【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、物価の上昇等の影響を受けつつも、新型コロナウイルス感染症の経済活動に対する制約の解消による個人消費の増加等により、緩やかな回復傾向にありました。しかしながら、物価上昇によるコストの増加など、先行き不透明な状況が続いております。当社グループが属する在宅マッサージ業界及び介護業界におきましては、少子高齢化が加速する一方で、医療機関における病床数の減少が見込まれるとともに、政府による地域包括ケアシステムの構築の推進活動と相俟って、在宅療養の重要性がますます高まってきております。このような状況のもと、当社グループが訪問してサービス提供する対象の一部には介護施設が含まれておりますが、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が第5類に変更されたことに伴い、施設への立ち入り制限が減少したため、施術回数が増加しております。当社グループの施設系介護サービスにおいても、サービス利用に対する需要は堅調であり、サービス利用者数は増加傾向にあります。また、国民の3人に1人が65歳以上の高齢者、5人に1人が75 歳以上の後期高齢者になるという「2025年問題」及び高齢者人口がピークに達するという「2040年問題」の到来が見込まれる環境下において、介護施設等の法人営業を強化することによるサービス利用者のさらなる増大を通じて、超高齢社会における課題解決企業として当社グループが事業を遂行していくことを実現すべく、2023年3月より新規事業であるホスピス事業を開始いたしました。以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,362,369千円(前年同四半期比23.6%増)、営業利益は57,006千円(前年同四半期営業利益は679千円)、経常利益は55,930千円(前年同四半期経常利益は4,246千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は29,245千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失2,870千円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 なお、前第2四半期連結会計期間より、従来「その他」に含めていた「施設系介護サービス事業」について量的な重要性が増したため、新たに報告セグメントとして記載する方法へ変更をしております。
①マッサージ直営事業マッサージ直営事業では、新型コロナウィルス感染症の感染法上の分類が第5類に引き下げられたことに伴い、閉鎖していた介護施設の再開が進みました。また、サービス休止中に筋麻痺や関節拘縮といった症状が進んでしまった利用者に対して、日常生活動作能力(ADL能力)の向上を目的として、従前よりも高頻度なサービス提供を提案することで、サービス提供回数の増加に取り組んでまいりました。当第1四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の影響が減少した結果、増収増益となりました。以上の結果、売上高は883,220千円(前年同四半期比8.4%増)、セグメント利益は267,788千円(前年同四半期比42.5%増)となりました。
②マッサージフランチャイズ事業マッサージフランチャイズ事業は、2023年2月に当社のフランチャイズ事業がテレビ番組で紹介されたことにより、認知度が向上いたしました。また、新規事業を検討している法人への営業活動を強化したこと等で「フレアス在宅マッサージ」フランチャイズの新規開設数が9件あり、当第1四半期連結累計期間末における加盟店数は300拠点(前年同四半期末比7.9%増)となりました。また、加盟店からのロイヤリティ収入等についても加盟店の施術件数増加により増加した結果、増収増益となりました。以上の結果、売上高は218,392千円(前年同四半期比40.4%増)、セグメント利益は53,198千円(前年同四半期比42.0%増)となりました。
③施設系介護サービス事業施設系介護サービス事業に含まれる看護小規模多機能型居宅介護事業においては、当第1四半期連結累計期間での新規開設はなく、既存施設における地域の医療機関等への営業活動の強化等により、登録利用者数が増加し、売上高が増加いたしました。また、ホスピス事業においては、事業譲受けにより2023年3月にサービスを開始した四日市のホスピス施設が承継後も順調に稼働しております。一方で、看護小規模多機能型居宅介護事業及びホスピス事業の新規開設のための費用が先行して発生いたしました。以上の結果、売上高は152,825千円(前年同四半期比735.6%増)、セグメント損失は56,784千円(前年同四半期比170.1%増)となりました。
④その他の事業その他の事業セグメントに含まれる主な事業である訪問看護事業は、地域の医療機関及びケアマネジャーに対する営業の強化及びマッサージ直営事業拠点との共同営業を推進することで、当社グループのサービスの認知活動を推進してまいりました。2023年3月に1拠点を閉鎖したことにより、当第1四半期連結会計期間においては、売上高は減少しましたが、コスト抑制等によりセグメント収支は黒字に転換いたしました。以上の結果、売上高は107,930千円(前年同四半期比4.7%減)、セグメント利益は1,969千円(前年同四半期はセグメント損失4,384千円)となりました。
(2) 財政状態の状況(資産) 当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、2,878,320千円となり、前連結会計年度末に比べ135,586千円増加いたしました。これは主に立替金が191,521千円増加したことによるものであります。 また、固定資産は、1,743,252千円となり、前連結会計年度末に比べ43,890千円減少いたしました。これは主にのれんが10,988千円、契約関連無形資産が5,769千円及び投資その他の資産が9,115千円それぞれ減少したことによるものであります。 この結果、総資産は4,621,572千円となり、前連結会計年度末と比べ91,696千円増加いたしました。
(負債) 当第1四半期連結会計期間末における流動負債は1,052,260千円となり前連結会計年度末と比べ187,657千円増加いたしました。これは主に短期借入金160,000千円によるものであります。 また、固定負債は1,838,827千円となり、前連結会計年度末と比べ100,340千円の減少となりました。これは主に長期借入金が102,042千円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は2,891,087千円となり、前連結会計年度末と比べ87,317千円増加いたしました。
(純資産) 当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は1,730,485千円となり、前連結会計年度末に比べ4,379千円増加いたしました。これは主に利益剰余金が4,379千円増加したことによるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動該当事項はありません。
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