【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染状況の改善や行動制限の緩和等により経済活動の回復が期待されました。一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化、世界的な原材料価格の高騰や円安進行等、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
当社グループの主要な事業領域である情報サービス業界においては、業務効率化・生産性向上やビジネスモデルの変革を推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)関連に対する注目度は依然として高く、投資需要は継続して強く期待されております。
このような事業環境の下、2022年3月期~2024年3月期の3か年の中期経営計画を策定し、事業規模の拡大による企業価値向上に向け、以下の主要施策に取り組んでおります。
①収益が悪化している事業の見直し
②積極的な事業投資
③ITソリューション分野における提携関係の強化
④事業推進管理の強化による営業黒字の継続、拡大
⑤継続的な事業拡大に向けたビジネスモデルの整備
⑥成長加速のための資金調達およびM&Aを含めた他社との提携
これらの主要施策の推進にあわせて、当社の強みの根幹である技術力と人材力に磨きをかけるための積極的な投資や、ソリューションベンダーとの連携による最適ソリューションの提供、業務サービスの企画・開発等に努めてまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は284,771千円(前年同期比16.5%減)となりました。利益面におきましては、営業損失は29,059千円(前年同期は営業損失11,365千円)、経常損失は28,555千円(前年同期は経常損失9,763千円)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純損失は30,151千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益17,246千円)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりです。売上高につきましては、外部顧客への売上高を表示しています。
〔ITソリューション〕
企業システムのコンサルティング及び設計、開発につきましては、ソリューションベンダーとの連携による最適ソリューションの提供による企業のDX化の推進、開発パートナーの体制強化の活動等を進めております。また、既存顧客の深耕および新規顧客の開拓を進めてまいりましたが、売上高は247,015千円(前年同期比8.0%減)、セグメント利益は54,697千円(前年同期比20.3%減)となりました。
〔BPO・サービス〕
BPO(業務アウトソーシング)及び決済代行等各種サービスにつきましては、新型コロナウイルスの感染状況の改善や行動制限の緩和等、経済活動の正常化に向けた動きが見られるなか、積極的な営業活動により会員管理代行サービス等の新規受注が進展いたしました。その結果、売上高は37,756千円(前年比25.7%増)、セグメント利益は8,799千円(前年同期はセグメント損失616千円)となりました。
〔その他〕
新規事業の展開に向けて、成長加速のための資金調達およびM&Aを含めた他社との提携を進めております。前連結会計年度のメディカル&アンチエイジング事業の運営会社である株式会社マーベラントの全株式譲渡により、当セグメントにおきましては、当第2四半期連結累計期間の売上高はありませんでした。
(2)財政状態の分析
①資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産の残高は743,117千円となり、前連結会計年度末に比べ24,403千円減少いたしました。主な増減は現金及び預金の増加37,650千円、受取手形及び売掛金の減少47,199千円、投資有価証券の増加3,875千円、無形固定資産(ソフトウェア)の増加3,743千円となっております。
(負債)
流動負債の残高は180,141千円となり前連結会計年度末に比べ25,645千円増加し、固定負債の残高は242,773千円となり前連結会計年度末に比べ32,716千円減少しました。これは主に前連結会計年度末の長期借入金106,664千円のうち当第2四半期連結会計期間中に一年以内に返済予定となった41,664千円を、流動負債に組替えたためであります。
この結果、総負債の残高は422,915千円となり前連結会計年度末に比べ7,071千円減少しました。
(純資産)
純資産の残高は320,202千円となり前連結会計年度末に比べ17,332千円減少しました。これは主に利益剰余金が30,151千円減少したほか、その他有価証券評価差額金が12,819千円増加したことによるものです。
この結果、自己資本比率は、43.1%(前連結会計年度末44.0%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により28,740千円増加、投資活動により8,909千円増加しました。その結果、当第2四半期連結会計期間末の資金の残高は前連結会計年度末残高より37,650千円増加し、542,622千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動により、資金は28,740千円増加(前年同期は22,766千円増加)しました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が29,425千円減少、売上債権の減少47,198千円等により資金が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動により、資金は8,909千円増加(前年同期は14,598千円増加)しました。これは主に、保有投資有価証券売却による収入10,721千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の増減はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び
新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
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