【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行により、行動制限が解除され、個人消費の持ち直しや雇用・所得環境の改善が見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、エネルギーや原材料の価格高騰や海外景気の下振れ懸念に加え、地政学リスクの高まりなど依然として先行き不透明な状況にあります。
当社グループを取り巻く環境におきましては、サステナビリティの重要性を追い風としたDX推進やビジネスにおけるIT活用に対する顧客の期待はますます高まっております。当社グループが主たる事業の対象とするSAPパブリッククラウドの本格的普及が始まり、基幹システム導入コストの低減と経営効果を創造するための、より高度なIT活用への投資による二極化現象が見られます。
かかる状況の下、当社グループは準大手および中堅企業向けにERP導入短縮化と業務品質向上の支援サービスを行うとともに、SAPの活用を支援する高付加価値型サービスの開発に取り組み、より高度な管理会計やシステム利用技術を習得してもらうシステム活用の高度化をすすめてまいりました。さらにITエンジニアリング事業において、AI/IoT技術を活用して工場のスマート化を図るサービスの開発に取り組んでおります。また、営業活動においては、新型コロナウイルス感染症防止に対応し、Webセミナーやオンライン個別相談会などを積極的に推進して参りました。
以上のような活動を積極的に推進した結果、当第1四半期連結累計期間におきましては、前年同四半期に比べ売り上げは増加しましたが、利益は伸び悩みとなりました。売上につきましては、期初に計画された第1四半期で完了するプロジェクト案件が少なく売上高5億83百万円(前年同四半期比31.0%増)となりました。利益につきましては、完了プロジェクトが少ないため、仕掛金額の増加により営業利益21百万円(前年同四半期は75百万円の損失)、経常利益20百万円(前年同四半期は76百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益14百万円(前年同四半期は51百万円の損失)となりました。
なお、当社グループはERP導入関連事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は省略しております。製品及びサービス毎の情報は以下のとおりであります。
(ERP導入事業)
売上高3億70百万円(前年同四半期比80.9%増)となりました。
(保守その他事業)
売上高2億12百万円(前年同四半期比11.6%減)となりました。
②財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して、2億88百万円減少して19億87百万円となりました。主な内訳は、現金及び預金10億78百万円、売掛金2億91百万円、固定資産3億9百万円であります。
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比較して、2億34百万円減少して7億16百万円となりました。主な内訳は、前受金1億9百万円、退職給付に係る負債3億25百万円であります。
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して、54百万円減少して12億71百万円となりました。主な内訳は、利益剰余金10億3百万円であり、自己資本比率は62.4%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は0百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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