【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間の当社が属するプリント配線板業界は、半導体不足の緩和により、自動車向けは回復が見られたものの、その他分野の在庫調整や巣ごもり消費の一巡の影響により、需要は減少しました。また、世界的な金融引き締め等による景気の減速懸念や、急激な為替変動、エネルギー価格の高騰が続いていることから、依然として先行きは不透明な状況にあります。このような環境の中、当社グループの国内の状況は、プリント配線板事業では、主力の自動車関連分野の受注が回復したことで堅調に推移しました。実装関連事業では、産業機器、航空機向けの受注好調に加え、新規市場開拓により通信機器向けの受注が大幅に増加した結果、国内の売上高は前年同四半期を上回りました。海外においては、中国で自動車関連分野の受注は回復したものの、事務機分野や電源等の電子部品分野を中心に受注が減少しました。一方、ベトナムでは、自動車関連分野の旺盛な需要と、サプライチェーン体制の再編により中国から生産移管を行い、受注が大幅に増加しました。その結果、連結売上高は、12,130百万円(前年同四半期比3.2%増 379百万円の増収)となりました。利益面は、電力料等の製造経費の高騰が続いたものの、ベトナムと実装関連事業は、引き続き大幅な増収により増益となり、好調に推移しました。中国は付加価値の高い金属基板が自動車向けを中心に売上を伸ばしたことと、受注にあわせてコスト改善を進めたことにより増益となりました。これらの結果、営業利益は631百万円(前年同四半期比196.0%増 418百万円の増益)、経常利益は441百万円(前年同四半期比105.3%増 226百万円の増益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は287百万円(前年同四半期比291.7%増 214百万円の増益)となりました。
セグメントの業績を示しますと、次のとおりであります。
(日本)プリント配線板事業は、半導体不足の緩和により主力の自動車関連分野の受注が回復したことで堅調に推移しました。実装関連事業では、産業機器、航空機向けの受注好調に加え、新規市場開拓により通信機器向けの受注が大幅に増加した結果、売上高は5,296百万円(セグメント間の内部取引高を含む、前年同四半期比13.6%増 633百万円の増収)、セグメント利益(営業利益)は、実装関連事業の増収により、117百万円(前年同四半期比181.3%増 75百万円の増益)となりました。
(中国)プリント配線板事業は、北米向けの自動車関連分野の受注は好調に推移したものの、取引先の在庫調整や巣ごもり消費の一巡の影響により、事務機分野や電源等の電子部品分野を中心に受注が減少した結果、売上高は6,323百万円(セグメント間の内部取引高を含む、前年同四半期比4.5%減 297百万円の減収)、セグメント利益(営業利益)は、付加価値の高い金属基板が自動車向けを中心に売上を伸ばしたことと、受注にあわせてコスト改善を進めた結果、418百万円(前年同四半期比25.1%増 83百万円の増益)となりました。
(インドネシア) プリント配線板事業は、電子楽器等のアミューズメント関連分野や電源等の電子部品分野の受注が減少した結果、売上高は1,096百万円(セグメント間の内部取引高を含む、前年同四半期比19.1%減 259百万円の減収)、セグメント損失(営業損失)は減収により、36百万円(前年同四半期比 17百万円の減益)となりました。
(メキシコ)搬送用治具事業及びプリント配線板事業ともに、自動車関連分野の受注が回復した結果、売上高は60百万円(セグメント間の内部取引高を含む、前年同四半期比28.3%増 13百万円の増収)、セグメント損失(営業損失)は人件費の増加により、0百万円(前年同四半期比 0百万円の減益)となりました。
(ベトナム)プリント配線板事業は、自動車関連分野の旺盛な需要と、サプライチェーン体制の再編により中国から生産移管を行い、受注が大幅に増加した結果、売上高は1,749百万円(セグメント間の内部取引高を含む、前年同四半期比112.4%増 925百万円の増収)、セグメント利益(営業利益)は増収の結果138百万円(前年同四半期比 273百万円の増益)となりました。
(2) 財政状態の分析(総資産)当第2四半期連結会計期間末における総資産は、主に現金及び預金の減少660百万円、受取手形及び売掛金の増加666百万円、有形固定資産の増加461百万円等により、24,393百万円(前連結会計年度末比513百万円の増加)となりました。
(負債)当第2四半期連結会計期間末における負債は、主に支払手形及び買掛金の増加144百万円、短期借入金の減少575百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加163百万円等により、16,160百万円(前連結会計年度末比272百万円の減少)となりました。
(純資産)第2四半期連結会計期間末における純資産は、主に利益剰余金の増加242百万円、為替換算調整勘定の増加529百万円等により、8,232百万円(前連結会計年度末比786百万円の増加)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期連結累計期間より225百万円増加し、4,428百万円となりました。各活動別のキャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動による資金の増加額は、667百万円(前年同期は854百万円の増加)となりました。これは主に棚卸資産の減少783百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動による資金の減少額は、520百万円(前年同期は279百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出514百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動による資金の減少額は、1,080百万円(前年同期は49百万円の増加)となりました。これは主に短期借入金の純減額843百万円によるものであります。
(4) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は39百万円であります。 なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
