【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、インフレはピークを迎えつつあるものの、依然として物価は高い水準を維持しており、また、シリコンバレーバンクの破綻やクレディ・スイスの買収に伴う金融不安等、将来の不確実性は増しております。
一方、国内においては、製造業では設備投資が堅調に推移し、また、非製造業では、コロナ禍からの回復で外出関連の需要が増加しているものの、人手不足等の懸念があります。
このような事業環境の中、売上高については、3つの事業全て増収となりました。また、利益面については、EBITDA、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益いずれも増益となりました。
また、当第1四半期連結累計期間より、当社グループでは、新規事業の創出やM&A等を活用した事業基盤の強化・拡大による成長を加速していく中で、会計基準の差異にとらわれることなく企業比較を容易にすることを目的とし、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費)を経営指標とすることとしました。
以上より、当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は、13,615,683千円(前年同期比13.6%増)、EBITDAは、4,698,020千円(前年同期比8.5%増)、営業利益は、4,041,903千円(前年同期比4.0%増)、経常利益は、4,597,039千円(前年同期比5.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、3,305,092千円(前年同期比5.2%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
(歯科事業)
歯科事業の売上高については、北米で減収となったものの、国内、欧州及びアジアにおいて増収となり、前年同期に比べて増収となりました。利益面についても、セグメント営業利益及びセグメントEBITDAともに、前年同期に比べて増益となりました。
この結果、売上高は、10,809,389千円(前年同期比7.1%増)、セグメントEBITDAは、4,804,484千円(前年同期比9.1%増)、セグメント営業利益は、4,427,112千円(前年同期比8.0%増)となりました。
(外科事業)
外科事業の売上高については、北米及び欧州で減収となりましたが、国内及びアジアで増収となり、前年同期に比べて増収となりました。利益面については、セグメント営業利益及びセグメントEBITDAともに、前年同期に比べて減益となりました。
この結果、売上高は、813,165千円(前年同期比2.5%増)、セグメントEBITDAは、413,284千円(前年同期比2.7%減)、セグメント営業利益は、395,340千円(前年同期比3.4%減)となりました。
(機工事業)
機工事業の売上高については、2022年末に買収したAlfred Jäger GmbHにより、欧州の売上が5倍となり、また、国内、北米及びアジアにおいても増収となり、前年同期に比べて増収となりました。利益面についても、セグメント営業利益及びセグメントEBITDAともに、前年同期に比べて増益となりました。
この結果、売上高は、1,993,128千円(前年同期比82.4%増)、セグメントEBITDAは、593,924千円(前年同期比46.3%増)、セグメント営業利益は、464,215千円(前年同期比23.7%増)となりました。
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産の残高は、103,008,799千円で、前連結会計年度末に比べ854,339千円増加いたしました。主な要因は、金銭の信託が2,014,230千円減少した一方で、現金及び預金が1,283,230千円並びに売掛金が780,066千円増加したこと等によるものです。
負債の残高は、10,652,331千円で、前連結会計年度末に比べ479,472千円減少いたしました。主な要因は、未払法人税等が1,391,288千円減少したこと等によるものです。
純資産の残高は、92,356,468千円で、前連結会計年度末に比べ1,333,812千円増加いたしました。主な要因は、利益剰余金が1,227,220千円及び為替換算調整勘定が733,555千円増加したこと等によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、669,960千円であります。
