【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間(2023年1月1日~2023年6月30日)におけるわが国経済は、アフターコロナへの機運の高まりから経済活動の制限も緩和され、企業の業績や設備投資についても緩やかな回復基調が見られるものの、足元では、海外景気の下振れ懸念や物価上昇、ウクライナ情勢の影響等により、先行き不透明な状況が続いております。当社グループが属する不動産業界においては、近畿圏不動産流通機構によると、中古マンション・中古戸建とも成約件数は前年比で減少が続いているものの、価格の上昇基調に変化はなく、相対的に高額な物件に対する需要は根強くなっております。このような事業環境のなか、当社グループは、「不動産のあらゆるニーズに応えるワンストップサービス」の提供とその業務品質の向上に努め、投資用不動産のニーズを捉えた収益用不動産、土地、リノベーションマンション等の不動産売上や売買仲介、並びに賃貸仲介、リフォーム工事受注等に取り組んでまいりました。その結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は3,150百万円(前年同期比1.3%増加)、営業利益は93百万円(同38.8%減少)、経常利益は82百万円(同47.0%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては55百万円(同47.6%減少)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの利益又は損失の算定方法を変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、前年同期の数値を変更後の報告セグメントの利益又は損失の算定方法により作成した数値との比較に基づいております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表
注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「3 報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおりであります。
[不動産売上]投資用一棟マンションや土地等の販売に注力し、一取引における取扱高と利益率の改善に注力いたしました。また、それらに加えて、現代のライフスタイルにあった改修を施したリノベーションマンションの販売に注力いたしました。その結果、売上高は1,466百万円(前年同期比23.2%増加)、セグメント利益は92百万円(同19.8%減少)となりました。
[不動産賃貸収入]自社賃貸不動産について、新規物件の取得と保有物件の売却を進め、賃貸ポートフォリオの再構築を行いました。また、自社賃貸不動産の資産価値の向上、入居率の向上並びに新規募集時の賃貸条件見直しを行い利益率の改善に注力しました。その結果、売上高は312百万円(前年同期比1.8%増加)、セグメント利益は20百万円(同64.8%増加)となりました。
[工事売上]売買、賃貸仲介から派生するリフォーム工事や、賃貸マンションの共用部の改修工事及び各居住室の住宅設備の更新工事並びに外壁塗装等の大型工事の受注に注力いたしました。その結果、売上高は424百万円(前年同期比4.8%減少)、セグメント利益は18百万円(前年同期はセグメント損失8百万円)となりました。
[不動産管理収入]入居者様の快適な暮らしを最優先に心がけ、管理物件の新規取得と入居率の維持・向上に注力いたしました。また、管理の受託内容や管理料の見直しを提案することにより、利益率の改善に努めてまいりました。その結果、売上高は255百万円(前年同期比2.3%減少)、セグメント利益は45百万円(同16.5%増加)となりました。
[受取手数料]売買仲介、賃貸仲介につきましては、Web媒体における物件情報の充実化に努めてまいりました。その結果、売買仲介に伴う手数料は、448百万円(前年同期比30.2%減少)となりました。また、賃貸仲介につきましては、手数料収入は、60百万円(同7.8%減少)となりました。売買仲介および賃貸仲介に伴う手数料に、その他の手数料、紹介料等を加えた受取手数料収入合計は691百万円(同23.6%減少)、セグメント利益は168百万円(同35.5%減少)となりました。
当社グループの財政状態は、次のとおりであります。
[流動資産]当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、5,281百万円となり、前連結会計年度末と比較して401百万円増加いたしました。その主な要因は、販売用不動産が552百万円、有価証券が15百万円増加したこと、現金及び預金が165百万円減少したことであります。
[固定資産]当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、4,764百万円となり、前連結会計年度末と比較して176百万円減少いたしました。その主な要因は、投資有価証券が20百万円増加したこと、敷金及び保証金が126百万円、建物及び構築物が28百万円、繰延税金資産が23百万円減少したことであります。
[流動負債]当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、2,716百万円となり、前連結会計年度末と比較して352百万円増加いたしました。その主な要因は、短期借入金が350百万円増加したこと、預り金が35百万円、役員賞与引当金が19百万円、賞与引当金が16百万円減少したことであります。
[固定負債]当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、2,833百万円となり、前連結会計年度末と比較して104百万円減少いたしました。その主な要因は、長期預り金が6百万円増加したこと、長期借入金が90百万円、退職給付に係る負債が20百万円減少したことであります。
[純資産]当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、4,496百万円となり、前連結会計年度末と比較して23百万円減少いたしました。その主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益を55百万円計上したこと、配当金を88百万円計上したことにより、利益剰余金が32百万円減少したことであります。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローにつきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは421百万円の減少、投資活動によるキャッシュ・フローは95百万円の増加、財務活動によるキャッシュ・フローは160百万円の増加となりました。その結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、1,824百万円(前連結会計年度末残高は1,989百万円)となり、165百万円の減少となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、収入に関して、税金等調整前四半期純利益が77百万円、減価償却費が50百万円、法人税等の還付額が13百万円等あったこと、支出に関して棚卸資産の増加額が560百万円、預り金の減少額が35百万円、退職給付に係る負債の減少額が23百万円等あったことにより、421百万円の減少(前第2四半期連結累計期間は416百万円の増加)となりました。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、収入に関して敷金及び保証金の回収による収入が124百万円あったこと、支出に関して敷金及び保証金の差入による支出が12百万円、有形固定資産の取得による支出が11百万円、資産除去債務の履行による支出が3百万円あったことにより、95百万円の増加(前第2四半期連結累計期間は146百万円の増加)となりました。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、収入に関して短期借入金の増加額が350百万円あったこと、支出に関して長期借入金の返済による支出が102百万円、配当金の支払額が87百万円等あったことにより、160百万円の増加(前第2四半期連結累計期間は110百万円の減少)となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
