【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当連結グループが判断したものであります。(1) 経営成績の状況 当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、前連結会計年度に商業施設3物件、アミューズメント施設7物件、計10物件を取得したことに加えて、当第3四半期連結累計期間において商業施設1物件、アミューズメント施設3物件の取得、販売用不動産1物件の売却、賃貸用不動産1物件の売却及びM&Aコンサルティング事業等が寄与し、売上高40億50百万円(前年同期比96.2%増)、営業利益27億68百万円(前年同期比124.6%増)、経常利益20億73百万円(前年同期比160.7%増)と前年同期比を大幅に上回る結果となりました。
報告セグメントの業績は次のとおりであります。 なお、当第3四半期連結会計期間より、報告セグメントを従来の「貸金事業」及び「不動産賃貸事業」から「貸金事業」、「不動産賃貸事業」及び「M&Aコンサルティング事業」に変更しております。このため、前第3四半期連結累計期間との比較については、セグメント変更後の数値に組み替えて行っております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
(貸金事業)当事業部門におきましては、収益性及び担保価値等を十二分に吟味し、回収可能性等を慎重に検討した上で取り組んでおります。貸付期間については、1年以内の短期の貸付を中心に行っているため、期中における貸付金の返済に伴い営業貸付金が大きく減少することがあります。 当第3四半期連結累計期間において営業貸付金は、新規貸付28億72百万円、回収及び振替36億76百万円により51億7百万円(前期末比13.6%減)となりました。当事業部門における売上高は、3億10百万円(前年同期比22.9%減)、セグメント利益は1億52百万円(前年同期比54.0%減)という結果となりました。第4四半期以降におきましても、収益性及び担保価値等が十二分に見込める複数の貸付先において、資金需要が旺盛にあるため、ソーシャルレンディング事業も絡めて、当事業部門の収益及び利益の増加に努めてまいります。
(不動産賃貸事業)当事業部門におきましては、当第3四半期連結累計期間に新たな収益不動産を4物件取得し、収益不動産の保有残高は419億1百万円(前期末比11.4%増)となりました。前連結会計年度に取得した物件も寄与し、当第3四半期連結累計期間において、売上高は22億44百万円(前年同期比40.4%増)、セグメント利益は7億1百万円(前年同期比17.6%増)となりました。当社としては引き続き、長期・安定的な収益貢献が見込める案件については積極的に購入してまいります。 当社の収益不動産については、収益性の観点から購入依頼のご要望も多いことから、保有資産残高、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を考慮しながら、将来的には収益不動産の入れ替えも図ってまいります。 また、現在、売上高及び利益の増加に繋がる物流施設用不動産等の開発案件も手掛けており、今後の収益の増加に繋がる営業活動も行っております。
(M&Aコンサルティング事業)当事業部門におきましては、2021 年中旬より進めていた案件が成約したことにより、当第3四半期連結累計期間において、売上高は14億78百万円、セグメント利益は11億14百万円となりました。今後も、これまでの不動産オフバランスニーズへの単独対応に加え、不動産と営業権の両方の売却を希望するホール企業のニーズの増加もある中で、当社グループは買い手として不動産オーナーという形でリスクを取り、売り手にコミットする形でM&A案件を組成、仲介するという新しい形態のM&Aコンサルティング事業を推進して参ります。
(2)財政状態の分析資産、負債及び純資産の状況(資産)当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して22億1百万円増加し、121億86百万円となりました。これは主に、短期貸付金が17億円、現金及び預金が12億24百万円、受取手形及び売掛金が3億6百万円、営業未収入金と営業未収収益が1億63百万円増加し、一方で営業貸付金が8億4百万円、未収消費税等が4億34百万円減少したことなどによります。 固定資産は、前連結会計年度末と比較して47億11百万円増加し432億36百万円となりました。これは主に、北海道、茨城県、東京都及び大阪府の新規不動産取得により有形固定資産が50億80百万円、投資有価証券の購入により1億99百万円増加し、一方で神奈川県の不動産売却により有形固定資産が7億15百万円が減少したことなどによります。 以上により、当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して69億13百万円増加し554億22百万円となりました。
(負債)当第3四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末と比較して29億27百万円増加し、92億86百万円となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が8億89百万、短期借入金が6億89百万円、未払法人税等が3億80百万円、賃貸収入の増加により前受金が3億1百万円、匿名組合預り金が3億円増加したことなどによります。 固定負債は、前連結会計年度末と比較して27億96百万円増加し309億39百万円となりました。これは主に、長期借入金が26億円、長期預り保証金が1億95百万円増加したことなどによります。 以上により、当第3四半期連結会計期間末の負債残高は、前連結会計年度末と比較して57億24百万円増加し402億26百万円となりました。
(純資産)当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して11億89百万円増加し151億96百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益14億65百万円を計上したことなどによります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
