【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における経済環境をみると、約3年間にわたり大きな影響を与えてきた新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが制御され、社会経済活動の正常化に向かいつつあるものの、エネルギー価格をはじめとする物価高騰の影響等により、本格的な景気回復には道半ばのまま推移いたしました。また、欧州での紛争に端を発する地政学的リスク等、社会や経済環境は依然として先行き不透明な状況が続いております。一方、当社グループの主要な事業領域である情報サービス業界においては、事業の強化やビジネスモデルの変革を推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)関連の需要が増加しており、今後の成長に不可欠な分野に対しての投資需要は継続して期待されております。
このような事業環境の下、2022年3月期~2024年3月期の3か年の中期経営計画を策定し、事業規模の拡大による企業価値向上に向け、以下の主要施策に取り組んでおります。
①収益が悪化している事業の見直し
②積極的な事業投資
③ITソリューション分野における提携関係の強化
④事業推進管理の強化による営業黒字の継続、拡大
⑤継続的な事業拡大に向けたビジネスモデルの整備
⑥成長加速のための資金調達およびM&Aを含めた他社との提携
これらの主要施策の推進にあわせて、当社の強みの根幹である技術力と人材力に磨きをかけるための積極的な投資や、ソリューションベンダーとの連携による最適ソリューションの提供、業務サービスの企画・開発等に努めてまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は253,179千円(前年同期比11.0%減)となりました。利益面におきましては、営業損失は10,524千円(前年同期は営業損失29,059千円)、経常損失は9,401千円(前年同期は経常損失28,555千円)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純損失は18,471千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失30,151千円)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりです。売上高につきましては、外部顧客への売上高を表示しています。
〔ITソリューション〕
企業システムのコンサルティング及び設計、開発につきましては、ソリューションベンダーとの連携による最適ソリューションを提供する活動を進めております。また、既存顧客の深耕を進めてまいりましたが、対前年比で減収となり、売上高は202,430千円(前年同期比18.1%減)、セグメント利益は63,584千円(前年同期比16.2%増)となりました。
〔BPO・サービス〕
BPO(業務アウトソーシング)及び決済代行等各種サービスにつきましては、積極的な営業活動による新しいサービスとして会員代行管理サービス等の新規受注が拡大しました。その結果、売上高は50,749千円(前年同期比34.4%増)、セグメント利益は9,059千円(前年同期比2.9%増)となりました。
〔その他〕
新規事業の展開に向けた成長加速のための資金調達及び事業提携を含めた新規事業等の創出を進めております。当セグメントにおきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高はありませんでした。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産の残高は671,058千円となり、前連結会計年度末に比べ35,834千円減少いたしました。主な増減は前払費用の減少6,105千円、預け金の減少37,000千円、未収還付法人税等の減少23,741千円、ソフトウェア仮勘定の増加30,666千円となっております。
(負債)
流動負債の残高は158,720千円となり前連結会計年度末に比べ23,166千円減少し、固定負債の残高は173,322千円となり前連結会計年度末に比べ7,088千円増加しました。これは主に短期借入金41,670千円を返済したためであります。
この結果、総負債の残高は322,042千円となり前連結会計年度末に比べ16,077千円減少しました。
(純資産)
純資産の残高は339,015千円となり前連結会計年度末に比べ19,756千円減少しました。これは主に利益剰余金が18,471千円減少したことによるものです。
この結果、自己資本比率は、50.5%(前連結会計年度末50.7%)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により67,560千円増加、投資活動により37,605千円減少、財務活動により41,670千円減少しました。その結果、当第2四半期連結会計期間末の資金の残高は前連結会計年度末残高より11,715千円減少し、443,195千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動により、資金は67,560千円増加(前年同期は28,740千円増加)しました。これは主に、その他の流動資産が33,510千円増加、法人税等の還付額が23,351千円あったこと等により資金が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動により、資金は37,605千円減少(前年同期は8,909千円増加)しました。これは主に、無形固定資産の取得による支出35,561千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金は、借入金の返済により41,670千円減少(前年同期は増減なし)しました。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
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