【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 財政状態
(資産)
当第1四半期会計期間末における資産は1,222,462千円となり、前事業年度末に比べて226,800千円(15.7%)減少いたしました。これは主として、ソフトウエア仮勘定が36,730千円増加したものの、売掛金が250,169千円減少したことによるものであります。
(負債)当第1四半期会計期間末における負債は460,366千円となり、前事業年度末に比べて297,310千円(39.3%)減少いたしました。これは主として、買掛金が204,052千円減少したことによるものであります。
(純資産)当第1四半期会計期間末における純資産は762,095千円となり、前事業年度末に比べて70,510千円(10.2%)増加いたしました。これは主として、四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が26,166千円増加、資本金が22,431千円増加、資本準備金が22,431千円増加したことによるものであります。
② 経営成績当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響からの持ち直しによる経済活動の正常化の動きがみられるものの、欧米各国の景気後退懸念の拡大、サプライチェーンの混乱やウクライナ情勢の影響等を背景とした各種価格の高騰、為替相場の不安定な動きによる物価上昇など、先行きは不透明な状況が続いております。当社が属するインターネット広告市場においては、経済産業省の特定サービス産業動態統計調査(2023年5月分確報)によると、2023年5月のインターネット広告の売上高合計は113,776百万円(前年同月比8.39%増)と引き続き回復傾向となってきておりますが、当社が注力してまいりましたインターネットを活用した求人広告市場につきましては、2023年6月の有効求人倍率(季節調整値)は、1.30倍(厚生労働省「一般職業紹介状況(2023年6月分)について」)で直近では微減で推移しており、2023年6月の職種分類別求人広告掲載件数は、全体で144万9千件(公益社団法人全国求人情報協会 「求人広告掲載件数等集計結果(2023年6月分)」)となっており、前年同月比で増加し、回復基調となっているものの更なる回復が望まれます。このような事業環境の下、当事業年度より、事業の分類を『コミュニケーションデータ事業』、『HRデータ事業』、『新規事業』及び『その他』の4つの区分として当社の目指すべき方向性と合わせるべく、整理いたしました。『コミュニケーションデータ事業』は、当社の優位性の一つであるデータとテクノロジーを組み合わせて収益を上げていく事業として、『らくらく連絡網』、『らくらくアルバイト』、『pinpoint』及び『他媒体広告』を含めており、当事業年度は代理店戦略の強化やアライアンスの推進を行い、データの拡充と有効活用を図ってまいりました。『HRデータ事業』は、顧客が求人業界であり、当社が培ってきた求人広告分野におけるノウハウとテクノロジーを組み合わせた事業として、『求人検索エンジン』、『HR Ads Platform』及び『ジョブオレ』を含めており、当事業年度は『HR Ads Platform』に社内リソースを集中させて、新規求人メディア連携やATS連携の強化を図ってまいりました。『新規事業』は、既存事業の強みが生きる領域で展開し、新たに獲得した顧客データにより共通顧客基盤の拡充を目指していく事業として、『休日いぬ部』、『perrole』及び『Web3事業』を含めており、当事業年度は外部提携や販売チャネルの開拓を行い、データの拡充を図ってまいりました。その結果、『らくらく連絡網』の2023年6月末時点の会員数は702万人(前年同期比0.4%増)、アプリ会員数は298万人(前年同期比8.3%増)、有効団体数は39万団体(前年同期比0.01%増)、『らくらくアルバイト』の2023年6月末時点の会員数は198万人(前年同期比4.0%増)、『ジョブオレ』の2023年6月末時点の求人原稿数は448千件(前年同期比21.84%増)となっております。以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は1,012,592千円(前年同四半期比49.9%増)、営業利益は33,548千円(前年同四半期は6,478千円の営業損失)、経常利益は32,310千円(前年同四半期は7,909千円の経常損失)、四半期純利益は26,166千円(前年同四半期は24,016千円の四半期純損失)となりました。また、当社は、「インターネットメディア関連事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
なお、当第1四半期累計期間の事業別の販売実績を示すと、次の通りであります。
事業の名称
当第1四半期累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)
販売高(千円)
前年同期比(%)
コミュニケーションデータ事業
239,374
+15.7
HRデータ事業
693,821
+53.7
新規事業
61,693
―
その他
17,702
+2.6
合計
1,012,592
+49.9
(注)当第1四半期会計期間より、上述の通り、『コミュニケーションデータ事業』、『HRデータ事業』、『新規事業』及び『その他』としておりますが、前年同期比に関しては、組替えた後の数値にて比較して算出しております。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動該当事項はありません。
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