【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。(1)経営成績の分析当第1四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年6月30日)における世界経済は、欧米各国のインフレ率の高止まりによる政策金利引き上げ等の影響がありながらも、米国の良好な雇用環境に支えられるなどして、底堅く推移しました。我が国経済は、半導体需要の落ち込み等がありながらも、大手製造業を中心とした業況の改善による設備投資の増加、新型コロナウィルス感染症の行動制限の大幅緩和による経済活動の正常化などにより緩やかに持ち直しています。このような環境の下、当社グループの第1四半期連結累計期間における売上高は136,586百万円(前年同四半期比3.1%減)、営業利益は2,507百万円(同27.1%減)、経常利益は2,146百万円(同46.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,361百万円(同56.1%減)となりました。セグメントごとの業績は次のとおりであります。
① 鉄鋼鋼板製品・特殊鋼製品の取扱量については、造船・建築分野での需要が堅調に推移したものの、自動車関連向けは半導体不足等が続く中で生産台数の回復が進まず減少しました。鋼材価格が上昇したことにより増収となりましたが、海外子会社の金融収支悪化等により減益となりました。この結果、売上高は58,513百万円(前年同四半期比8.2%増)となり、セグメント利益は987百万円(同41.2%減)となりました。
② 鉄鋼原料神戸製鋼所向け主原料や冷鉄源の取扱量が減少し、原料価格も下落しましたが、金融収支の改善及び、その他諸原料の取扱増により減収増益となりました。この結果、売上高は15,764百万円(前年同四半期比9.2%減)となり、セグメント利益は351百万円(同7.3%増)となりました。
③ 非鉄金属自動車・液晶向けアルミ板、自動車端子向け銅板条、空調向け銅管の取扱量が減少、また中国子会社による現地自動車向けアルミ板の販売が減少した為、減収減益となりました。この結果、売上高は41,785百万円(前年同四半期比15.2%減)となり、セグメント利益は270百万円(同76.4%減)となりました。
④ 機械・情報電池関連材料、半導体製造装置の取扱量が増加も、回転機や製鉄所等プラント向け機械の取扱量が減少したことにより売上高はほぼ横ばいとなりましたが、海外子会社の業績好調等により増益となりました。この結果、売上高は13,492百万円(前年同四半期比1.0%減)となり、セグメント利益は417百万円(同32.5%増)となりました。
⑤ 溶材国内の造船・建築向けの取扱量が堅調に推移し、溶接材料価格も上昇しましたが、海外子会社での取扱量が減少したことにより増収減益となりました。この結果、売上高は6,946百万円(前年同四半期比6.4%増)となり、セグメント利益は118百万円(同13.7%減)となりました。
(2)財政状態の分析(総資産)当第1四半期連結会計期間末における総資産は404,980百万円となり、前連結会計年度末比9,888百万円の増加となりました。これは主に、受取手形及び売掛金と電子記録債権の増加によるものです。
(負債)当第1四半期連結会計期間末における負債合計は328,893百万円となり、前連結会計年度末比7,698百万円の増加となりました。これは主に、電子記録債務と短期借入金の増加によるものです。
(純資産)当第1四半期連結会計期間末における純資産は76,086百万円となり、前連結会計年度末比2,190百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上とその他有価証券評価差額金の増加によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
(4)研究開発活動該当事項はありません。
