【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。(1)財政状態及び経営成績の状況 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績は、売上高5,736百万円(前年同四半期比51.2%増)、営業利益491百万円(前年同四半期比201.4%増)、経常利益502百万円(前年同四半期比192.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益376百万円(前年同四半期比178.6%増)となりました。 新型コロナウイルス、半導体受給逼迫の継続に加え、急速な円安の進行、ウクライナ情勢の長期化懸念など、先行きに不透明感が強まったものの、自動車のEV化、自動運転技術の進展、IoT利用の拡大に伴うデータセンター需要の増加などを背景として、当社主力市場である半導体製造装置関連の顧客からの高水準の需要が続き、前第2四半期連結累計期間と比べ増収増益となりました。 なお、当社グループは単一セグメントのため、セグメント別の記載は行っておりません。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、7,384百万円(前連結会計年度末比825百万円、12.6%増)となりました。流動資産は5,253百万円で、前連結会計年度末に比べ896百万円増加いたしました。主として商品、電子記録債権等の増加によるものです。固定資産は2,130百万円で、前連結会計年度末に比べ70百万円減少いたしました。主として投資有価証券の減少によるものです。負債は、3,572百万円(前連結会計年度末比542百万円、17.9%増)となりました。流動負債は3,442百万円で、前連結会計年度末に比べ566百万円増加いたしました。主として支払手形及び買掛金の増加によるものです。固定負債は129百万円で、前連結会計年度末に比べ24百万円減少いたしました。主として繰延税金負債の減少によるものです。純資産は、3,812百万円(前連結会計年度末比283百万円、8.0%増)となりました。主として利益剰余金の増加によるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、1,303百万円(前連結会計年度末比153百万円増)となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、210百万円の収入(前年同四半期連結累計期間は2百万円の収入)となりました。主として、税金等調整前四半期純利益502百万円、売上債権の増加445百万円及び仕入債務の増加673百万円によるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、9百万円の支出(前年同四半期連結累計期間は14百万円の支出)となりました。主として無形固定資産の取得による支出7百万円によるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、46百万円の支出(前年同四半期連結累計期間は246百万円の支出)となりました。主として長期借入金の返済による支出10百万円及び配当金の支払35百万円によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動該当事項はありません。