【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績の状況当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、景気持ち直しの動きがあったものの、エネルギーや原材料価格の高騰、サプライチェーンの混乱が継続し、日米金利差拡大に伴う急激な円安の進行による物価上昇圧力が強まり、依然として不透明な状況が続いております。
海外について、欧州におきましては、経済活動が活発化する一方で急速なインフレの進行や、米国においては 金利の上昇が進展し、今後の景気後退懸念が高まっております。また、中国においては、建設需要の落ち込みが継 続、経済活動に大きな影響が及んでおります。
このような状況下、当社グループは、2022年度を新たな中期経営計画の初年度として、中期経営計画の基本方針
として掲げた「収益性改善・強化」「財務体質の改善」「将来の基盤構築」に取り組んでおります。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は261億7千1百万円(前年同期比84.5%)となりました。損益につきましては、昨年度から取り組んでいる収益性改善・強化が奏功し、営業利益は3億1百万円(前年同期は営業損失10億3千3百万円)、経常利益は9億9千9百万円(前年同期は経常損失9億3千2百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億5千3百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失9億8千8百万円)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。①
日本
国内向け建設用クレーンは、売上高は142億7千5百万円(前年同期比101.4%)となりました。海外向け建設用クレーンの売上高は16億3千4百万円(前年同期比58.8%)となりました。
国内向け油圧ショベル等の売上高は、サプライチェーンの混乱が大きく影響し、41億6千8百万円(前年同期比66.8%)となりました。海外向け油圧ショベル等の売上高は27億9千6百万円(前年同期比92.5%)となりました。日本の売上高は233億9千8百万円(前年同期比88.0%)となり、セグメント利益は5億5千8百万円(前年同期はセグメント損失8億7千3百万円)となりました。
②
中国中国向け油圧ショベル等は、中国市場における建設需要の落ち込み継続により、厳しい販売環境にあります。中国の売上高は10億8千1百万円(前年同期比33.4%)となり、セグメント損失は3億5千万円(前年同期はセグメント損失4億5千万円)となりました。
③
その他その他地域におきましては、売上高は26億1千2百万円(前年同期比102.0%)となり、セグメント損失は1千3百万円(前年同期はセグメント損失3千4百万円)となりました。
主要品目別売上高の状況は次のとおりであります。①
建設用クレーン建設用クレーンは、国内営業力強化により、国内売上高は、142億7千5百万円(前年同期比101.4%)となりました。海外売上高は17億7千2百万円(前年同期比55.2%)となりました。よって、建設用クレーンの売上高は160億4千7百万円(前年同期比92.8%)となりました。
②
油圧ショベル等油圧ショベル等は、国内売上高は41億6千8百万円(前年同期比66.8%)となりました。海外売上高は54億3千2百万円(前年同期比78.1%)となりました。よって、油圧ショベル等の売上高は96億円(前年同期比72.8%)となりました。
③
その他その他の売上高は5億2千3百万円(前年同期比109.9%)となりました。
b.財政状態の状況
(資産の状況)当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末の1,026億4千5百万円に比べ5億6千万円増加し、1,032億6百万円となりました。これは主として、現金及び預金の増加9億5千9百万円、サプライチェーンの混乱による棚卸資産の増加27億4百万円と受取手形及び売掛金の減少27億9千4百万円によるものであります。
(負債の状況)当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末の584億円に比べ11億9千8百万円減少し、572億1百万円となりました。これは主として、電子記録債務の増加18億2千3百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加11億5千8百万円、事業構造改善引当金の減少4億2百万円、長期借入金の減少34億3千3百万円によるものであります。
(純資産の状況)当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末の442億4千5百万円に比べ17億5千9百万円増加し、460億4百万円となりました。これは主として、為替換算調整勘定の増加7億5千6百万円と利益剰余金の増加8億4千4百万円によるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は196億2千8百万円となり、前連結会計年度末と比較して9億5千9百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況につきましては、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金は、37億6千5百万円の増加となりました。その主な要因は、売上債権の減少37億3千万円、仕入債務の増加18億5千8百万円の増加要因と棚卸資産の増加20億9千7百万円の減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金は、1千9百万円の減少となりました。その主な要因は、有形固定資産の売却による収入4千6百万円の増加要因と有形固定資産の取得による支出5千2百万円、無形固定資産の取得による支出3千2百万円の減少要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金は、29億6千9百万円の減少となりました。その主な要因は、長期借入金の返済による支出22億2千3百万円、社債の償還による支出2億6千2百万円、短期借入金の純減少額1億8千9百万円の減少要因によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当第2四半期連結累計期間において当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、7億8千5百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
