【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況当第3四半期連結累計期間においては、医療や介護の提供体制を担う人材の不足や財源問題が引き続き継続し、医療ヘルスケア領域における有効求人倍率も全産業平均と比較して高い水準で推移いたしました。このような事業環境のもと、当第3四半期連結累計期間における人材プラットフォーム事業の売上高は、人材採用システム「ジョブメドレー」において顧客事業所数及び従事者会員数が引き続き順調に増加したことに加え、オンライン研修システム「ジョブメドレーアカデミー」においても顧客事業所数が伸長したことにより増収となりました。医療プラットフォーム事業においても、各プロダクトの顧客への導入が堅調に推移したことにより、利用医療機関数が増加し、増収となりました。売上高が伸長する一方で、事業規模拡大に向けて人材プラットフォーム事業におけるマーケティング活動やオンライン研修システムへの成長投資、並びに医療プラットフォーム事業における人員の増強を継続し、中長期的な成長を見据えた投資を積極的に実施しました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高15,501百万円(前年同四半期比48.0%増)、EBITDA3,059百万円(前年同四半期比78.6%増)、営業利益2,544百万円(前年同四半期比104.2%増)、経常利益3,229百万円(前年同四半期比130.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,177百万円(前年同四期比127.4%増)となりました。なお、人材プラットフォーム事業においては、当社グループのサービスを利用して入職した求職者が求人事業所に入職した日付を基準として売上高を計上しているため、一般的に年度の始まりとされている4月に入職が増え、同月に売上高が偏重する傾向があります。そのため、当社グループの業績は、第2四半期連結会計期間に売上高が偏重する傾向があります。
セグメントごとの業績を示すと、以下のとおりです。
①人材プラットフォーム事業
当第3四半期連結累計期間においては、利便性の向上に向けたサービスサイトの機能改善を継続的に実施し、人材プラットフォーム事業全体の顧客事業所数は前連結会計年度末比10.8%増の32.6万件となりました。「ジョブメドレー」における応募数は引き続き増加しており、掲載求人数についても前連結会計年度末比9.9%増の33.9万件となりました。 以上の結果、セグメント売上高は11,129百万円(前年同四半期比44.8%増)、セグメント利益(営業利益)は5,035百万円(前年同四半期比46.8%増)となりました。
②医療プラットフォーム事業当第3四半期連結累計期間において、医療プラットフォーム事業全体の利用医療機関数は引き続き増加し、前連結会計年度末比11.4%増の1.6万件となりました。主たる要因としては、調剤薬局向けシステム「Pharms」の新規導入が進んだこと等が挙げられます。以上の結果、セグメント売上高は4,092百万円(前年同四半期比60.7%増)、セグメント損失(営業損失)は266百万円(前年同四半期はセグメント損失(営業損失)410百万円)となりました。なお、当該セグメント損失(営業損失)が発生している要因としては、売上総利益改善につながる取り組みを優先していること等が挙げられます。
③新規開発サービス 当第3四半期連結累計期間において、介護施設検索サイト「介護のほんね」はコンテンツ拡充及び紹介可能施設数の拡充のための積極的な営業活動を継続的に実施しました。 以上の結果、セグメント売上高は282百万円(前年同四半期比15.6%増)、セグメント損失(営業損失)は227百万円(前年同四半期はセグメント損失(営業損失)44百万円)となりました。なお、当該セグメント損失(営業損失)が発生している要因としては、米国において市場調査及びテストマーケティングを実施していることが挙げられます。
その他、各セグメントに帰属しない調整額(セグメント間取引消去額及び各セグメントに配賦されてない全社共通費用)が1,997百万円(前年同四半期比15.5%増)となりました。
(2)財政状態の状況(資産)当第3四半期連結会計期間末における流動資産は18,630百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,431百万円増加いたしました。これは現金及び預金が1,040百万円、未収入金が992百万円、売掛金が307百万円増加したこと等によるものであります。固定資産は6,544百万円となり、前連結会計年度末に比べ966百万円増加いたしました。これは投資その他の資産が445百万円、無形固定資産が322百万円、有形固定資産が198百万円増加したことによるものであります。この結果、総資産は25,186百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,375百万円増加いたしました。
(負債)当第3四半期連結会計期間末における流動負債は5,994百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,565百万円増加いたしました。これは未払法人税等が569百万円、未払金が249百万円、未払費用が206百万円、預り金が176百万円、短期借入金が155百万円増加したこと等によるものであります。固定負債は1,674百万円となり、前連結会計年度末に比べ537百万円減少いたしました。これは長期借入金が560百万円減少したこと等によるものであります。この結果、負債合計は7,669百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,028百万円増加いたしました。
(純資産)当第3四半期連結会計期間末における純資産は17,517百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,346百万円増加いたしました。これは執行役員及び従業員に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に伴い、資本剰余金が29百万円増加し、自己株式が73百万円減少したこと、新株予約権の行使による自己株式の処分に伴い、資本剰余金が304百万円、自己株式が358百万円減少したこと、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したことにより利益剰余金が2,177百万円増加したこと等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は6百万円であります。
(6)従業員数当第3四半期連結累計期間において、従業員数の著しい増減はありません。
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