伴う為替差益が70百万円発生したことなどにより、経常利益は821百万円(同16.8%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、462百万円(同71.0%減)となりました。
なお、当社グループは、建物設備のライフサイクルに合わせて、メンテナンスサービスとリニューアル工事とを一体化した事業活動を展開しており、当該事業以外の事業について重要性が乏しいことから、報告セグメントを単一としております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は6,072百万円となり、前連結会計年度末より576百万円減少しました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、401百万円の資金の増加となり、前年同期に比べて1,313百万円の資金の減少となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が821百万円と前年同期に比べて1,553百万円減少したこと、売上債権の減少額が2,987百万円と前年同期に比べて627百万円減少したこと、法人税等の支払額が895百万円と前年同期に比べて391百万円増加した一方で、前年同期は投資活動への調整項目である投資有価証券売却益が1,391百万円発生したことなどによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、452百万円の資金の減少となり、前年同期に比べて1,625百万円の資金の減少となりました。これは主に、前年同期は投資有価証券の売却による収入が1,449百万円発生したことなどによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、573百万円の資金の減少となり、前年同期に比べて213百万円の資金の増加となりました。これは主に、短期借入金の純増減額が194百万円と前年同期に比べて134百万円増加したこと、配当金の支払額が481百万円と前年同期に比べて74百万円減少したことなどによります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は、7百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)従業員数
① 連結会社の状況
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。
なお、従業員数は当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。
② 提出会社の状況
当第2四半期累計期間において、当社の従業員数に著しい増減はありません。
なお、従業員数は当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む就業人員数であります。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(9)主要な設備
当社グループは、長期ビジョンである「全てのステークホルダーの幸せ向上」実現に向け、その根幹を成す“人的資本”の価値向上を目的とした「採用・広報」「制度・環境改善」「作業効率改善」「新人財育成」の各種プロジェクトを推進しております。
その1つである「新人財育成」プロジェクトにおいて、新人・若手層の早期戦力化や従業員の技術力向上を目的とした新たな研修センターの建設を計画し、現在、その詳細について検討を進めております。なお、当第2四半期連結累計期間において、研修センター用地として土地を取得いたしました。
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