【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、運輸業における鉄道事業等での運輸収入の増加や流通業における山陽百貨店での収入の増加などにより、営業収益は27,787百万円と前同四半期連結累計期間に比べ2,462百万円(9.7%)の増収となり、営業利益は2,525百万円と前同四半期連結累計期間に比べ795百万円(46.0%)の増益、経常利益は2,611百万円と前同四半期連結累計期間に比べ593百万円(29.4%)の増益となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,814百万円と前同四半期連結累計期間に比べて315百万円(21.0%)の増益となりました。
事業の種類別セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりとなります。
①運輸業
鉄道事業において、行動制限が解除されたことに伴い、出控えの影響が前期より縮小したことや、バス事業において、前期は催行されなかったバス旅行等の反動増や、神戸市バスの一部路線の運行受託拡大が寄与したこと等により、外部顧客に対する営業収益は13,432百万円と前同四半期連結累計期間に比べ1,331百万円(11.0%)の増収となり、営業利益は387百万円(前年同期営業損失は337百万円)となりました。
②流通業
山陽百貨店において、当期は緊急事態宣言発出に伴う臨時休業等が実施されなかったことにより来店客数が増加したほか、婦人雑貨等の売上が好調に推移したこと等により、外部顧客に対する営業収益は6,452百万円と前同四半期連結累計期間に比べ516百万円(8.7%)の増収となり、営業利益は216百万円(前年同期営業損失は54百万円)となりました。
③不動産業
分譲事業において、前期の保有土地売却の反動減があったものの、神戸市西区における「クレヴィアシティ西神中央」等の引渡しによりマンションの分譲収入が前期よりも増加したほか、賃貸事業においても、前期に取得した京都市左京区の「エス・キュート京都下鴨東」等の収入が寄与したこと等により、外部顧客に対する営業収益は5,520百万円と前同四半期連結累計期間に比べ674百万円(13.9%)の増収となりました。しかしながら、前期の保有土地売却の反動減の影響が大きく、営業利益は1,718百万円と前同四半期連結累計期間に比べ202百万円(10.5%)の減益となりました。
④レジャー・サービス業
スポーツ業において、神戸市垂水区にフィットネス店舗を新たにオープンしたものの、ゴルフ練習場「高塚ゴルフセンター」の運営受託が終了したこと等により、外部顧客に対する営業収益は1,410百万円と前同四半期連結累計期間に比べ30百万円(2.1%)の減収となりましたが、諸費用の減少等により、営業利益は89百万円と前同四半期連結累計期間に比べ0百万円(0.3%)の増益となりました。
⑤その他の事業
各種工事業において、沿線自治体等からの新たな工事受注に努めましたが、ビル管理業において、既存業務が一部終了したこと等により、外部顧客に対する営業収益は972百万円と前同四半期連結累計期間に比べ29百万円(3.0%)の減収となり、営業利益は109百万円と前同四半期連結累計期間に比べ4百万円(4.2%)の減益となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて5,627百万円減少し、103,127百万円となりました。また、純資産は前連結会計年度末に比べて1,723百万円増加し、48,695百万円となり、自己資本比率は
47.2%となりました。
増減の主な内訳は、資産の部では現金及び預金が1,769百万円、有価証券が1,999百万円、それぞれ減少しております。負債の部では支払手形及び買掛金が4,044百万円、長期借入金が3,069百万円、それぞれ減少しております。純資産の部では、利益剰余金が1,147百万円増加しております。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重
要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
