【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染状況の改善や行動制限の緩和等により経済活動の回復が期待される一方、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、世界的な原材料や物価の高騰、円安の影響等、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
当社グループの主要な事業領域である情報サービス業界においては、業務効率化・生産性向上やビジネスモデルの変革を推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)関連に対する注目度は依然として高く、企業の競争力強化、業務プロセスの再構築に向けたIT需要は継続して強く期待されております。
このような事業環境の下、2022年3月期~2024年3月期の3か年の中期経営計画を策定し、事業規模の拡大による企業価値向上に向け、以下の主要施策に取り組んでおります。
①収益が悪化している事業の見直し
②積極的な事業投資
③ITソリューション分野における提携関係の強化
④事業推進管理の強化による営業黒字の継続、拡大
⑤継続的な事業拡大に向けたビジネスモデルの整備
⑥成長加速のための資金調達およびM&Aを含めた他社との提携
これらの主要施策の推進にあわせて、当社の強みの根幹である技術力に磨きをかけるための積極的な投資や、パートナー企業との連携強化、収益性向上に向けた取り組み、新規顧客開拓のための体制強化、業務サービスの企画・開発等に努めてまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は410,793千円(前年同期比45.7%減)となりました。利益面におきましては、営業損失は28,060千円(前年同期は営業利益3,801千円)、経常損失は27,667千円(前年同期は経常利益7,258千円)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純損失は31,655千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益21,339千円)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。売上高につきましては、外部顧客への売上高を表示しています。
〔ITソリューション〕
企業システムのコンサルティング及び設計、開発につきましては、ソリューションベンダーとの連携による最適ソリューションの提供による企業のDX化の推進、パートナー企業との連携強化、収益性向上に向けた取り組み、新規顧客開拓のための体制強化、自社製品のブランド力強化等を進めております。一方、前年にはあった一過性の大型案件が今期は見込めないため、前年同期に比べ低調に推移いたしました。その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は352,061千円(前年同期比47.1%減)、セグメント利益は91,161千円(前年同期比21.5%減)となりました。
〔BPO・サービス〕
BPO(業務アウトソーシング)及び決済サービス等各種サービスにつきましては、新型コロナウイルスの感染状況の改善や行動制限の緩和等、経済活動の正常化に向けた動きが見られるなか、決済サービスが拡大し、また積極的な営業活動により会員管理サービス等の新規受注が進展いたしました。その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は58,732千円(前年同期比20.2%増)、セグメント利益は16,022千円(前年同期比790.1%増)となりました。
〔その他〕
新規事業の展開に向けて、成長加速のための資金調達およびM&Aを含めた他社との提携を進めております。前連結会計年度のメディカル&アンチエイジング事業の運営会社である株式会社マーベラントの全株式譲渡により、当セグメントにおきましては、当第3四半期連結累計期間の売上高はありませんでした。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は598,048千円となり、前連結会計年度末に比べ62,016千円減少いたしました。これは主に、現金及び預金で20,998千円減少、受取手形及び売掛金等で51,400千円減少したなどによります。
固定資産の残高は113,440千円となり前連結会計年度末に比べ5,985千円増加いたしました。これは主に、販売拡大のための商品開発に注力した結果ソフトウエアおよびソフトウエア仮勘定を合計した無形固定資産残高が23,710千円となり、前連結会計年度末に比べ13,110千円増加したことなどによります。
この結果、総資産の残高は711,488千円となり、前連結会計年度末に比べ56,032千円減少いたしました。
(負債)
流動負債の残高は180,931千円となり前連結会計年度末に比べ26,435千円増加いたしました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金の増加66,664千円によるもので、長期借入金(固定負債)の減少とセットで従来から予定していたものです。
固定負債の残高は218,930千円となり前連結会計年度末に比べ56,559千円減少いたしました。これは主に長期借入金の減少66,664千円によるものです。
この結果、総負債の残高は399,862千円となり、前連結会計年度末に比べ30,124千円減少いたしました。
(純資産)
純資産の残高は311,625千円となり前連結会計年度末に比べ25,909千円減少いたしました。これは主に、利益剰余金の減少31,655千円及びその他有価証券評価差額金の増加5,747千円によります。
この結果、自己資本比率は43.8%(前連結会計年度末44.0%)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
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