【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大は、各種対策の効果により落ち着きをみせておりましたが、7月以降第7波により感染者数が拡大するなど一進一退を繰り返しております。また、ロシアのウクライナ侵攻の長期化による資源価格の上昇、急激な円安の進行など、依然として先行きは不透明であります。
当社グループの属する不動産・建設業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響は比較的少ないものの、地価の高止まりや建築資材の高騰等、事業環境は厳しいものとなっております。
こうした中、当社グループの当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高が30,003百万円(前年同期比0.6%増)、売上総利益は3,634百万円(前年同期比16.1%減)、営業利益は436百万円(前年同期比53.6%減)、経常利益は300百万円(前年同期比65.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は241百万円(前年同期比46.3%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。
① 不動産事業
当期の新築マンション分譲事業は、物件の完成引渡しが第4四半期に集中しているため、当第2四半期連結会計期間の完成引渡戸数が前年同期に比べ減少しております。この結果、売上高は4,424百万円(前年同期比44.8%減)となりました。セグメント損失は525百万円(前年同期85百万円)となりました。
② 建設事業
建設事業は、工事の進捗が堅調に推移した結果、売上高は19,225百万円(前年同期比23.2%増)となりましたが、原材料費及び労務費の高騰により、セグメント利益は316百万円(前年同期比8.9%減)となりました。
③ 不動産管理事業
不動産管理事業は、マンション共用部分の管理、ビル管理、賃貸物件の管理受託、これら管理業務に伴うリフォームや大規模修繕等の工事及び賃貸物件の販売を行っております。
賃貸物件の販売が堅調に推移した結果、売上高は6,344百万円(前年同期比2.6%増)、セグメント利益は798百万円(前年同期比16.1%増)となりました。
④ その他
日神ファイナンス株式会社は、少額の新規貸付を若干行っておりますが、縮小均衡を目指しております。
売上高は9百万円(前年同期比37.4%減)、セグメント利益は2百万円(前年同期7百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
前連結会計年度末より431百万円減少し、114,538百万円(前年度末比0.4%減)となりました。
この主な原因は、現金及び預金の減少9,621百万円、受取手形・完成工事未収入金等の増加6,246百万円、不動産事業支出金の増加2,988百万円であります。
② 負債
前連結会計年度末より372百万円増加し、51,210百万円(前年度末比0.7%増)となりました。
この主な原因は、支払手形・工事未払金等の増加679百万円、電子記録債務の減少4,761百万円、短期借入金の増加9,651百万円、未払法人税等の減少553百万円、長期借入金の減少4,596百万円であります。
③ 純資産
前連結会計年度末より804百万円減少し、63,327百万円(前年度末比1.3%減)となりました。
この主な原因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加241百万円、剰余金の配当による減少1,031百万円であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べて581百万円減少し、36,618百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により減少した資金は13,218百万円(前年同期は10,347百万円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益360百万円、仕入債務の減少4,081百万円、売上債権の増加6,006百万円、棚卸資産の増加3,067百万円、法人税等の支払額822百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により増加した資金は8,714百万円(前年同期は875百万円の増加)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出11,862百万円、定期預金の払戻による収入20,902百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により増加した資金は3,922百万円(前年同期は2,783百万円の増加)となりました。これは主に、借入れによる収入18,002百万円、借入金の返済による支出12,947百万円及び配当金の支払額1,031百万円等によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略及び経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)業務上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における特記すべき活動はありません。
(7)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(9)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び設備計画の著しい変動はありません。
