【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年12月31日)における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症が拡大と縮小を繰り返す中、各種規制類の緩和が進み社会経済活動の正常化に向けウィズコロナへの移行が進んでおります。一方で、ロシア・ウクライナ情勢長期化による資源価格の高騰や、各国金融当局の政策変更による大幅な為替変動など、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような環境において当社グループは、企業理念「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」のもと、プリントシール事業の拡大、若年女性層の顧客基盤を活用したマネタイズの多様化、キャラクターIP(知的財産)を利用した商品販売に注力してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高27,339百万円(前年同期比106.0%)、営業利益2,094百万円(前年同期比58.5%)、経常利益2,125百万円(前年同期比59.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,400百万円(前年同期比56.3%)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(プリントシール事業)
プリントシール事業におきましては、新型コロナウイルス感染症第7波・第8波の影響を受け、依然として厳しい市場環境が続く中、プレイ回数の回復に向けて人気キャラクターや人気アーティストとコラボしたスペシャルモードの搭載やLINE公式アカウントでの広告配信等の販促施策を実施しました。また、6月に新機種「ルートミー」、10月に「TODAYL(トゥデイル)」を発売しました。以上から、当第3四半期連結累計期間のプレイ回数は2,480万回(前第3四半期連結累計期間は2,329万回)となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は6,269百万円(前年同期比115.4%)、営業利益は531百万円(前年同期は143百万円の営業損失)となりました。
(コンテンツ・メディア事業)
コンテンツ・メディア事業におきましては、プリントシール画像取得・閲覧サービス「ピクトリンク」の有料会員数は、2022年12月末時点で148万人(2021年12月末時点は146万人)となりました。
カラーコンタクトレンズの販売につきましては、利益率向上のため他社商品の販売に掛かる広告費を削減し、「LuMia(ルミア)」「ramurie(ラムリエ)」等の自社ブランドの販売に注力しました。また、8月に新商品「PURI ism(プリズム)」、10月に「U.P.D.(アプデ)」を発売しました。
データ広告事業につきましては、既存取引先の受注額増加に伴い売上が増加しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は6,395百万円(前年同期比103.9%)、営業利益は2,432百万円(前年同期比98.4%)となりました。
(キャラクタ・マーチャンダイジング事業)
キャラクタ・マーチャンダイジング事業におきましては、人気漫画作品、人気アーティスト及び世界的人気ゲーム等の多数の新規キャラクター版権の獲得とその商品化を行いました。
商品の生産は主に中国で行っておりますが、ドル建てでの決済が多く円安の影響を受けております。
クレーンゲーム景品は、昨年度ほどの爆発的人気IPはなく、スケールメリットが小さくなり利益率は低下しました。その一方でクレーンゲーム市場拡大と複数の人気IPの商品化により売上規模は維持しております。
海外物販は、中国・アメリカを中心に受注が堅調に推移し売上を伸ばしております。
高価格帯ホビーは、アイテム数の増加等により売上を伸ばしております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は12,381百万円(前年同期比105.0%)、営業利益は259百万円(前年同期比11.0%)となりました。
(ゲーム事業)
ゲーム事業における事業別の取り組みは、以下のとおりです。
家庭用ゲームソフト事業につきましては、オリジナルの新作タイトル「聖塔神記(せいとうじんき) トリニティトリガー」を9月に発売しました。また、他社IPの新作タイトル「バトルスピリッツ コネクテッドバトラーズ」を4月に、「ロジカル真王(シンキング)」を12月に発売しました。
ゲームアプリ事業においては、当社が扱う女性向け恋愛シミュレーションゲームの市場が縮小傾向にあり、当社グループの売上も前年度を下回っております。
アニメ事業は、映画「ゆるキャン△」が7月に公開され、興行収入は10億円を突破しました。また、映画の公開に合わせて製作したパンフレットやグッズの販売も好調に推移しゲーム事業を牽引しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,292百万円(前年同期比94.8%)、営業利益は130百万円(前年同期比200.5%)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の財政状態は、総資産が25,807百万円、負債が5,727百万円、純資産は20,079百万円となりました。また、自己資本比率は77.8%となりました。
(資産)
資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2,339百万円減少し、25,807百万円となりました。これは主に受取手形及び売掛金の増加(前連結会計年度末比410百万円の増加)、棚卸資産の増加(前連結会計年度末比1,013百万円の増加)、電子記録債権の増加(前連結会計年度末比521百万円の増加)があった一方で、現金及び預金の減少(前連結会計年度末比4,566百万円の減少)があったことによるものであります。
(負債)
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,167百万円減少し、5,727百万円となりました。これは主に電子記録債務の増加(前連結会計年度末比175百万円の増加)があった一方で、未払法人税等の減少(前連結会計年度末比1,055百万円の減少)があったことによるものであります。
(純資産)
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,171百万円減少し、20,079百万円となりました。これは主に自己株式の取得による減少(前連結会計年度末比999百万円の減少)によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の
分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重
要な変更はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方
針について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,048百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
