【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間における我が国の経済は、行動制限が解除され、新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響を受けながらも社会経済活動が緩やかに再開した一方で、ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー価格や原材料価格の上昇に伴い、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社におきましては、各種感染防止策を徹底しつつ、夏の入会キャンペーンおよび夏季短期教室、体験会等の開催により集客と入会促進等を図りましたが、7月以降感染が急拡大する等、依然当社事業への影響が払拭出来ない状況が続きました。
企画課外活動につきましては、行動制限がない状況において、旅行企画および選手強化合宿等、宿泊を伴うイベントを再開した他、自社施設内で行う練習会等を地域の感染状況に応じて実施することで収益の確保に努めました。
その他の営業施策につきましては、大人会員集客の施策として、国内特許を取得した自社開発の水中バイク「Jパドルバイク」に水中トランポリン、水中ウォーキングプログラムを合わせた、オリジナルの水中運動プログラム「バイポリン&ウォーク」について体験会等の販促および一部事業所において有料プログラムの提供を行いました。
また、2022年4月に中高生を対象とした、楽しく水泳に取り組むことで仲間づくりを支援し、ストレス解消により勉強への集中力を高める事などをコンセプトとしたクラス「JSS部」を開設し、小学校卒業を機に退会する傾向がある高学年の在籍延長と、既にスイミングを卒業した元会員に対する再入会へ向けた取り組みを進めました。
選手強化面におきましては、2022年8月の第98回日本選手権水泳競技大会飛込競技において、玉井陸斗選手(JSS宝塚)が、高飛込で優勝、3m飛板飛込で3位、荒井祭里選手(JSS宝塚)が高飛込で優勝、板橋美波選手(JSS宝塚)が高飛込で準優勝、また同選手と荒井祭里選手とのペアが10mシンクロナイズドで優勝、伊熊扇李選手(JSS宝塚)が1m飛板飛込で優勝、3m飛板飛込で5位、伊藤洸輝選手(JSS宝塚)が3m飛板飛込で6位、また同選手と伊熊扇李選手とのペアが10mシンクロナイズドで準優勝となりました。
発達支援事業(JSS水夢)につきましては、2014年9月に開設、2021年4月にJSS山本スイミングスクール(大阪府八尾市)の隣接地へ移転を行って以降、児童発達支援および放課後等デイサービス事業を通じ、子供達に対する個別支援を行う事で地域に貢献をしながら順調な運営を行いました。
また、2事業所目となる「JSS水夢北神戸(仮称)」の2022年12月開設に向け、準備を進めてまいりました。
人材の育成および確保につきましては、近年人材獲得競争が激化するスイミングスクール業界において、求職者および従業員に対し、スイミングスクール運営企業で唯一の上場企業としての強みを生かした魅力ある労働環境の整備や教育環境の強化に努めてまいりました。
日本テレビホールディングス株式会社との業務提携の状況につきましては、同社100%子会社である株式会社ティップネス(以下「ティップネス」)との協業について、両社のノウハウ・経営資源を持ち寄ることで、両社の企業価値向上に資する効果的なシナジーをさらに強力に推進するため、以下の施策を進めてまいりました。
<ティップネスとの主な協業内容>
〇オンラインフィットネス配信サービス「トルチャ」の提供
ティップネスが持つオンラインフィットネス配信サービス「トルチャ」を当社会員およびその家族向けに提供し、顧客満足度向上とコロナ禍における施設に頼らない収益確保策の一つとしました。
〇JSSキッズファミリープラン
両社が近隣に商圏を持つ事業所において当社子供会員の家族が割引価格でティップネスの事業所を利用出来る「JSSキッズファミリープラン」を設定し、顧客満足度向上につながるものとしました。
〇水中バイク、水中トランポリン体験会の実施
当社開発の水中バイクおよび水中トランポリン、水中ウォーキングプログラムを合わせた、オリジナル性の高い水中運動プログラムの体験会をティップネスの事業所にて実施。ティップネス大人会員へ当社の新たな大人向けプログラムを提供する事で、当社に対する意見を収集し、更なるサービス力の向上を図り、今後の社外販売に向けた取り組みといたしました。
〇協業会議および分科会の定期開催
当社とティップネス社との情報交換の機会として、協業会議および各業務、テーマに沿ったより細分的な会議体としての分科会を実施しております。
〇その他
商材や備品、電力等エネルギーの共同購入によるコスト削減や人事採用の情報交換等、両者の強みとスケールメリットを活かした様々な分野におけるシナジー効果を生み出す取り組みを協議し、実施するとともに、更なる施策の準備を進めてまいりました。
このような営業施策の結果、当第2四半期末における全事業所の会員数は93,019人(前年同期比1.9%減)となりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は4,013百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益225百万円(前年同期比12.1%増)、経常利益224百万円(前年同期比13.2%増)、四半期純利益145百万円(前年同期比90.6%増)となりました。
当第2四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末に比べ3百万円増加し、7,259百万円となりました。これは主に、現金及び預金が91百万円増加した一方で、建物(純額)が80百万円減少したことによるものであります。
負債合計は、前事業年度末に比べ118百万円減少し、4,676百万円となりました。これは主に、長期借入金が266百万円減少した一方で、未払消費税等が90百万円増加したことによるものであります。
純資産合計は、前事業年度末に比べ122百万円増加し、2,583百万円となりました。これは主に、利益剰余金が四半期純利益の計上等により122百万円増加したことによるものであります。
なお、当社はスイミングスクール運営事業の単一事業であるため、セグメント別、事業部門別の記載を行っておりません。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期会計期間末に比べ136百万円増加し、1,395百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は409百万円となりました。これは主に、税引前四半期純利益が224百万円、減価償却費が119百万円となったことによるものであります。また、前第2四半期累計期間に比べ得られた資金は35百万円減少しておりますが、主に法人税等の還付額が41百万円減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は8百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が10百万円となったことによるものであります。また、前第2四半期累計期間に比べ使用した資金は106百万円減少しておりますが、主に有形固定資産の取得による支出が111百万円減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は309百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が279百万円となったことによるものであります。また、前第2四半期累計期間に比べ使用した資金は290百万円増加しておりますが、主に長期借入れによる収入が200百万円減少したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
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