【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、深刻化するウクライナ情勢等を背景にエネルギー価格が高止まりしており、世界的なインフレ傾向が続いています。円安が進む日本を除く世界各国の金融政策は米国に追随する形で引き締められ、米中等主要国の経済の伸びは総じて減速し、先行きへの不透明感が一層高まりました。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの受注金額は、176億9千1百万円(前年同期272億7千4百万円)となりました。また、受注残高は411億2千3百万円(前年同期410億8千6百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの連結業績につきましては、売上高は192億8千9百万円(前年同期売上高271億2千7百万円)、営業利益は5億8千5百万円(前年同期営業利益25億4千2百万円)、経常利益は15億3千万円(前年同期経常利益24億6千2百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億3千万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純利益18億9千3百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりです。なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
(FPD装置事業)
フラットパネルディスプレイ(FPD)装置事業においては、中国ゼロコロナ政策の余波に加え、FPD価格の低迷による顧客の投資マインドの悪化、中国政府のLCD設備投資に対する補助金削減の影響等から、投資計画の大幅な見直しの動きが確認されました。当第2四半期連結累計期間の当社グループのFPD装置事業の受注金額は68億6千7百万円(前年同期242億2千8百万円)、受注残高は253億3千8百万円(前年同期355億3千8百万円)となりました。また、当第2四半期連結累計期間の当社グループのFPD装置事業の連結業績につきましては、売上高は157億6百万円(前年同期225億8百万円)、営業利益は7億5千9百万円(前年同期23億5千1百万円)となりました。
(半導体・フォトマスク装置事業)
半導体・フォトマスク装置事業においては、半導体の市況は、足元では一部の用途向けで悪化したものの、当社グループに関連する設備投資は概ね堅調に推移しました。当第2四半期連結累計期間の当社グループの半導体・フォトマスク装置事業の受注金額は103億1千万円(前年同期29億4千万円)、受注残高は157億8千4百万円(前年同期55億4千8百万円)となりました。また、当第2四半期連結累計期間の当社グループの半導体・フォトマスク装置事業の連結業績につきましては、売上高は30億6千9百万円(前年同期45億1千3百万円)、営業損失は8千9百万円(前年同期営業利益2億9千5百万円)となりました。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ48億9千9百万円増加し、775億1百万円となりました。これは主に、「仕掛品」が44億6千2百万円増加したことによります。
負債は、前連結会計年度末に比べ36億6千5百万円増加し、417億2千6百万円となりました。これは主に、「前受金」が28億9千3百万円増加したことによります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ12億3千4百万円増加し、357億7千4百万円となりました。これは主に、「利益剰余金」が7億3千6百万円、「為替換算調整勘定」が4億9千6百万円増加したことによります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ、23億6千4百万円増加し、301億4千2百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果取得した資金は、20億9千万円(前年同期は6億7千1百万円の取得)となりました。資金の取得は、主に、前受金の増加額28億6千万円、税金等調整前四半期純利益20億1千6百万円、売上債権の減少額18億2百万円により、資金の使用は、主に、棚卸資産の増加額47億9千9百万円によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、4億2千2百万円(前年同期は4億4千2百万円の使用)となりました。資金の使用は、主に、有形固定資産の取得による支出4億1千8百万円によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果取得した資金は、4千7百万円(前年同期は38億2千5百万円の使用)となりました。資金の取得は、主に、長期借入金の純増額7億7千9百万円により、資金の使用は、主に、配当金の支払額5億8千8百万円によります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、10億8千8百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(8)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、従業員数が前連結会計年度末924名から33名増加しております。
なお、従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者(パートタイム労働者及び派遣社員)は含んでおりません。
(9)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、セグメント別の生産、受注及び販売実績は、次のとおりです。
①生産実績
当第2四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
セグメントの名称
前四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日
至 2021年9月30日)
(百万円)
当四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日
至 2022年9月30日)
(百万円)
前年同四半期比(%)
FPD装置事業
14,465
15,984
10.5
半導体・フォトマスク装置事業
2,039
2,412
18.3
合計
16,505
18,397
11.5
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.第1四半期連結会計期間よりセグメントの変更を行っており、前四半期連結累計期間の生産実績は変更後のセグメント区分に組替えて算出しております。
②受注金額
当第2四半期連結累計期間の受注金額を地域別に示すと、次のとおりです。
地域
前四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日
至 2021年9月30日)
(百万円)
当四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日
至 2022年9月30日)
(百万円)
前年同四半期比(%)
日本
1,856
5,936
219.9
その他地域
25,418
11,754
△53.8
合計
27,274
17,691
△35.1
③販売実績
当第2四半期連結累計期間の販売実績を地域別に示すと、次のとおりです。
地域
前四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日
至 2021年9月30日)
(百万円)
当四半期連結累計期間
(自 2022年4月1日
至 2022年9月30日)
(百万円)
前年同四半期比(%)
日本
2,316
2,027
△12.5
その他地域
24,811
17,262
△30.4
合計
27,127
19,289
△28.9
④装置販売に関する為替レート変動の影響
当社の主力製品である、フラットパネルディスプレイ製造装置の輸出販売は、原則円建てで行われております。一部に外貨建て決済もありますが必要に応じて受注時に為替予約を付し、為替変動リスクをヘッジしております。従って、装置販売に関する為替レート変動による影響は軽微であります。
