【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況分析
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、消費者物価の上昇による下押しなどはあったものの、企業収支の改善や個人消費の回復に伴い、緩やかな回復基調となりました。
当社グループ(当社及び連結子会社)の主要取引先である鉄鋼、電子部品、化学、半導体、印刷・紙加工、食品など各メーカーの設備投資は、業種により強弱はあるものの一定の回復基調が続きました。一方、一部製品分野では、米中関係の地政学的な競争環境の高まりによる影響を受けました。
このような状況の下、当社グループはいかなる環境下においても成長できる企業グループの実現を目指し、当社グループのコア技術である画像処理、センシング及び光学技術の強化を進めるとともに、顧客需要の取り込みに努めました。
ⅰ)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べて442百万円増加して17,444百万円となりました。
これは主に受取手形、売掛金及び契約資産の減少406百万円があったものの、現金及び預金の増加341百万円、投資有価証券の増加229百万円、商品及び製品の増加184百万円があったことによります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は前連結会計年度末に比べて14百万円減少して2,382百万円となりました。
これは主に契約負債の増加139百万円があったものの、未払法人税等の減少148百万円があったことによります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は前連結会計年度末に比べて456百万円増加して15,062百万円となりました。
これは主に配当金の支払212百万があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益370百万円の計上、その他有価証券評価差額金の増加172百万円があったことによります。
ⅱ)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高4,531百万円(前年同期比13.1%増)、営業利益536百万円(前年同期比47.4%増)、経常利益589百万円(前年同期比43.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益370百万円(前年同期比37.8%増)となりました。また、受注残高は6,001百万円(前期末比12.5%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① プロセス事業
売上高 1,068百万円(前年同期比4.4%増)、セグメント利益 152百万円(前年同期比39.6%増)、
受注残高 2,292百万円(前期末比34.0%増)
鉄鋼メーカー向けの販売活動において新規取扱製品も含めた販売活動が奏功し、受注及び売上高は前年同期比で増加しました。利益面においては、前年同期の利益額が低かったことから、その対比で増加となりました。
② ウェブ事業
売上高 1,469百万円(前年同期比28.7%増)、セグメント利益 242百万円(前年同期比70.0%増)、
受注残高 1,577百万円(前期末比1.3%減)
二次電池製造装置業界向けなどを中心に主力製品である耳端位置制御装置の受注に落ち着きがみられるものの、高水準の期初受注残高を背景に売上高は前年同期比で増加しました。利益面においても、売上高の増加や収益性の高い製品の販売増を受け前年同期比で増加しました。
③ 検査機事業
売上高 737百万円(前年同期比7.4%増)、セグメント利益 2百万円(前年同期比65.9%増)、
受注残高 1,102百万円(前期末比10.0%増)
二次電池製造装置業界向けの無地検査装置分野で一部の設備投資に遅れがあったものの、全般的には堅調な推移となり、売上高は前年同期比で増加しました。利益面においては、前年同期と同水準となりました。
④ オプティクス事業
売上高 944百万円(前年同期比8.6%増)、セグメント利益 376百万円(前年同期比5.0%増)、
受注残高 852百万円(前期末比4.7%増)
半導体製造・検査装置業界向け光学部品の受注に落ち着きがみられるものの、高水準の期初受注残高を背景に売上高は前年同期比で増加しました。利益面においても、売上高の増加を受け前年同期比で増加しました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ376百万円増加し、3,129百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間における各活動によるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は674百万円(前年同期48百万円)となりました。主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益568百万円の計上、および売上債権及び契約資産が435百万円減少したことによります。また、主な減少要因は、棚卸資産が304百万円増加したことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は47百万円(前年同期は9百万円資金の獲得)となりました。主な減少要因は、投資有価証券の売却による収入31百万円があったものの、固定資産の取得による支出127百万円があったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は269百万円(前年同期312百万円)となりました。主な減少要因は、配当金の支払額212百万円、長期借入金の返済による支出54百万円があったことによります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は246百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況の内容に重要な変更はありません。
(5)設備の新設、除却等の計画
当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に計画した重要な設備の新設について重要な変更はあ
りません。
